今回のハワイの旅、1日ゆっくりできるのは今日が最後。
まだ行っていないウィンドワード方面へ行くことにしました。
東海岸線はお気に入りのドライブコース。
サンディー・ビーチ、マカプウ・ビーチ、ワイマナロ・ビーチと海好きにはたまらないビーチが続々と登場します。
各ビーチを少しずつ見学することに。
サンディー・ビーチはボディーボードの発祥地とされているだけあって、多くのボディーボーダーがショアブレイクの波でパフォーマンスしています。
ほとんどのボディーボーダーはローカルだと思いますが、日本人観光客と思われる男性がひとりボードを抱えて海に入ろうとしたところ、ライフガードのお兄さんが走ってきて止めていました。
ここの波のパワーは半端なく、ショアブレイクの波に乗り損ねると固いビーチ叩きつけられるのです。
過去に、ここで救急車に運ばれていく日本人観光客を見たことがあります。
入水を止められた日本人観光客はライフガードのお兄さんに、この先のワイマナロ・ビーチに行くようにと言われていました。
日本男性は照れくさそうにビーチを後にしました。
私もワイマナロ・ビーチに行くのですが、また会っちゃうのかな
次に訪れたのがマカプウ・ビーチ。
可愛い名前
マカプウとはハワイ語で「丘」を意味し、日の出を望む信仰の場所、いわゆるパワースポットのひとつです。
狭い駐車場からビーチに行くまでは、足場の悪い道を100メートルほど下ります。
海の向こうには島が見えて、島の名前は「ラビット・アイランド」。
こちらも可愛い名前
ハワイアン・ミュージックでよく使われるスラック・キー・ギターの名手、今は亡きギャビー・パヒヌイがラビット・アイランドでライブを開催したことは、今もなお語り継がれています。
マカプウ・ビーチを楽しんだ後は、ワイマナロ・ビーチへ。
全米ベストビーチにも選ばれたことのあるほどの美しいビーチ。
真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海、そしてそのふたつをつなぎ合わす白い波打ち際。
これぞ自然が作り出す美しさ
波は年中穏やかで、時間がゆっくりと流れているよう
そんな穏やかな波で、先ほどサンディー・ビーチ入水を断たれた日本人男性がボディーボードで小さな波を捕まえていました。
どう見ても上手ではなく、いかにも「ボディーボード始めてみました」といった感じです。
さっきのサンディー・ビーチのパワフルなショアブレイクの波に入っていたらどうなっていたのでしょうか
そう考えると、ライフガードのお兄さん、ファインプレーですね。
さて、サンディー・ビーチ、マカプウ・ビーチ、ワイマナロ・ビーチの3つのビーチの短時間観光の後は、72号線を北上しカイルアへ。
この道中も、ahamoのスマホのデータ通信は快調で、Googleマップのカーナビ機能に問題はありませんでした。
とにかく、日本からハワイに来ても、スマホがそのまま使えることは、ノンストレスで嬉しい限り
ランチは、あの名物パンケーキ、ブーツ・アンド・キモズのマカダミアナッツ・パンケーキ。
大人の甘さが懐かしい。
なんだか観光客してるなって感じです。
ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海を意味するので、ラニカイ・ビーチは「天国の海」ということになります。
こちらもワイマナロ・ビーチと同様に、全米ベストビーチの経験あり
ビーチへの行き方は民家と民家の間の細い道を抜けます。
抜ける道は数か所あり、一般的に利用する道は、モクルア・ドライブとモクマヌ・ドライブの交差点付近の道です。
住民の方に迷惑にならないよう、静かに通ることがマナーだと思っています。
ビーチからは小さな2つの島を観ることができ、この島たちが印象的な風景を演出してくれます。
島の名前はモク・ヌイ島とモク・イキ島。
もし私が漫才コンビを結成したら、コンビ名をラニカイにして、私の芸名をヌイ、相方の芸名をイキにしたいと思いました。
そんなつまらないことを考えながら3時間ほどぼーっとしていました。
ああ、明日は日本に帰らないといけない。
5日前、およそ2年半ぶりにダニエル・K・イノウエ国際空港に降り立ち、ahamoのスマホがそのまま使え感動したことが、遠い昔のように感じます。
コロナ禍で、こんなにも長期間ハワイに行くことができなかったのは初めてでしたが、ハワイは今までと同様に私を受け入れてくれました。
良い意味で何もかもがリセットされた感じで、日本に帰って頑張ろうという思いが湧いてきました。
ハワイに心を委ねて良かった。
次回ハワイに来た時も、このブログに日々の出来事や思いを綴っていきたいと思います。
何らかのご縁でこのブログを訪問していただきました方々にとって、よりハワイの魅力が高まりましたら幸いです。