中井久夫集   1      働く患者
1995年1月・神戸       

私の日本語雑記   

 
 
天才の精神病理
 
同時に予約した4冊だが、1冊だけ手元に来るのが少し遅れました。
 
ヘンな「乱読スイッチ」が入ってしまって、次々と本を手に取ってしまう…。
 
 
記憶に残ったことを、ちょこっとだけ。
 
日本語について。小学校の日本語作文指導はなんの痕跡も残しておらず、日本語の文章について考えるようになったのは外国語学習を経過してであることの指摘。
 
震災の経験。ある程度の被害を受けたものの「助かった」人たちの「済まない」「申し訳ない」という後ろめたい気持ち。
ワタシも今、親の介護で苦労したり、悩んだりしている友人のことを思うとき、「自分だけラクになって済まない」という気持ちを抱えている。
なんだろう、このモヤッとした気持ち。
「現役の介護者」や「親の介護と直接関わっていない友人」には話しにくく(まず、共感されない)、介護経験はあるが今は終わっているひとにしか話せない気がする…。
 
電話で感じる「声」や「気配」の大切さ
手書きのメモやファックスから伝わってくるもの
リアルタイムで書いたものが残る意味 あとから「実は、こうだった」というものは、どの程度信頼できるのか?という問題