本日も、ChatGPTさんとの対話をご披露。
前回は、あなたに相談してよかったわでした。
今回は、自分でも調べられるけど、あれこれ参照しなくちゃいけないし、文章を書くのも手間がかかるから、ChatGPTさんに丸投げしてしまえ〜!という対話です。
ときどき書いていますが、ワタシはポッドキャストをよく聴きます。
ほとんど毎日、利用しています。
ワタシの記憶ではポッドキャスト(またはポッドキャスト的なもの)は20年くらい前から存在していて、いささか古臭いメディアなのだと認識していました。
しかしつい最近、高校生と「最近、どんなドラマ見てる?」という流れから「ポッドキャスト、よく聴くよ!」と言ったら、相手は驚いた表情をしました。
その反応を見て、あれ?ポッドキャストって「おわコン」じゃないの?と。
そこで、ChatGPTさんに教えてもらいました。
以下、ワタシの質問は「すぅ:」のあとに示し、改行したあとに出てきたのがChatGPTさんのお答えです。
※書式と「すぅ:」の挿入だけ手を加えましたが、そのほかは「ワタシの入力」と「ChatGPTさんのお答え」そのままです。
斜体はワタシのツッコミです。
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すぅ:この前、「私はポッドキャストをよく聴く」と言ったら、若い人にびっくりされました。ポッドキャストはかなり前から存在しているので、古臭いものかと思っていたのですが、そうでもないのですか?
ポッドキャストは、2004年に始まって以来、かなりの歴史を持つオンデマンドの音声コンテンツです。しかし、最近では、特に若い世代の間で、ポッドキャストの人気が再び高まっており、古臭いものとは見なされていません。むしろ、ポッドキャストは、テクノロジーの発展や、音声AIアシスタント(例:Alexa、Google Assistant)の登場などの要因により、ますます普及していると言えます。
ポッドキャストは、多様なテーマやトピックを扱っており、聴取者にとって、新しい知識を得たり、楽しんだりするための良い方法となっています。さらに、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに簡単にダウンロードできるため、いつでもどこでも聴くことができるという利便性も魅力の一つです。
つまり、ポッドキャストは、時代遅れではなく、ますます人気が高まっているメディアであると言えます。
すぅ:へえ、そうなのですか。どのような番組に人気があるのですか?
ポッドキャストの人気の高い番組は、多岐にわたりますが、以下は一例です。
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トーク番組:有名人が出演し、インタビューを受けたり、自分の考えを語ったりするトーク番組は、ポッドキャストの中でも最も人気が高いジャンルの一つです。
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コメディー番組:スタンドアップコメディアンたちが出演し、笑いを提供するコメディー番組は、聴取者に人気があります。
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ヒストリー番組:歴史に関するトピックを扱った番組は、聴取者に人気があります。歴史的な出来事や人物について深堀りすることで、新しい知識を得ることができます。
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スポーツ番組:スポーツファンには、試合の解説や分析など、さまざまな情報を提供するスポーツ番組が人気があります。
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ニュース番組:世界中のニュースや時事問題を扱った番組は、聴取者に人気があります。政治、社会、科学など、幅広い分野をカバーしています。
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ビジネス番組:起業やビジネスに関するトピックを扱った番組は、起業家やビジネスマンにとって有益な情報を提供するものがあります。
これらはあくまでも例であり、ポッドキャストにはさまざまなテーマやジャンルの番組があります。興味のあるトピックや、好きな有名人などにフォーカスした番組を探すことができます。
すぅ:かなり多様ですね。ポッドキャストを利用している人の割合を教えてください。年齢階層別にも知りたいです。
ポッドキャストの利用者は、世界的にも増加傾向にあります。以下は、米国におけるポッドキャストの利用者の割合を、年齢階層別に示したものです(2021年の調査結果を元にしています)。
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18-24歳:57%
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25-34歳:49%
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35-44歳:37%
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45-54歳:31%
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55-64歳:23%
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65歳以上:16%
この結果から、若い世代を中心に、ポッドキャストの利用が高いことが分かります。しかし、年齢が上がるにつれて利用率は低くなります。ただし、全年齢層でポッドキャストの利用が拡大しており、今後も利用者数は増加すると予想されています。また、さまざまなジャンルの番組があることも利用拡大の要因の一つとなっています。
実はこの質問をする前に、朝日新聞のポッドキャストで「ポッドキャストのリスナーは増えた? 最新情報をお伝えします 国内調査」を聴きました。
その中ですでに、ポッドキャストの現状は知っていたのです。
すぅ:これは驚きました。まったく古臭くないのですね。50代後半の私が愛聴していることを驚かれたのも納得です。日本も似た状況ですか?
はい、日本でもポッドキャストの人気は増加傾向にあります。過去数年間において、ポッドキャストの聴取者数は増加し、様々なジャンルの番組が作られています。また、若年層だけでなく、中高年層においても利用が広がりつつあります。
日本のポッドキャスト市場においては、ビジネスやニュース、トーク番組、音楽、教育、健康、スポーツ、ゲームなど、様々なジャンルの番組があります。また、自己啓発やライフスタイルに関する番組も人気があります。
日本における具体的な利用者数については、詳しいデータがありませんが、ポッドキャストの認知度は徐々に高まっており、今後も利用者数の増加が期待されています。
これまでの対話で、ChatGPTさんは「最新のデータ」にはちょっと弱いことがわかっていました。
さらに言うと、「日本のデータ」より「アメリカのデータ」との親和性が高い印象があります。
ChatGPTの利用者数とか、好んで参照するデータの属性とかが、影響しているのかもしれませんね。
すぅ:私の友人はYouTubeやTVerなど動画映像を楽しむ人のほうが多いのですが、一般的にはどうでしょうか。
動画コンテンツが主流となっている現代において、動画コンテンツを楽しむ人が多いのは確かです。しかし、ポッドキャストもその人気は増加傾向にあり、特にオーディオコンテンツを楽しむ人々に支持されています。
ポッドキャストの魅力の一つは、音声だけで情報やエンターテインメントを提供することができる点です。つまり、通勤や通学、ジョギングなどのスポーツの時間、家事や作業中など、目を使わない時間でも聴取が可能です。また、動画コンテンツに比べてデータ量が少なく、通信環境に依存しないため、スムーズに視聴できる利便性もあります。
ただし、ポッドキャストと動画コンテンツはそれぞれ異なる魅力を持っており、好みや利用シーンによって選択が分かれることもあります。
ワタシが愛聴しているポッドキャストコンテンツには、YouTubeなど動画と同時配信しているものも多いです。
動画のほうだと、話し手の姿が見えますし、図や映像、字幕などで補足的な情報を付加することもできます。
音声だけより映像つきのほうが好き、というユーザーにアピールする必要があるのかもしれません。
慣れていないと、「音だけ」で複雑な内容を理解するのは、けっこう難しいようです。
ワタシ自身は、耳だけで情報を得るほうが好きだし、目が疲れたときにポッドキャストを聴きたくなる傾向があります。
すぅ:なるほど。15分くらいで聞けるおすすめのポッドキャストはありますか?
はい、15分程度で聞けるおすすめのポッドキャストをいくつかご紹介します。
「ゲームセンターCX 15分番組」
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テレビ番組「ゲームセンターCX」のスタッフが、毎回1本のゲームについて15分間トークする番組です。ゲームセンターCXファンにはたまらない内容です。
「15 minutes ヒストリー」
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歴史に関するさまざまなトピックスを、15分程度の短い時間で解説する番組です。聴きながら歴史の知識を深めることができます。
「おはようございます 朝ポッド」
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朝の通勤時間に聞ける、ニュースや天気予報、エンターテインメント情報などをまとめた番組です。15分間で旬な情報をチェックすることができます。
「15 minutes トピックス」
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日常生活に役立つトピックスや、話題のニュースを15分程度で解説する番組です。身近な話題から社会的な問題まで幅広く取り上げられています。
これらの番組は、聴取時間が短いため、忙しいときでも気軽に聞くことができます。また、それぞれの番組が持つテーマやジャンルも多様で、興味のあるものを選んで聞くことができるのも魅力の一つです。
ワタシが好んでいるのは30分以上の番組が多くて、それはそれで満足しているのですけれど。
スキマ時間にちょこっと聴きたいときに適した番組も知りたいと思いました。
ChatGPTさんはときどき嘘つきなので、提案してくれたポッドキャストも実在するのかどうかわかりませんが。
確認する必要もないと思うので、ここはスルーで。
すぅ:参考になりました。どうもありがとう。
どういたしまして。もし、他にも何か聞きたいことがあれば、遠慮なくお聞きください。お力になれることがあれば、お答えしたいと思います。
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というわけで。
全体としては、満足度の高い応答を得ることができました。
昔と変わらず、ポッドキャストを聴いている自分は、動画コンテンツを楽しむひとたちからしたら「周回遅れ」なのかな?と思っていたのです。
ところが、「周回遅れ」と思っていたら、一周回った人が後ろから追いついてきて、あれれ?ワタシが最先端だったの?みたいな感覚です。
自分で調べて、文章を書いても、ほとんど同じ結果を出すことは可能です。
しかし、時間がかかります。
また、このような「作業」は、ワタシのスキル向上にはまったく役に立たないと考えます。
こうした「作業」は、誰かにやらせるのが適切です。
昔、こんな話を聞きました。
「とても優秀で、たくさんの仕事を抱えた弁護士がいます。何をやっても有能なひとで、たとえば、超一流の秘書より早くワープロ文書を作ることができます。さて、この人はそれでも、自分より仕事ができない秘書を雇う必要があるでしょうか?」
答えは、Yes!です。
スキルさえあれば誰でもできる仕事は秘書にやらせて、弁護士は自分でなければできない仕事をバリバリとこなすべきだ、と。
秘書のほうがスピードが落ちるからと言って、誰でもできる仕事を、自分でやる必要はないでしょう、と。
またあるとき、ワタシの知っているある先生が、こんなことをおっしゃいました。
「一国の指導者が、外国のカウンターパートと話すときは、たとえ英語や相手の言葉ができても、通訳を介するべきだ」
ぺらぺらと外国語を使ってみせるのは、軽く見える。
誰かが通訳している間に、考えることができる。
自分ですべてしゃべるより、「自分側の通訳」「相手側の通訳」それぞれが訳している時間を活用するほうが、交渉を進める上では有用だ。
この2つの話を聞いたのは、ほぼ同じ時期です。
それまでのワタシは、なんでも自分でやってしまえ!というタイプの人間でしたが、これを聞いて考えが大きく変わりました。
外国語やITスキルを身につけることに、意味がない、ということではありません。
まったく知らなければ、機械や他人を上手に使うこともできません。
そうではなくて、賢く使うためにはどうしたらよいか?という視点が必要だと思うのです。
自分でなんでも出来るからと言って、自分でなんでもする必要はない、ということです。
ラクをすることに、罪悪感を感じる必要はまったくないと思います。
精神論は、古い。