WindowsからChromebookに鞍替えしたのは、1年ちょっと前。
新型コロナのステイホーム生活が始まったころでした。
そろそろ、新しいのが欲しいな。
いやいや、さすがにまだ早すぎる。
と思っていたのだが。
要介護3の認知症なのに、パソコンなしでは生きられない(?)父親に、Chromebookを使ってもらおうか?と考えました。
ほら、来月は「父の日」があるし。
今使っているのは、Windows10のパソコン。
かなり前に買った製品で、Windows8から10にアップグレードした、と記憶している。
当時はまだ、父も今よりずっとしっかりしていた(その分、せっかちで、今とは違う意味で面倒くさかったんだが)。
つい先日、うっかり手動で「Windowsの更新」を行ったら、いつまで経っても終わりゃしない
理由はたぶん、2つあって。
1.電源を入れてパソコンを使っても、すぐにやめて、電源を切ってしまうので、自動更新が行われないまま溜まっている。
2.かなり古いマシンなので、Windowsの更新処理に、そもそも時間がかかる。
私見だが、「Windowsの更新」は、かなり負荷のかかる処理だと思う。
新しいパソコンだと「あっという間」に終わるが、古いパソコンだと、本当に同じことをやっているのか?と思うほど時間がかかる。
そんなこんなで。
少しずつ、キーボードの反応も悪くなってきたし。
昔は父も、パソコンを使って、いろいろなことをしていたけれど。
今は、YouTubeで音楽を聴くのと、マーケット情報をチェックするくらい。
若い人なら「スマホでいいじゃん」という程度だ。
もともと、パソコンを使う上で、私の手を散々煩わせてきた。
最近はますますおかしくなってきて、自分でも何をしたいのか、わからないこともある。
イラッとして、「自分で出来ないんなら、もうパソコンはやめて!!」と何度口にしたことか。
でも、父にとって「パソコンを使える」というのは、いろいろなことが出来なくなって、最後に残された「尊厳」のひとつ。
年齢的にも、「認知症である」という状態を考慮しても、「パソコンが使える」というと誰もが驚き、褒めてくれる。
主治医も、「え?パソコン出来るんですか?」とビックリしてたっけ(いろんな意味で)。
1年間使ってみて、つくづく思うのだが。
Chromebookは、起動が早い。
Windowsのように、OSのアップデートがらみでストレスを感じることは、まずない。
インターネットしか使わない人、Windows(あるいはMac)でなくてはならない作業を行わない人には、とても向いている。
とりあえず。
父と母に、個別に相談。
買って、試してみることにしました。
もし父が、「こんなのイヤだ」と嫌ったら、連れ合いが使う、ということで合意。
これで、まずムダにはならない
ただし、「ケチケチせずに、いい機種を買うように」とのお達しが
(ガチガチの安物を買おうとしていたのを、見抜かれたか)
Chromebookは選択肢が少ない。
必須要件と予算が決まっているから、機種選定は簡単。
去年、私が買ったのよりちょっと高い製品を、Amazon様で注文。
明後日の夕方、届きます。
私のものにはならないのだが、楽しみである