普洱茶は雲南省の茶
①台地茶(奈園茶)
②野放茶(荒地茶)
③古樹茶(小樹茶 大樹茶)
があり
①台地茶(奈園茶)
人工栽培で枝を切ったり 虫を駆除したり
農薬や化学肥料などを使用した 一番安い茶葉
新茶は渋く 刺激も強く あまり体にもよくない
②野放茶(荒地茶)
昔 茶を人が育てていたが 時代とともに人がいなくなり
そのまま茶の木だけが残り 枝切りなど
人工的な管理がされないまま
自然に育った物だが 香が良い
③古樹茶(小樹茶 大樹茶)
農薬無し 人工的な栽培ではなく 自然に自生した物
古くからあるが 数が少ない為 2000年以降
値段が上がる50g300元以上野放茶にも3種類あり
野放茶と古樹茶の種類と金額の目安
『雲集』野放茶のみ(180元)
『天下雲茶』野放茶の中に古樹茶が入る
割合 今年は古樹茶が多い(280元)
『品鑑』古樹茶の中に野放茶が入る
古樹茶が多い(350元)
『酽品・ 莲心』(580元)
『玉韵雅月』(680元)
『経典普洱』(810元)
『鑫昀晟』(2000元)一番高い
ある人は 野放茶も古樹茶と言い
販売している所が有るが偽物
私にとっての最初の
茶葉は『雲集生茶』2015年新茶
1枚357g 180元
湯の温度 90~95度
茶葉の量 薄めなら7g 濃いめなら8g
時間は20秒
此方のお茶は
私が遅刻してしまったので
飲めませんでした
残念・・・
私にとって最初のお茶の飲み比べ
茶器が蓋碗で煎れてくれました
湯を碗に注ぐとき
ゆっくりと碗のヘリに沿って湯を注ぐと
滑らかで 香高く 渋みの少ないお茶になるそうです
蓋碗の蓋は閉めず しばし待つと
渋みが少なく美味しいお茶になります
普洱の生茶は渋みを感じ 苦手な人がいますが
茶器や湯の注ぎ方で味がかなり変わるそうです
次に同じ茶葉で
蓋碗への湯の注ぎ方を
上から中心一点に注ぎ
蓋をして煎れてみました
時間は20秒
湯色も味も薄く
なのに渋さが際立ち
飲んだ後に舌がザラザラした違和感が残ります
同じお茶とは思えない
不思議です
煎れ方 茶器 大事だと思いました
次のお茶は『天下雲茶』
(ランクが少し上がります)
茶器は蓋碗で煎れてくれました
湯の注ぎ方は
蓋碗の側面にゆっくり低めの位置から
円を描いて注ぐ
次に 湯を少し上から
回さず一点に注ぎ入れると・・・
湯色が濁り
味はザラザラが下の奥に残り
厚みのないお茶でした
良い茶葉なのに
こんな煎れ方をしてはもったいないと
思わずにはいられませんでした
今回の茶菓子は山査子の練り菓子
次のお茶は『酽品』
と先生はおっしゃっていましたが
紙を見ると『経典普洱』?
(またランクが上がります)
此方が2015年物 580元
此方が2012年物 900元
2009年物は 1200元するそうです
飲み比べをしました
茶葉の量は両方共7.5g
湯の温度は100度
湯の入っている方が 新茶葉
湯は蓋碗のヘリに沿ってそっと注ぎ
蓋は2015年物は開ける
2012年物は閉める
茶こしは使わず茶海へ注ぐ
(茶海はお茶の味を均一にするため用いる)
左側 湯色が濃いものが2012年物
厚みが有り
花の様な甘さが上に広がる感じ
どちらかというと緑茶に似た味でした
厚みが有り濃厚
蜂蜜の様な下に沈むような甘みがあり
渋さは感じられず
美味しいです
どちらかというと普洱熟茶の様な味でした
2015年ものだけ
湯の注ぎ方を
一点に回さずして入れた物
高級な茶葉でも 渋さが出ており
先ほどの美味しさは感じられませんでした
茶殻はこんな感じ
今回も美味しいお茶が沢山飲めました~
中国茶 大好き