心に窓があるとしたら
私の窓はきっと閉め切ってるだろう
カーテンで光を遮り
鍵をかけて外から開けられないようにする

どんな心もガラスのように繊細で
傷つきやすく壊れやすい

今までどれだけ心を割った?

砕けた窓から嘆きの声が聞こえる
震える手で破片をかき集めて
あやふやな記憶を呼び起こして
前より脆い心の窓が出来上がるんだ

何度も…何度も…

そうして私は人の痛みを感じる
 
 
 暁-akatsuki-
 
 
夕日よりも朝日が好きな君に詩を届けたら
静かにだけど無邪気に笑ってくれた
雲のように君の心を暗ましてしまいそうで
怖くて不安定な表情見せられなかった
 
恥ずかしげに頬を隠す手のひらが濡れてる
それを僕は見ない振りして後から
聞けばNoと繰り返す君の瞳が凋んでしまい
そんな僕は暁を眺め…
 
思い出が ほら ポロリポロリと溢れる
あの頃が懐かしくて忘れられず
記憶は ゆっくりと涙に沁み透る
だから君らしく泣けばいい
 
「深夜零時過ぎの街外れ
 二階の部屋に見える灯が疼く
 孤影という名の君の姿
 何時しか濃くなっていた
 一度は忘れてしまった景色を
 僕と比べて、また苦しんで
 消してしまえば楽になれると
 昨日までそう思ってた…」
 
聞けばNoと繰り返す君の瞳が凋んでしまい
そんな僕は暁を眺め…
 
思い出が ほら ポロリポロリと溢れる
あの頃が懐かしくて忘れられず
記憶は ゆっくりと涙に沁み透る
だから君らしく泣けばいい
けれど 僕は 何もしてあげられない
この手で触れる事も与える事も
笑えば 理由なんて要らないかな?
だから僕らしく笑うよ
 
君に似せた暁のように…