長男の帰省期間も

残り少なくなってきました悲しい



もうすっかり

オトナの男になった長男、

私のことは未だに「ママ」と呼びます笑



小4の甥っ子は、

大きな図体をしたオトナのお兄ちゃんが

自分が母親(私の妹)を呼ぶように

「ママ」と呼ぶことが

可笑しいらしく、

「( ´,_ゝ`)プッ

お兄ちゃん、オバのことママって言うてる」

とニヤニヤしていていますが、



当の長男、

照れ臭さや恥ずかしさはないらしく

「外国人が母親のことを

マミーって呼ぶのと同じじゃん。

何が可笑しいんだよ。」

と、どこ吹く風。



一度は、行方をくらませ

私の目の前から忽然と姿を消した

元・家出息子。

家が、故郷が、親が、

イヤでたまらないんだ!!

…という書き置きまでした人ですが



やはり、あれはポーズ。パフォーマンス。

実は、私のことを

ものすっっっごく気にしているし、

ものすっっっごく観察しているし、

眼中にないわけではありません。




私は、長男帰省前夜
張り切ってネイルをしたのですが、

帰省初日、空港から自宅へと向かう
私が運転する車の助手席から、
「どうしたんですか、その爪は。
縞が入ってますが、
ヒ素でも盛られたんですか?」
とか言って
早速私をからかってきましたし、


仕事に行かなかった私、
ほとんどをすっぴんで過ごしていたので
朝からフェイスパックをして
化粧水を何度付けしたかわからんくらい
保湿して、
スリーピングマスクも塗って、
ヒッタヒタの水浸しにしていたら
「顔!!笑
ビチャビチャすぎじゃない?
沼から上がってきたか思うたわwww」
と、いちいちうるさい。



家中にハングル文字が溢れてる
シャンプーまで韓国製だ、と笑ったり
ドレッサーに並ぶ韓国コスメまで
しっかりチェックされている。


指先がカサカサ皮向けしているけど、
どうしたの?
母親の指先までよく見ている。
母さんが夜なべをして手袋編んでくれた〜
木枯らし吹いちゃ冷たかろうと
せっせと編んだだよ〜
と歌ったら、
「ネイルのせいだろが笑」と一蹴された。


私の部屋に入ってきた時
テレビ画面に
推しのYouTubeが流れているのを
興味ないようで実はしっかり見ていて、
K-POP男性グループのステージ映像には
何人も映っているのに
私の推しがどの子かをズバリ当てたり、
「ママが好きなタイプはわかりやすい。
パパやユウになんとなく似てるもんwww
どうせ、こいつだろ?」とバレた。



とにかく、私のことを
よく観察しているし、
何かとちょっかいを出してきたり…
二度と会いたくないと言った人、誰?えー



休暇中で
ほとんど仕事にも行っていないので、
韓国ドラマを夜更けまで見て、
毎朝ゆっくり朝寝坊をしている
この頃の私ですが、


毎朝毎朝毎朝毎朝、
「ジャジャーン!!ルンルン
「よっ!!口笛
「ママ!今日は何しようか?キラキラ
と、やかましい声をあげながら
まだお布団被っている私を起こしに
部屋に突入してくるんですよ。


いや、ほんと、
しつこいようだけど
二度と会いたくないと言った人、誰?えー



親子関係は、良好です。
時々言うお小言には
ムスッとはしますが、
「あーあ。めんどくせぇなあてへぺろ
「は?だるもやもや
と、ほんの一瞬
ふてくされるパフォーマンスをするだけで、
ニコニコニヤニヤ笑っています。



オトナになりました。しみじみ。



2月は
「◯年前の今日」と毎日のように
過去写真が出てきて、
賢いスマホが
バカ息子の数年間の変化を笑、
教えてくれます。




大学入試で初めてあの街を訪れたあの日。
暖かいあの街では珍しく雪の日、
まだ希望に満ちた少年の顔をしていました。


刺されるかと思ったあの日。
雪ではなかったけど、
違う意味で震えました笑


二度目の部屋探し、
お引っ越しをしたあの日。
レオパレスに一年間だけ住みました。

その部屋を引き払い、
街をあとにしたあの日。
清々しい顔に変わりました。



新しい街に部屋探しに行ったあの日。
傘が1/3埋まるドカ雪は、
私も長男も生まれて初めての経験でした。



2月はたくさんの思い出がありますが、
思い出される長男は、
別人格のようにバラバラで笑、
長い長い夢を見ていたような気になります。