山岳地帯で伝説のビッグフットにレイプされ、子を孕んだ少女。彼女が産み落とした異形の半獣人が森に訪れたガキどもをしこたま狩る!とにかく狩る!
ただそれだけのZ級スラッシャー!
タイトルと製作年含め内容と展開が思っクソ似てるんで『陰獣の森/ふりむくな!忍びよる殺人鬼の影』と混同されて闇に葬られた悲しきスラッシャー映画。まぁアチラもどちらかというと陽の目を見てないが笑
そして『陰獣の森』同様に無名のスタッフ・キャストによる低予算ホラーではあるものの、荒い画質とチープなゴア、拙いストーリー。そして『陰獣の森』の汚ねぇ山のおっさんをも凌駕するビッグフットのショボさに当時のお茶の間が震えた!
アメリカ
ジェームズ・C・ワッソン監督
ジョイ・アレン主演
伝説の怪物は今も生きている!
どっかの病院。
とある大量殺人事件の唯一の生存者である顔に大火傷を負った青年。彼は自分が体験した信じがたい体験について話始める。
そしてこの地で密かに崇拝されている邪教集団の存在を知るとともに、この忌まわしい森の奥に潜む何者かの気配を感じる事になる。
危険を感じ、森から逃げ出すが時すでに遅く、この地に足を踏み入れた若造共を八つ裂きにする!
始まって早々、ビッグフットに腕引きちぎられてチマツーリにあげられるおっさんの血が、ビッグフットの足跡に流れ込んで血で染まりタイトルが流れる演出はなかなかカッコ良かったです。
基本''淫獣''というくらいだから無駄にセックスシーンは多めで大体お決まりでセックスしてるとムラムラしたゴリラに速攻で殺されます。笑
特に獣人にハンマー投げの室伏の如く、寝袋ごと振り回されて、そのまま投げられ木の枝にぶっ刺さる殺害シーンのシュールさは尋常じゃ無いな、
ラストでは怒れるビッグフットさんが若者たちを次々とチマツーリ状態にしてくれるのが愉快でしてね、謎にスローモーションかかりながら無駄にゆっくーりネチネチ見せるのは多分スプラッタシーン誤魔化すためやな。
熊手で一突き殺し、ガラスで首切り、そして腸引っ張り出してフレーフレーって応援するビッグフットさん可愛い(*´ω`*)
特に淫獣というほど淫らな映画でもなかったですし、ビッグフットさんが完全なる被りもんでしたね、しかもラストまで尻くらいしか見えんしな、
ちなみに今作はホラー映画の古典的名監督としてしられるジャック・ターナー監督が1957年に撮影した『NIGHT OF THE DEMON』のリメイク作だそうな。
オリジナルの方は拝見していないので比較は出来ないのですが、明らかに駄作やなぁ。と一見しただけで分かるくらいにはポンコツでしたねぇ