昨日の夜、いつものように仕事終わってランニングしていたら






前から女の子が2人…














走ってきた!












ひぇっΣ(゜д゜;)


ボクすか!?








見た感じ高校生?くらいの今時のギャルチックな2人はボクに話しかけます。







『あのぉ~よくここ走ってますよねぇ~(笑)エッなんかスポーツしてるんですかぁ?(笑)』

『ってゆうか!いきなり何言ってんのぉ~(笑)すいません~(笑)』

『ほらあんたも謝りなよぉ(笑)』


『あっすいませ~ん(笑)』




















イヤイヤ……はぁ?



何を言いたいんだ











最近の若い子は日本語が上手ではないようだが









ツカいちいち「~」←このヒョロヒョロつけんなよ!


いちいち(笑)つけんなよ!


なんなんだよ!?ファンキーガールズ!!












『てか~彼女とかいるんですか?(笑)』



『てかいきなりすぎ!(笑)』




















右!確かに!












『いやいないけど…』





『じゃメアド教えてください!』
『ごめなさい。知らない人には怖いので教えれません。』
















即答してしまた(笑)

















と言うことで…










若いっていいね!
怖いもんなんてないんだろね( ´∀`)

純粋と言えば純粋…
アホと言えばアホ…(笑)













なんかケド自分もあんな事よくしてたな~(笑)



















してたんかいっ!!(-゜3゚)ノ笑












昔ね♪もぅそんなガッツありましぇん( 」´0`)」









あぁまたいたら気まずいな~( ̄人 ̄)
ドブネズミみたいに

美しくなりたい




写真には


写らない










美しさ





























































































…………













ジャンジャンジャン!!


リンダリンダ!


リンダリンダリンダ!


リンダリンダ!


リンダリンダリンダ!
アァーアッ!!!























あぁ~青春ってよいなぁ~( ´∀`)/









中学生に戻りたい(_´Д`)








またバンドしたいなぁ…(´-ω-`)





















リンダ!リンダァァアッ!!!
とゆうことで、待ちに待った!














イヤイヤ…





しょうがなくの!


海行きの日がきた。













『キャー!キモチイ↑↑』



『さち、ハシャギすぎだって!』


『だってはじめてなんだもん!バイクってこんなにキモチいんだね!』



『そぅ!?そんなに喜んでくれたらよかった!なぁ慎二!』



『キャーキャーうるせぇよ。』



『またまたカッコつけちゃって慎ちゃ~ん。』






健太は調子に乗って飛ばしはじめた。




『おい!健太、事故んなよ!』



『慎ちゃんに言われたくな~いよ!』



『…くそ。』






















『ねぇ慎二くん。彼女とか好きな人とかいないの~?』


『いね~って言ったじゃん!こないだ!』



『知ってる~。』




『…うぜぇな。』





『フフッ(笑)ケド慎二くん、モテるんじゃないの~?』




『モテねぇよ。』




『知ってる~。』



『……。』













(完全にナメられてる。)









『…………そっちこそ。』





俺も聞きたいと思った。











『私?…う~ん。4、5、6…7人かな。多分。』







『!?』





『だってほら、モテそぅでしょ私?』





『………。』






確かにと少し納得してしまった俺。









『…うっそ~。いないよ~。ビックリした?』


『してません!!』









『フフッ(笑)』













(オチョクってんのか!)














けど…よかった…
























『ヨシッ!着いた~!』




周りの人達が4人を見ている。




『まぁうるせぇもんな。俺らのバイク。』



『まぁ確かに、走ってるときめっちゃ見られてたね。』



『目立つしね。この色とか(笑)』



『てか何でピンクと黄色!?戦隊もんだったら女役の色だよ?(笑)』




『可愛いから♪』



『ハハハッ(笑)変なの~。』









『じゃ早速着替えよっか!』



『はぁ~い!!』
















更衣室に着くや否や慎二が口を開いた。






『ツカ慎二さんよ~。どうなんだい?』



『何が?』



『さっちゃんだよ!好きなんだろ!ちゃんとトークしたか?』



『イヤ別にそんなんじゃっ!!……まぁ普通に話したよ。テカおちょくられてた。』



『ハハッ!なんだよ!いい感じじゃん♪』



『…そっちは?』



『俺?バカヤロっ!俺を誰だと思ってんだ?ハートブレイカー健太様だぞ?もぅ優子ちゃんは俺の虜さっ!』



『…よかったな。じゃ先行くわ。』




『ちょ、ちょいまてよっ!』


























『いいよなぁ~、可愛いよなぁ~優子ちゃん♪さっちゃんも♪毎日毎日お前と二人でいるから、なんかスゲェ新鮮だよな~。』


『まぁ確かにな。』



二人は海の家のテーブルでだらけながら話ている。





『ちょっと俺マジで優子ちゃんにコクっちゃおうかな~。』


『えっ!まだ早いだろっ!』


思わず立ち上がる俺。



『なんだよっ!…な~に、お前はお前のペースで行けよ。俺は今行きたいんだっ。』


『別に俺は…。』


腰を下ろす俺。



『もぅホントにだらしねぇやつだな!よっし!』



健太は立ち上がり




『俺も入れてぇぇ~!!』






と、二人の元へ駆け寄った。












そして二人に何か話している。



俺は健太の軽いジェスチャーで何を言っているかが手に取るようにわかった。





嫌な予感がした。













幸子が一人で俺の方に歩いてくる。













俺は後で健太を一発殴ると固く心に決めた。














『なに?話って…。』

















もとい。思いっきり!殴ると決めた。












『イヤ…これは健太が勝手に…』




『私も話があるの。』






(ないぃぃ!?)









『えっ、あっ、別にあのっ…』





『(笑)大丈夫だって!告白じゃないから!』













(…………なにぃ~…。)















『別にかしこまって話すことでもないんだけど。…慎二くんて夢とかある?』







(いきなりなんだ!?)








『…う~ん。あんまり考えたことないケド。でも実家の農家継ぐんじゃねぇかな。こんなこと親父に言ったら「お前みたいなのはできない。やるなら手伝ってから言え。」とか言われるから家では話さないけど。』





『ふ~ん。ケドいいよね。あるだけ。』




『幸子は?』



『私は…無いかな…。』



『…それで悩んでんの?』



『…うん。だってそろそろ考えなきゃいけないじゃん。将来の事とか。』



『まぁな。』




『みんな何がしたいんだろ、とかたまに考えてさ、自分ってどうなるんだろって思ったりするんだよね、最近。』




『…そなんだ。あんまり考えてねぇんじゃね~の。少なくとも俺の周りは多分。』



優子とフザケあってる健太を見ながら言う。



『フフッ(笑)…まっ、今は楽しい時間なんだからこんな話はやめよっか。ゴメンね、変な話して。いこっ!優子たちんとこ!』





『おぉ…。』








立ち上がった幸子は何かを隠したように感じた。






























『あぁ~楽しかった!ちょっと疲れたね。』




『そろそろ帰ろっか。日も暮れてきたし。』



『そだね。今日はありがとう。いい夏の思い出ができた!ねぇさち!』



『そだね!本当楽しかった~。』




『じゃっ、行くか!優ちゃん乗りなよ。』






健太はいつの間にか優ちゃんと呼ぶようになっていた。





『んじゃ私も乗ろっと。よろしく、慎二くん。』




『うん。』




『じゃ慎二ちゃんと家まで送れよ!事故んないで!』


『うっせぇ。わかってるよ!』



『ほんじゃ、さっちゃんまた遊ぼうね!慎二また明日な!』



『ありがと~!健太くん!またね!』






健太と優子は周りの人達に注目されながら走り去っていった。







『俺らも行くか。』






『…慎二くん。ちょっと時間ある?少し話さない?』



一度またがったバイクから降りながら幸子は言った。





『えっ!…いいけど。』












この時俺は変な期待はなく、なんだか嫌な予感がした。





















『ここって綺麗だよね。子供の時よく連れてきてもらったな。最近は来ないけど昔と全然変わってない。』


砂浜を歩きながら幸子は言った。










『…いきなりだけど私さ、実は来月東京に行くんだ。』



(はっ!?)



『えっ!?引っ越すの!?』






『うん。引っ越すというか、一人で。東京の高校に行くの。』



『いきなりそんなっ!なんで!?』










『…さっきやりたい事とかないって言ったけど、本当はあるんだよね。医療の勉強。ほら、女医さんってかっこいいでしょ?』



ふざけた感じで言う幸子。



『いやマジかよ!?』








『…うん。』









砂浜に落ちてる貝殻を拾いながら幸子は言った。










『うちの親、お父さんは私が幼稚園の時にもうどっか行っちゃって…いないんだ。お母さんは生まれつき目の病気で今はあんまり見えないの。それでさ…私も将来お母さんみたいになるんだって。』














幸子は拾った貝殻を海へ投げた。







『…それで勉強したいの。お金は奨学金とかでどうにかなるし。』







いきなりの事に驚いた俺は、何も言えずに幸子を見ていた。







『だからよかった!慎二くんや健太くんと出会って、こんな楽しい思い出までつくってもらって。』








『別に何も…。』












『ありがと。この事は誰にも言わないで。優子も誰にも言ってないから。何も言わずに行こうって決めてるの。みんないい人ばっかりで寂しくなっちゃうから。』




『じゃあ何で俺に?』












『…なんかよくわかんないけど、いいかなって。口固そうだし慎二くん。』










『言わねぇけどさ…。』













『ごめんね、変なこと言って。気にしないでね。さっ暗くなってきたし、行こっか。』




『……うん。』









気づいたら辺りは暗くなり、砂浜には俺と幸子二人だけだった。
















それからバイクまでの距離、幸子は何もしゃべらなかった。













重い空気を破ろうと俺は口を開いた。









『…大変だろうけどよ、頑張れよ。東京とかよくわかんねぇけどさ危なさそうだし、気を付けろよ。なんかよくテレビでやってるじゃん。通りがかりの女性にいきなり刃物持って…』








幸子は早歩きで少し前に行った。

























幸子が

























泣いている
































やっぱり辛いんだ











小さい頃から母親一人で苦労したんだ










どうしようもない将来への不安とか











幸子は何も悪くないのに










こんなに優しいやつなのに










この小さな背中にたくさん背負ってきたんだ














辛いよな






















『ガサッ!』










俺は思わず幸子の背中を抱き締めた。



















幸子は我慢していたものが溢れだした。
















『頑張れよ』












それしか言えない…







何て言ったらいいかわかんない…










だけど今はこうするしかなかった


















頑張れって何回言っただろうか…そのたびに小さく、幸子はうなずいていた。












少し泣き止んだ幸子が『行こう』と言って












そのあとは何も話さなかった…





















幸子を家まで送り、俺もゆっくりと家まで帰った。
















家に着いてエンジンを止めると同時くらいにメールがきた。
















幸子からだ。




























『ありがとう』























俺は














泣き崩れた。

















なんて無力なんだ












何もできない自分は
















泣くことしかできなかった。























ふと見上げた夜空は



















満月だった。






















あの日の事は



























ずっと忘れないだろう。