はい、皆さんこんにちは。アギョウです。
今回はマイラーズカップの全頭追い切り診断となります。
ケイデンスコール【B-】
この馬は前走で調教推奨に上げたほど、絶好の仕上がりという感じで、調教時計はもちろん、動きにも目を見張るものがありましたが、流石に今回は前走と比べてしまうと、もう一息という感じがします。前々走の京都金杯で、賞金加算が出来たということもあり、ここは安田記念へ向けての叩き台仕上げでしょうね。あくまで前哨戦仕上げの中で、どれだけやれるかになりそうです。
エアロロノア【C+】
最終、1週前と併せ馬を大きく突き放すなど、良い動きを披露しましたが、この馬は割と調教ではよく動くタイプです。前走や前々走も調教では素晴らしい動きを見せていました。今回も一見すると絶好に見えるかもしれませんが、僕は、あくまで好調キープまでだと思います。もう一つ、この馬で気になるのは1週前、2週前と重馬場の坂路を物ともしなかったことから、パワーやスタミナといった方向性が強いかなというところですね。おそらく、今週は良馬場での開催が濃厚で、また凄まじい上がりが飛び出す高速馬場でしょうし、そういう高速馬場になった時にスピード負けする可能性があります。この馬は、状態的には前走同様で、適正部分がどうかという感じですね。
アルジャンナ【D-】
前走は長期休養明けながら、上がり32.8秒の末脚を繰り出して5着だったということで、一見すると悪くない内容にも思えるのですが、この馬はノーザンファーム生産馬。前走も外厩でキッチリ乗り込んでいたこともあり、決して悪い状態ではありませんでした。その割には少々、物足りない内容だったなというのが本音です。休み明けの前走からキッチリ仕上げていた分、一度、使った効果というのも薄いように見えましたし、この馬は2歳や3歳の時から、そんなに変わった感じを受けません。結果的に早熟だったかなという感じです。調教的には、特にこれといった強調材料は見当たりません。
エアスピネル【B+】
今年で8歳になりますが、衰えをまったく感じさせません。むしろ、順調に使えているということもあり、また良かった頃に少しずつ戻りつつあります。この状態なら、もう一回、芝を使ってみたいという陣営の気持ちも分かります。ただ、ダートでもあれだけ走れる馬ですから、パワー・スタミナが武器なのは間違いないでしょう。調教でも1週前に重馬場だった坂路を、まったく苦にしていませんでしたからね。この馬もあまり速い上がりが必要になると、どうかなという感じです。状態は本当に良いと思いますが、この舞台では適正という意味でどうでしょうか。
ギベオン【B-】
前走は、大金星となる勝利を上げましたが、今になって前走の調教を振り返ってみると、1週前に重馬場だったCWを物ともせず、全体80.3秒、終い11.8秒という時計をマークしており、確かに復調の兆しはありました。ただ、その反動か予定していた大阪杯を回避した上に、今回は前走ほど目立った動きはありません。今回は調教時計や過程などを考慮すると、去年のエプソムカップぐらいの仕上がりかと思います。
ラセット【C-】
前走は、1週前にテン良し、終い良しの追い切りで、最終追い切りも久しぶりに終い11秒台をマークするなど、絶好の仕上がりという感じでした。ただ、今回は最終追い切りで坂路51.9秒をマークするも、終い12.7秒と、バタつき気味になってしまったのが気になるところです。これは良くても前走同様まで。もしかしたらデキ落ちの可能性まで考慮しなければならない場面かと思います。
ボンセルヴィーソ【A-】
この馬も、前走で調教推奨馬にしたほど、前走の調教は良かったと思います。その分、今回は反動が出てるかもなと思っていたのですが、思ったよりデキ落ちはしていないと思います。全体時計こそ目立ちませんが、軽く仕掛けただけで終い12.5秒。遅い時計で走ることを我慢しきれないという感じで元気一杯です。これなら問題なく能力は出せる状態でしょう。前走ほどとは言わないですが、ここも、この馬の能力はしっかり出せる仕上がりです。ここは2走前ぐらいの走りはできる状態にあるのではないかと思います。
ルフトシュトローム【B-】
この馬も、間隔が詰まっているので軽めの調教を2本ですが、動き自体は素軽く、能力は出せる仕上がりにはなっていると思います。この馬も大幅なデキ落ちという感じはしません。しっかり好調キープです。ただ、この馬は状態どうこうというより、前走の競馬を見ると、馬の気持ちの問題が大きいのかなという感じで、馬に走る気があるかないかが大きなカギになりそうです。前走から変わった感じがないところを見ると、ここでの一変は難しいのかもしれません。
ダイワキャグニー【C-】
1週前に重馬場だった南Wを物ともせず、全体79.5秒、終い12.5秒の好時計をマーク。去勢してからは、調教でもよく動くようになっており、今回もしっかり好調キープといった感じでしょうか。ただ、重馬場だった南Wであれだけ走れる馬ですから、この馬もベストはパワーやスタミナが問われるような条件でしょう。速い上がりが必要になりそうな阪神マイルというタイプではありません。状態はマズマズだと思いますが、この馬も適正がどうでしょうか。
パンサラッサ【C-】
この馬も、1週前の重馬場だった坂路を物ともせず、全体51.9秒、終い12.7秒という時計をマーク。良馬場の坂路と遜色ない時計を、いとも簡単に出しているだけに、この馬も重馬場を物ともしないパワーやスタミナといった部分が売りの馬でしょう。高いレベルが要求される高速馬場の阪神マイルという舞台がどうでしょうか。状態自体は可もなく不可もなくといった感じだと思います。
ワールドウインズ【C-】
最終追い切りで併せ馬に遅れてしまいましたが、この時は馬なりだった上に、この馬は併せ馬に遅れても、レースでは問題なく好走しており、特に併せ馬の遅れは気にする必要はないでしょう。ただ、前走から、割と間隔が詰まっているということもあり、大きく変わった様子はなく、あくまで前走同様までで、どこまでやれるかでしょう。
カイザーミノル【B-】
この馬は、久しぶりの勝利を飾った2走前で、坂路52.2秒をマークするなど、調教の時計とレース結果が、割とリンクしやすい傾向にある馬です。今回の調教時計を見ると、3月24日に坂路52.6秒の時計があります。今回は2走前より少し下ぐらいの状態かと思います。
ザイツィンガー【B+】
今回、前走と最終追い切りで、ほぼ同じような調教時計を出してきました。状態はしっかり好調キープという感じでしょう。近走は特に結果は出ていましたが、この馬としては高いレベルで安定しているのではないかと思います。このメンバーでの力関係が鍵になりそうです。
フォックスクリーク【C+】
1週前に坂路52.7秒とマズマズの時計をマークしましたが、最終追い切りはクラヴァシュドールが相手だったとはいえ、併せ馬であっさり遅れてしまいました。休み明けだった前走は最終、1週前と好時計を連発し、併せ馬にもしっかり先着していただけに、前走と比べると、やや物足りない感じもします。休み明けからキッチリ仕上げる中内田厩舎だけに、上積みはないと見てもいいかもしれません。
ベステンダンク【D-】
最終追い切りで坂路52.9秒、終い12.6秒と、この馬にしては好時計をマークしましたが、この馬が本当に良かった頃は、坂路をヨレることなく真っ直ぐ走れていたのですが、今回は右に左にと、少しモタれるようなシーンがありました。流石に年齢的な衰えは隠せないのかなというところで、近走同様ぐらいでどこまでやれるかではないかと思います。
ブラックムーン【C+】
最終追い切りがポリトラック。前走よりは少し良いかなという感じもしますが、坂路でも速い時計がなく、この馬も流石に年齢的な衰えは隠せません。全盛期の走りを望むのは難しいでしょう。この馬は前走より少し上ぐらいで、どこまでやれるかでしょう。
というわけで、今回はこの辺で終わらせてもらいます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
(※調教評価は「S+」「S-」「A+」「A-」「B+」「B-」「C+」「C-」「D+」「D-」の10段階評価)