この前に友人の結婚式に招待されていってきました。新郎にはその時初めてお目にかかったのですが、とても好青年でかなり良い印象を持ったのです。結婚式は仙台ではおなじみのMJQウエディングさんがプロデュースする定禅寺通りにあるゲストハウスで、アットホームな雰囲気の可愛らしい教会での挙式は大変素晴らしいものでした。

そして、その後に敷地内に隣接している会場で、披露宴が行われました。会場の雰囲気も良くて、新郎新婦が登場してキャンドルサービスをしたり、ケーキ入刀があったり、みんなで写真撮影したり。美味しいお料理をいただきながらお互いの友人代表が一言二言述べるのを聞いたりと順調に進んでいったのです。

しかし、順調に進行していると思っていた披露宴が、ちょっと変だなと思い始めたのは2回目のお色直しからでした。通常、お色直しというのは新婦がメインで行うものですよね。しかし、2回目のお色直しでも、新郎の着ている服がかなり奇抜なものになり、そしてなぜか新婦が2回のお色直しなのに対して新郎は3回もお色直しをし始めたのです。

しかも3回目のお色直しはなぜか自分が好きなヒーローの格好で登場するという最高の奇抜ぶり。これには参加している人達全員が度肝を抜かれていましたが、当の本人である新郎や新婦はそれを気にせず楽しんでいる様子。

自慢では無いですが、これまで色々な結婚式に参加してきた経験もありそれなりに結婚式を見る目というのは厳しいつもりですが、新郎が3回もお色直しをしてこれほどまでに奇抜な格好をするという結婚式は私の人生の中で初めてでした。それゆえに、逆に新鮮な感覚を与えてくれた気もします。

まあ、結婚式というのは親戚や友人を招いているとはいえ結局のところは自分達のためにするものですから、それにどのような演出をするのかというのもその夫婦の自由と言えば自由です。後で聞いた話によると、MJQウエディングさんでは自分たちのやりたいようにやらせてもらえる自由な結婚式だそうで、今流行りなんだとか。


しかし、一言だけいわせてもらうと、結婚式はどちらかと言えば新婦のためのものですから、お色直しも新婦をメインにすべきだと思いましたね。新郎が3回お色直しをするならば、新婦は4回するくらいの披露宴だったらもっともっと盛り上がったかもしれません。