3歳からヒーローコールが57kg、かなりの格下からは連勝馬シュアゲイトが51.5kgの斤量で参戦するなど、転入馬含めなかなか珍しいメンバー構成になった今回のサンタアニタトロフィー。夏開催に戻してイベントも沢山復活した中で馬券も当てたいところ。


本命に推奨したいのは転入馬の一頭◎デュープロセス。中央時代には昇竜ステークス、青竜ステークスを勝つなど3歳オープンで十分な活躍を見せた。ユニコーンステークスこそ負けたもののタイム差無しで相手は後にかしわ記念を勝利したワイドファラオ。近親にはヴィクトワールピサもおり、素質的に言えばかなりの上位。近走がパッとしない成績から上位人気馬と比べるとオッズが離されているが調教も動いていて、御神本騎手で新味が出ればなかなか面白い1頭。ヒーローコールは言うまでもがなと言ったところ。斤量は確かに見込まれた感じはあるが心配点はそれくらい。今回も好勝負に持ち込めそうで。タイムフライヤーも実力馬。ホープフルステークスを勝っているくらいであることから能力が足らないことは無い。転入して期待ほどでは無いがそこそこの走りは見せてきた。去年のマイルグランプリも中々良い内容で、前走もベストでない1800のブリリアントカップで結果を出した。クアトロ騎手の手綱捌きにも期待すれば評価は高めに。は調教抜群のトランセンデンス、展開次第では残り目のあるエスポワールガイ、未知な部分が多いものの鞍上魅力で1発までありそうなダノンスプレンダー、先行力に期待のかかるリコーシーウルフまで。