11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:20本
観た鑑賞時間:2325分
トータル・リコール コレクターズBOX(初回生産限定) [Blu-ray]
再掲)41点なんてことない映画であり、どーしよーもない映画ですが、貶すほどの映画でも無いです←イイスギ!映像だけの映画にも拘らず、その映像が全く魅せれていない。既視感(アイデア不足)とかの問題では無く、リアル系(シリアス系)SF映画で最も重要な「在る感(実存感)」が不足してるのと、映像系娯楽映画で最も重要な「映像のリズム不足(メリハリ)」が問題。そして映像で魅せる映画はストーリーを単純化すべきという無根拠な理由により、穴が無いのに何の見所も無い平坦な映画になりました。ま、貶すほどの映画でもないけど
鑑賞日:11月29日 監督:レン・ワイズマン
The Raid/ザ・レイド[米版]
再掲)93点!傑作!まさか「10年に1本のアクション映画」という宣伝文句に偽りが無いとは!というかこれ以上のアクション映画を過去に観たことあったっけ?とりあえず、このジャンルで過去最高点あげます!ストーリーはシンプルすぎるほどシンプルやけど、アクション映画として最も重要な「戦いが始まる理由(設定)」を描いてあるので、全く不足無し(というかシンプルな方が良い)。戦う理由(序盤の推進力)を設定しておいて、後は「戦いの中で戦う者たちのキャラを説明」して推進力を加速させる。ネタバレでコメント欄へ続く
鑑賞日:11月29日 監督:
ロックアウト
満足度80点!こんな映画を絶賛するから信用を無くすワケですが、こういう映画を観たいが為に「う○こを踏み続ける作業」をしてるんやから、絶賛せざるを得ないですね(んなこたない)。SFアクション(コメディ)の主役がガイピアース!名前がスノー!しかも80年代風ヒーローキャラ!ガンガン殴られてるのに相手をバカにし続けるオープニングでもうOKっしょ?もちろん、前半はだるだるやし、ストーリーは無茶苦茶やし、敵キャラはバカすぎるしで、イロイロ残念ではあるけれども、その残念さ(バカ)もひっくるめてエエ塩梅なんよね~!
鑑賞日:11月28日 監督:ジェームズ・マザー 、 スティーブン・レジャー
カラスの親指
満足度0点。なんなんすかこれ?観終わった後、感情を抑えきれずに・・・『こんなクXXXXXXXXXXクXオXナXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXバX野XXXXXXXXXXXXXXXXうXこXXXXXXXXXXXXXXXXちXこXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXヘXクXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXしXXしXえ!!!!!』っと、ここでは書けないような事を、大人気なく言いまくってたら、一緒に観た子とケンカになりました←
鑑賞日:11月27日 監督:伊藤匡史
人生の特等席
満足度74点!クリントイーストウッドがソコに居てるというだけで、これはもう特別な映画なのです。ストーリーはベタやし、展開はモタモタしてるし、編集のリズムは悪いし、トンデモな演出も多い。ほとんど役者の力(と魅力)だけで出来上がってる映画が、傑作であるワケが無いんやけど、そこにイーストウッドが居てると、映画の枠を超えて「観る価値のあるもの」になる。面白かったんじゃない、うれしかった、心底、嬉しかった。またイーストウッドがスクリーンで観れた。それだけで泣きそうになった。僕の神様で、僕のヒーローだ、ずっと。
鑑賞日:11月26日 監督:ロバート・ロレンツ
ドリームハウス
満足度62点!シェリダン監督なので、おっ!っという演出の冴えがいたるところにありますが、魅せ場が悉く(ヒューマンな)ドラマシーンに偏ってる(元々アクションやスリラーは得意ではない)せいで、結果として「泣き映画」みたいになってます。まぁ泣き映画でも良いんすけど、いくらでもハデにアクションやホラーを盛り込める設定で、いくらでも燃えるクライマックスに出来るのに、盛り下がり気味にフワッと着地ってどないやねん。ネタバレ出来ないので「今回もダニエルはムキムキだよ」という言葉を残してフワッとこのレビューも終わります←?
鑑賞日:11月26日 監督:ジム・シェリダン
カジノ・ゾンビ BET OR DEAD [DVD]
満足度71点!オモロイ!ビッチ過ぎるエロヒロインがサイテーでサイコーやん!決して絶賛できる映画では無いけど、こういうホラーコメディって映画館で観ると断然オモロクなるから不思議やね!魅力的なキャラも多いし、コネタも効いているしで、大いに笑わせて頂きました♪撮影しながら考えたのか?と思えるほど唐突な展開が多いし、ラストカットが撮りたかったダケと思える終盤の我がエロヒロイン(?)の顛末など、大いに不満はあるけれども、それもまたB級映画の醍醐味ともいえる程度の「楽しい余白」というヤツです←B級映画に優しすぎる!
鑑賞日:11月24日 監督:
ボディ・ハント [DVD]
満足度64点!なるほど!っと思わせてくれるお話がイイですね!前半のテンポの悪さは出色の出来(←イヤミ)で、水泳時間かと思えるレベルでしたが、一応伏線は張られてたので、ギリ許します←上から!?脚本が上手いとも思えんので、これはジョナサン・モストゥのオカゲなんかな?せっかくジェニファー・ローレンスなんやからとイロイロと魅せ場(歌とかセクシー描写とか)を入れすぎ(しかも全く魅せれてない)て、作品の良さを殺しまくってるのがヒドスギっすね!まぁそのオカゲで、すっごくおっ○いが大きいことを発見はしましたけどね!←バカ
鑑賞日:11月24日 監督:マーク・トンデライ
声をかくす人
満足度70点!シンプル過ぎるほどにシンプル!複雑な時代背景はザックリと描き、今(2010年代)の観客が今のモラルで観る映画(今起きている問題に置き換えてみる映画)に仕上げてる。誰にでも理解でき、誰もがストレートにテーマを受け入れられる映画であることを良しとするかどうかで評価は分かれるかな?サスペンスっぽいタイトルやけど、謎が推進力の映画ではないし、複雑な思惑が交差するような駆け引きの映画でもない、マジメで誠実な映画ではあるけれども、個人的には少し物足りなかった。シンプルなのに散漫に感じてしまうのが不思議。
鑑賞日:11月24日 監督:ロバート・レッドフォード
ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド
満足度63点!案外、出来は悪くない!案外、お金が掛かってる!案外、画作りがシッカリしてる!案外、アクションもイイ!なのに案外、面白く無いのはなんで!?それは案外、イイ部分(予算、画、アクション等)に原因があるのかも!?もちろん、「単純に撮りなれてない」ダケという可能性もあるけど、いろんな意味での「妥協の繰り返し」が、「なぜキューバなのか?」「なぜゾンビ映画を撮らなければならないのか?」という熱き理由を消してしまったのかも?ま、それでもキューバ産ゾンビであることは間違いないので、観れただけでも満足やけどね!
鑑賞日:11月24日 監督:アレハンドロ・ブルゲス
サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション DVD
満足度65点!笑えるし泣ける!そしてオトコの方が楽しめる!・・・っと聞いてたので、ちょっと期待しすぎたかな~。個人的には「よく出来てる」以上のものは無かったです。ノスタルジーものとして王道の展開で、王道のオチ、ディティールで笑いと涙にアクセントを入れるという魅せ方、うん、キチンと出来てます。んが!自分はハマらない。なんでかな?っと考えると、自分を重ね合わせる(共感する)キャラが居ないことが一番かな?うん、これ以上書くことが無いというw
鑑賞日:11月19日 監督:カン・ヒョンチョル
殺し屋たちの挽歌 [DVD]
満足度55点!え?これがフリアーズ!?いや、これこそがフリアーズの根っこなのか!なんというか、目一杯背伸びした「何か深いようで全く深くないオシャレ映画」です←毒あり過ぎ!10代の子が撮るような青臭い映画を、40過ぎて撮ってるのがオモロイ!傑作青春映画「ハイフィデリティ」を60歳の時に撮ったのも納得です!ちなみにどんな内容かというと、ジョンハートとティムロスとテレンススタンプがキャッキャキャッキャと楽しくじゃれ合う映画です(ウソ)基本ツマランという以外ないけど、終盤の展開はソコソコ笑えます(これはホント)
鑑賞日:11月14日 監督:スティーブン・フリアーズ
ゲットバック
満足度60点!さすがエクスペンダブルズ2のサイモンウェスト監督と、エクスペンダブルズ3出演予定のニコラスケイジという黄金コンビ(コンエアーの監督と主演でもある)!ハッキリ言って、なーんにも無いです!この手の使い捨て映画として完璧ともいえる「どーでもいいことで、どーでもいい連中が、周りの迷惑を全く無視して、とくかくムチャクチャ暴れまわる!」とううどーでもいい映画にキチンとなってます!そして、ほぼ満員の観客(なぜ!?)が一番沸いたのが、どーでもいいようなしょーもないエピローグだったのが、この映画の凄さです!
鑑賞日:11月12日 監督:サイモン・ウェスト
悪の教典
満足度70点!ティーン向けホラー映画としては、よく出来てるのでは?ちょっとホラー映画を観すぎてるので、どう判断すれば良いのか良く解らないけど、個人的な感想としては、傑作でも無いし、駄作でもない、そんなに深い映画でもないし、そんなに危ない映画でもない、あくまでティーン向けエンターテイメントホラーとして、職人監督三池崇史のお仕事映画という印象です。但し、少しヒネってる(これは原作/未読のせいかも)ので、ホラー映画としての一番の魅せ所である逆襲シーンがイマイチ盛り上がらないのが難点。ネタバレでコメント欄へ
鑑賞日:11月12日 監督:三池崇史
黄金を抱いて翔べ
満足度62点!これからオモイッキリ貶しますが、日本の娯楽映画としてはそんなに悪くはないよ!→ということで:映画全体は太ってるのに、ワンカットワンカットはやせ細ってるのが残念すぎる。説明カットに、説明セリフ、説明回想シーンとかが多すぎるからそんなことになんねん!原作を読んでないんで詳しくは解らんけど、ストーリー(エピソード)をそぎ落として詰め込んで、説明&説明&説明で補足してるだけちゃうのん?説明シーンには説明しかない(ドラマがない)から、魅せれないなんて当たり前ちゃうのん?ネタバレでコメント欄に続く
鑑賞日:11月12日 監督:井筒和幸
探偵はBARにいる 通常版 [DVD]
満足度71点!十分面白い世界を創ってあるんで、そこそこ楽しんだけど、ここまでやったんなら、あと一歩!「かつてみたTVドラマ」の枠を超える(打ち破る)何かが欲しかった!アクションシーンでも良いし、サスペンスでも良いし、メロウなドラマでも良い、物語でも良いし、技術面でも良い、「映画で無ければならない理由」と、「今でなければならない理由」が欲しい!今のままではノスタルジーの為の使い捨て映画、それで良いという心意気も悪くないけど、観客が「自分の映画」と思える作品になれる可能性を感じるだけに・・・次回作に期待!
鑑賞日:11月09日 監督:橋本 一
孤島の王 [DVD]
満足度70点!孤島の少年矯正施設で実際に起きた暴動事件を元に、現場で働いていた人が書いた小説が原作。1915年に事件があり、1970年まで施設はあったらしいので、事件についての問題提起映画というより、人間の尊厳についての問題提起映画であり、命を賭してでもそれを守ろうとする少年の生き様を描いた青春映画と捉えるのが良さそう。正直、突き抜けた面白さや感動は無いけど、技術的に全く隙がなく、丁寧に作られた映画であることには好感が持てます。タイタニックシーンを入れたのは、テーマ的に解るんやけど、流石にマイナス要因←
鑑賞日:11月09日 監督:マリウス・ホルスト
悪魔の沼 デラックス・エディション [DVD]
満足度50点!キチキチ映画です!どういう設定で、どういうストーリーなのか全くわかりませんwとりあえず、メインストーリーは、田舎の安ホテル経営中のイカレおっさんが、泊まりに来た客を全員殺して、裏庭で飼ってるワニのエサにするという、いたってマトモなお話です←え?なので、フツーに撮れば、フツーにホラーになってるハズなんですが、おっさんがキチキチなだけではなく、泊まりに来た客も全員キチキチで、警察もキチキチで、町の人間も全員キチキチなので、キチ度合戦映画なのか?というぐらいカオス映画になっとります!まさにう○こ!
鑑賞日:11月09日 監督:トビー・フーパー
遊星からの物体X ファーストコンタクト [DVD]
再掲)77点!楽しかった!背中合わせになって、ほっぺたをスリスリしてくるおっさんに注目せよ!勿論Jカーペンター版には遠く及ばない出来やけど、前作から繊細さと閉塞感と心理サスペンスを抜いて、Sゴードンを足した様な、カオスな80sB級ホラーテーストは、なかなか好きなタイプの映画でした!前作と同じ状況なので、前作が伏線になってるのが楽しい♪解剖するとこではカパっと開くのでは!?っとドキドキしちまったり、血液検査では、またアレ(繋がれてる地獄)が観れるのかとワクワクしたりw(ヘリ場面に引き継がれてるw)十分良作!
鑑賞日:11月08日 監督:マティス・ヴァン・ヘイニンゲンJr.
ザ・レイド
満足度93点!傑作!まさか「10年に1本のアクション映画」という宣伝文句に偽りが無いとは!というかこれ以上のアクション映画を過去に観たことあったっけ?とりあえず、このジャンルで過去最高点あげます!ストーリーはシンプルすぎるほどシンプルやけど、アクション映画として最も重要な「戦いが始まる理由(設定)」を描いてあるので、全く不足無し(というかシンプルな方が良い)。戦う理由(序盤の推進力)を設定しておいて、後は「戦いの中で戦う者たちのキャラを説明」して推進力を加速させる。ネタバレでコメント欄へ続く
鑑賞日:11月02日 監督:ギャレス・エバンス
鑑賞メーター
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