二年前に書いたブログをリブログさせていただきます。
大正生まれの父は
とっても優しく
私の記憶では怒られたのは
五歳のとき一回だけです。
その時、怒る父の姿が怖かったのと
悲しそうな様子が
幼かった私の心に深く残って
もう二度と父を怒らせるようなことはしてはいけないと
その時に悟ったことを覚えています。
それからずっと両親に
心配をかけるようなことはしないと思っていたのに
私が22歳のとき
その当時、私は銀行に就職をして
歓迎会と称するお食事会に行った時
門限が20時だった私は
その歓迎会のとき
初めて最終電車で帰ってきたときのことです。
その当時、私は東京に住んでいて
駅から自宅まで徒歩5分ほど
最終電車だったので
父が心配しているのではと思い
早く電車から降りられるように
ドア付近に立っていたら
こっそりと踏み切り付近に
私の帰りを待っていた父の姿を見て
慌てて電車から降りて行ったら
父の姿がそこにはなく
おウチに帰ると
既に眠っている父がいたのです。
いいえ眠ったふりをしている父
「遅くなってごめんなさい」
「心配かけてごめんなさい」
黙って寝たふりをしてる
その時の父の気持ちを考えると
どれだけ私のことを心配して
大切にしていたかを感じました。
そんな父から
教えていただいた
「ごあいさつの心」
挨拶ができない人に何ができる?
確かにそうだと思います。
大切なことをいっぱい伝えてくれた父
父に「ありがとう」の言葉を
言っても言っても
足りません
そしてその父から付けてもらった
礼儀正しくの思いが込められた
「礼子」という名前の由来
これからも、ずっと
大切にしていきたいと思っています。
めぐりめぐって
毎日の暮らしが
心穏やかに心豊かに
過ごせますように♡
最後までお読みいただき心よりありがとうございます。