想う心を身をもって
教えてくれた父
こんばんは♡
ときめき片づけコンサルタントの
鶴見礼子です♡
ご訪問心よりありがとうございます♡
ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ
先日、高校時代を共に歩んだ
大切なお友達が遊びにきました
〇美ちゃんおひさしぶり~
どんな時もあの頃に戻れる
大切なお友達
そのお友達は
その当時、私の父がしたことが
今でも忘れられないとのこと。
今から37年まえ
高校生だった私たち
いつものように学校へ向かい
「おはよう」と
元気に声をかけ合う
そのお友達の姿がないのです
少しくらいの風邪でも休むことがないのに・・・
今日は、寂しいな~と思っていたとき
担任の先生がみえて
「〇〇〇美さんのお家が全焼して今日はお休みです」
「え?全焼?」
私は声を震わせながら
「先生!!
〇美ちゃんとご家族は無事なんですか?」
先生は
「無事でいま町会に避難しています」とのこと
私は下校後
働く両親の帰りを待ち
いつものように二人乗りして
仕事から一緒に帰ってくる両親の
自転車の音が聞こえるなり
一目散に駆け寄り
「〇美ちゃんのお家が全焼しちゃったんだって」
涙ながらに話すと
父は
そのまま仕事場へ戻り
(父は布団職人で生計をたてていました)
時間を見計らって
母も仕事場へ
(母はミシン掛けをしたり
父の作るお布団の最後の口を
手縫いする役目でした)
両親は二人三脚で
夜なべをして
お友達へ届ける
四人分のお布団を作りあげ
そのまま寝ずのまま
どこへいくのも自転車の父は
自転車の荷台に
大きな板を敷き
そして、
唐草模様の大風呂敷に
お布団を包み乗せて
自転車で片道一時間はかかる
お友達が過ごしている町会へ
向かったのです。
往復二時間
一回では四人分は運べないので
父は
ひたすらお友達とご家族を想い
その想いを自転車に乗せて
さらに往復しました。
あれは、寒い寒い12月
お友達は
全ての物を失い
さぞかし寒いだろうと思った父は
布団職人の父が
いま自分にできることは
何か?
ふかふかの布団で
家族で寄り添って欲しいと願い
すぐに行動したのだと思います。
「昨夜は寒かっただろう」
「今夜は、
この布団で家族ひとつになって
寝てな」
そんな言葉を残し
父はお友達家族が身を寄せ合う
町会から帰宅しました。
お友達家族は、
毛布を貸してもらっただけで
一晩を過ごしたそうで
お友達とご家族は
父の手作りのふかふかのお布団に
号泣され
四人で寄り添って寝たあの日の事を
今でも忘れられないと言っています。
寒い寒いなか
人を想うとっても温かい心と一緒に
お布団を届けてくださった
れいちゃんのお父様。
ご自分の労をひとつも大変だとか思わず
ひたすら私たち家族のことだけを
想ってくれたこと。
生涯忘れられないと言っています。
そして、
れいちゃんのお父様が作ってくれた
お布団は今でも宝物です。と
当時を思いだしては
涙ながらに語るお友達。
どんなときも
人に良くしなさい。
人が困っていたら
手を差し伸べなさい。
いつも父が言っていた言葉。
そんな父は
身をもって私に伝えてくれました。
最後までお読みくださりありがとうございます♡