小学生の僕はどの担任の先生にも大変に好かれていました。今考えるとそれは人の気持ちを読み取るセンサーでその先生の気に入る生徒にいくらでもなることが出来たからだと思います。母親の前、先生の前でいい子を演じている表の顔とは反対に裏のもう一人の僕が現れ始めていたのを子供ながら恐怖していたのを覚えています。抑圧された生活で毎日溜まっていくストレスを無くすために現れたもう一人の僕はとても残酷でとても狂っていました。小学校低学年の時に住んでいた家の裏の空地には野良犬が住んでいました。マンション暮らしで犬が飼えなかった僕はよく遊びにいっていました。その犬も僕にとても懐いてくれて嬉しかったのを覚えています。何故だか今でもよく分かりません。その日僕はその犬をいつものように抱きしめていました。でもその時はいつもと違っていました。抱きしめる力を強く、さらに強く、さらに強く力をいれるたびに僕は今まで経験したことのない快感が体中を駆け巡っていました。鼻息が荒くなり、歯ぎしりをしながら僕はその可愛がっていた犬を両腕で絞めていました。幸い低学年の力ではその犬を殺してしまうまではいきませんでしたが犬が暴れたときに我に帰りました。しかもその時茫然と立ち尽くす僕は痛いほど勃起していたのを今でも苦しくなるぐらい覚えています。そしてこの日から僕はこの空地に一切近寄らなくなりました。小さかった僕には理由など分からなかったと思います。でもそれがとても悪いことだとは本能で理解していました。しかし僕はこの日を境に小学校低学年でありながら、『性』というものに異常に興味を持ち始めました。体中を走ったあの快感で勃起していたあの欲求を抑えられなくなっていました。そしてその狂った行為を隠すために、先生や友達を狡猾に計画的に使い始めました。そう、この時から僕は『嘘』という凶器でまわりを傷付け始めました。
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