京都国立博物館の「国宝展」見学が終わった一行は、出町柳駅周辺でランチをとり、鞍馬山を目指しました。叡山電車で終点の鞍馬駅に到着です。所要時間は約30分です。

 

 

 

 

鞍馬駅構内

 

鞍馬天狗や義経伝説で有名な鞍馬らしく・・・

 

 

 

鞍馬駅前では天狗のオブジェが出迎えてくれます 照れ

 

わたしが撮影した写真もありますが、10月17日BS-朝日で放送されました「京都ぶらり歴史探訪・鞍馬山と貴船・牛若伝説を追う」からのものも使用しています。出発前に鞍馬特集とは偶然?ウシシ

 

さて、今年の旅は9月の「熊野・高野山の旅」で終わるつもりでしたが、なぜ急に京都に行く事になったのか?を説明いたします。

 

「熊野・高野山の旅(最終回)」で登場してきましたTさんですが、9月13日夜にお聞きした後半部分が切っ掛けになりました。

 

(主人) 「今年はまた何処かに行くようですか?」

 

(Tさん)

「秋の紅葉の時期、10月末から11月初めに機会があれば行く事になるかもしれません。北海道ではないようですね・・・」

 

(アグネス) 「えっ!またですか?びっくり

 

(主人) 「来年も何処かに行くことになりますか?」

 

(アグネス)

「私としては、来年は鞍馬、伊勢神宮をイメージしているんですが」

 

(Tさん) 「じゃ、鞍馬です!(強い口調)」

(アグネス) 「やっぱり・・・(2年前から気になっていました)」

 

(Tさん)

今、ある一定レベルのオーラの人たちが鞍馬に集まっています。鞍馬から発せられるオーラ、バイブレーションに反応する人が集まっているんですよ。それは地球内部から発せられるものではなくて、外部から発せられるものが鞍馬を通して注いでいます。ポータルはまだクローズされていないので、一定レベルの人たちが集まっているんです。僕は金堂の下に円盤が埋まっていると思いますよ。伊勢神宮も底上げ感があり、八百万の神々が本気出して動いているように感じます。よって、目に見える世界では良くないことの連続になりますがね・・・」

 

 

「機会があれば・・・」が気になり、翌日仲間のひとりに鞍馬行きを勧められたことを話しましたら、「10月22日は鞍馬の火祭ですよ」との回答をいただき、「あぁ、これが機会があればなのだ~」と合点がいったのです。

 

小栗判官蘇生の地・湯の峰温泉(楽天トラベルより)

 

航空券&ホテルの予約も済み、10月1日午前中のことでした。主人が突然、「小栗判官!」と叫びました。わたしは7、8年前から小栗判官のことは知っていました。和歌山県を旅する際に「湯の峰温泉」を調べたことがあって、「小栗判官伝説」のつぼ湯が有名なのです。歌舞伎、浄瑠璃でもありますね。

 

織田信長や徳川家康ならいざ知らず、主人が小栗判官を知っているはずはないと思いましたが、一応尋ねてみました。

 

(アグネス) 「小栗判官ってどんな人か知ってるの?」

(主人) 「いや、知らない。勝手に口から出たのさ~」

 

知らない歴史上の人物の名を云うはずもなく、その時の主人の表情は本人ではない感じでしたので、これは何者かが主人の口を通してわたしに知らせたのだと思いました。詳しく調べてみました。

 

つぼ湯で甦る 小栗判官伝説(旧街道ウォーキング人力)より

京の公家、二条家は名門の家ながら跡継ぎに恵まれなかった。両親は鞍馬寺に参詣し、子宝祈願をしたところ、見事男児を授かり「小栗」と名づけた

 

 

鞍馬寺の毘沙門天の申し子として、大切に育てられ小栗は成長する。両親は妻を娶らせようとしたが、小栗は何かと理由をつけては妻を返してしまい、その数は72人にものぼったという。ところが、深泥池(みぞろがいけ)の大蛇が美女に化けると、小栗は気に入って大蛇と契ってしまった。(続きは元記事でお読みください。)

 

これで再び合点がいきました。鞍馬寺の三尊は・・・

◎ 月輪の精霊―愛=千手観世音菩薩
◎ 太陽の精霊―光=毘沙門天王
◎ 大地の霊王―力=護法魔王尊(約650万年前に金星から鞍馬に降り立った使者、別名サナート・クマラ)

 

千手観世音菩薩

 

毘沙門天王

 

護法魔王尊

 

小栗判官➡鞍馬寺の毘沙門天の申し子➡三尊の毘沙門天王

 

毘沙門天さまは四天王の中でも最強と云われています。四天王とは、仏教の世界観、須弥山の中腹、東西南北の四方に住む鬼神で、東の持国天、南の増長天、西の広目天、北の毘沙門天(多聞天)と云います。

 

鋭い目つきで「小栗判官!」と叫びましたから、毘沙門天さまが仰ったのだと思いますよ。後で主人がリーディングしましたら、「とにかく毘沙門天さまにお会いすれば良い・・・」とのことでした。

 

信じる者は救われるじゃないですが、今回の京都旅は鞍馬寺参拝が主な目的となりました。

 

Tさんの言葉にあります「ポータルはまだクローズされていない」ということは、逆に言えば、「いつかポータルがクローズされる時が来る」とも解釈できます。その時がいつなのか、次の機会にお尋ねしてみますが、鞍馬寺に惹かれる方は検討してみてください。(次回へ続く)