シリパ岬(余市町HPより)

 

余市湾の西側に張り出し、その突端は急峻な断崖となり、余市のシンボル的な存在となっているのがシリパ岬です。

 

シリパとはアイヌ語で、sir=山、pa=頭の意味で、海に突き出している山の頭、すなわち岬を表し、今から約630万年前に粘性の高いマグマが海底に噴出して、水中で昭和新山のような溶岩ドームをつくったものと考えられています。

 

シリパ岬の岩体には柱状節理(マグマが冷えるときにできる柱を並べたような割れ目をもつ構造)が発達し、周辺の海岸には柱状に割れた岩が多数見られます。(引用終了)

6月13日お昼頃撮影のシリパ岬

 

 

水中展望船・ニューしゃこたん号より拝借

 

【小樽・余市の旅】の最終回は余市町の奇岩をご紹介します。

 

東の玄関口である余市町から、西の玄関口である岩内町までが積丹半島といいます。若い頃に行ったことがありますが、シャコタンブルーと言われる青い海、風光明媚な海岸線は素晴らしいです。最も有名なのが神威岬(積丹町)です。

 

本州の方には冬は難しいですが、夏の積丹半島には感動されると思いますよ。ただ、ここには道内唯一の泊原発があり、その点が解せませんが・・・えー 

(参考) 

積丹ブルーの絶景を見に行こう♪積丹観光の楽しみ方!

 

それでは、余市町の奇岩をご覧ください。説明文は余市町HPから引用しました。

 

ローソク岩 (余市町HPより)

 

ローソク岩は豊浜町の沖合約500メートルの海上に45メートルを超える高さでそそり立っています。岩質は輝石安山岩質のハイアロクラスタイト(溶岩が水中で冷やされたもの)で、もろい性質があるため、ローソク岩はこれまで何度か崩落が繰り返されきており、昭和10年代の大きな崩落により、現在の姿になりました。

ロウソク岩 (6/13撮影)

 

その珍しい形から、地元の漁家やアイヌ民族に幾つかの伝説が残っており、またその周辺はかつて千石場所と呼ばれ、ニシンの良好な漁場でした。(引用終了)

えびす岩(左)、大黒岩(右) (6/13撮影)

 

白岩町の海上、岸から10数メートルほどの浅瀬にえびす岩・大黒岩は並んでいます。沖側にある上部に比べ海面辺りが細く不安定な形をしているのがえびす岩、岸寄りにあるやや大ぶりな安定感のある形をしているのが大黒岩です。

白岩町の由来かな?軽石凝灰岩の断崖 (6/13撮影)

 

ふたつの岩の岩質は、周辺の断崖に見られる白い流紋岩質の軽石凝灰岩に対し、黒く丸い安山岩からなる礫岩から成ります。それぞれの岩の形や佇まいから夫婦岩とも呼ばれています。(引用終了)

えびす岩と大黒岩の動画

 

えびす岩と大黒岩

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余市町にはその他にも立ち寄りたい施設があります。宇宙飛行士・毛利衛さんは余市町の出身なので、【余市宇宙記念館】があり、NHK朝ドラ「マッサン」で注目を浴びることになった【ニッカウヰスキー余市蒸留所】があります。

 

小樽オルゴール堂

 

 

 

 

最後に小樽市の観光スポットである【小樽オルゴール堂】、北一硝子三号館内のカフェ【北一ホール】の写真をご紹介して終わります。ちなみに、びっくりシュークリームとコーヒー二人分セットで1400円ぐらいだったかな?爆  笑

 

北一ホール(北一硝子三号館内)

 

 

小樽水族館、鰊御殿は過去に行っているので今回はパスしました。これから北海道は、最も観光に適した季節になります。多くの方にお越しいただきたいのですが、とにかく広いので、北海道1周の旅は3日や4日では無理ですよ~ん (笑)