(参考)映画「シン・ゴジラ」公式サイト

「シネマトゥディのあらすじ」より
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが・・・。(引用終了)

昨日、話題の映画「シン・ゴジラ」を観てきました。これまでの日本の特撮映画はイマイチでしたが、とてもよく出来ています。ただの怪獣映画と思ったら大間違いで、大人が観るべき映画でしょうね。ネタバレになりますので詳しくは申し上げられませんが、巨大不明生物に右往左往する日本政府、官僚たちの描写がメインになります。

ゴジラ08

石原さとみさん扮する米国政府特命大使のセリフに、「ゴジラは荒ぶる神の化身・・・」というのがあり、「あぁ、スサノオのことね~」・・・この映画に秘められたテーマに気が付きました。

ゴジラ06

ゴジラ03

この映画には「陸・海・空の自衛隊」が全面協力しておりリアル感があります。ゴジラは超強いんですよ。自衛隊も歯が立ちません。ゴジラが全身から放射熱線を発するシーンには「スサノオの愛」を感じ涙目になりました。(ノД`)シクシク

ゴジラ01

気になった点を少し。東京都大田区からゴジラが上陸してくるのですが、逃げ惑う人々のシーンで『源頼家の幟』が映し出されました。「うん?どういう意味?」

源頼家(1182年~1204年)
鎌倉幕府第2代将軍。頼朝の長男。母は北条政子。父の死後家督を継ぎ、征夷大将軍となった。北条氏の合議制による将軍権能の制限を嫌い、これを討とうとしたが失敗、伊豆の修禅寺に幽閉されて殺された。(引用終了)

ゴジラ04

首相官邸などのセットもリアル感あり、この富士山の絵画ですが、エンドロールでは『見事な富士』とあったと思います。違っていたらごめんなさいね~。

ゴジラ02

余貴美子さん扮する防衛大臣です。ちょうど、内閣改造で稲田朋美氏が防衛大臣に就任しましたが、映画のキャスティングはもっと前ですから、これって偶然なのかしら?

ゴジラ05

エンドロールで「野村萬斎」とあったのですが、「えっ?野村さん出てた?どこに?」と不思議に思いましたが、ゴジラの動きをしていたのですね。狂言を取り入れるとは監督すごい!

ゴジラ07

都内で大暴れするゴジラですが、いよいよ永田町、霞が関にも迫ってきます。東京駅、新丸ビルも半分ぐらい破壊されてしまいます。ところが皇居だけは映りませんでしたね~。やはりマズイのかなぁ?( ;∀;)

また、始めは東京湾からゴジラが現れるのですが、その際のゴジラの目が「もう少しどうにかならなかったのかな?」と思いました。ゴジラは進化していくので最初だけですが・・。

庵野監督さん、素晴らしい映画をありがとうございました。皆さんも良かったら映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?(^^)/