森ノ宮01

森ノ宮02
    鵲森宮(大阪環状線森ノ宮駅下車すぐ)

四天王寺をご紹介する前に、大阪市中央区森之宮にあります鵲森宮と四天王寺近くにあります堀越神社をご紹介します。

鵲森宮(かささぎもりのみや:Wikipedia)

聖徳太子の両親である用明天皇・穴穂部間人皇后、および聖徳太子を主祭神として本社に祀り、奧社に天照大神・月読命・素盞嗚命を祀る。(日月星?)

聖徳太子は物部守屋との戦いの戦勝を祈願し、勝った暁には四天王を祀ることを誓った。戦勝後の崇峻天皇2年(589年)7月、まず両親を現在地に祀って寺の鎮守とし、その森に四天王を祀る寺(元四天王寺)を創建した。四天王寺はその25年後に現在の荒陵山に移転したが、当社はそのままとされた。

『日本書紀』の推古天皇6年夏4月に、聖徳太子の命により新羅へ渡った吉士盤金(きしのいわかね)が2羽の鵲を持ち帰り、難波の杜で飼ったという記述がある。その「難波の杜」は当社の森であるとされることから「鵲の森」と呼ばれるようになり、ついには当社の社名となったと伝える。(引用終了)

カササギ

カササギは別名カチガラスもしくはコウライガラスとも言われております。古代の日本では元々生息していなかったようでして、朝鮮半島から持ち込まれたみたいですね。佐賀県の県鳥でもあり、天然記念物にも指定されています。

七夕

ロマンチックなのは、七夕の日に天の川上にできる橋の名前でして、この橋は織姫と彦星が出会うためにできることから、鵲橋とは男女が良縁で結ばれる事を意味しています。尚、大阪府枚方市には「かささぎ橋」という名の橋がありますが、上の伝説にちなんで命名されたものです。

(大伴家持の和歌:小倉百人一首)
鵲の 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞ更けにける

(参考)カササギ(Wikipedia)鵲森宮HP

堀越05
            赤印が堀越神社
堀越01
     やっぱりここにも十六菊花紋!
堀越02

推古天皇の時代、四天王寺建立と同時期に、聖徳太子が叔父の第32代・崇峻(すしゅん)天皇を偲んで茶臼山に建立したと伝えられ、四天王寺七宮のひとつに数えられる神社。古くから明治中期まで境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を越えて参詣したので、「堀越」という名がつけられたといいます。
(参考)堀越神社HP

堀越03
          カエルにそっくりだからかえる石?
堀越08
           ご神木です!
堀越06
              黒龍社
堀越07
              白龍社

四天王寺に行かれる際には堀越神社も忘れずに。すぐ近くにあり、通りに面していますので分かりやすいですよ~♪次回はホントに四天王寺です。(^-^;

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