こども


≪里奈さんが見た未来ビジョン⑦≫

目をそらしたくなるような悲惨なビジョンを見せられ、心が暗くなる日々が続いていたある夜、今度は一転して心躍る未来ビジョンを見ることになった。

ある朝、目が覚めると、部屋の様子がすっかり変っていた。

それは目に見えるものだけでなく、自分の心の状態にも表れており、そこには恐れや憎しみ、不安や怒り、妬みや恨みといったマイナスの感情が全く感じられず、穏やかさと言葉では言い表せない幸福感に満ち溢れていた。

頭の中には嬉しさと楽しさと幸せの感情しかなく、体も軽く心も晴れ晴れとしていた。1階に降りていくと、玄関のドアが少し開いており、そこから映画の「アバター」に出てくるような植物が光を放って茂っているのが見えた。

天使


その時、玄関から背の高い女性が家の中に入ってきた。初めて会ったはずなのに、名前はすでに記憶の中にあるようで、懐かしさがこみあげてきた。

彼女の心が綺麗であることはすぐにわかったが、目と目が合った瞬間、彼女は「おめでとうございます!」と言ってくれた。その言葉を聞いた時、自分は無事アセンションを果たしたことがわかり、嬉しさがこみあげて涙が止まらなかった。

こども01


外を見ると、庭先で3~4歳の子どもたちが縄跳びをしており、とても軽々と浮き上がるようにジャンプしていた。子どもたちも淡い光を発しており、彼らは心の底から楽しんでいる雰囲気が伝わってきた。よく見ると、子どもたちが飛び上がるときの髪の毛の動きや顔の表情がまるでスローモーションの映像を眺めているようであった。

ある男の人が彼女に、「何人の子どもの姿が見える?」と問いかけてきた。里奈さんは「あそこに5人、ここに8人、向こうに10人」と答えると、君には本当にエンジェルの姿が見えるんだね・・と喜んでくれた。どうやらこの子どもたちは天使であるらしい。

その時、頭の中にまた新しい教えが入ってきた。

そこでは新しく生れた赤ちゃんは「ベイビー」と呼ばずに、「エンジェル」と呼ぶようである。彼らは淡く優しい白い光を発しており、ピュアな心を持っていて醜い部分が一つもない。だから「エンジェル(天使)」なんだと納得した。

ベビー


ふと見ると、腕に怪我をした人の姿が見えた。この人もきれいな心を持っているのがわかった。この人が心に語りかけてきた。怪我をしても大丈夫。怪我をしていない腕をイメージすれば、すぐに良くなるからといって、あっという間に回復した腕を見せてくれた。見ると、傷痕は全く消えていた。「凄いな~」と驚いたが、この世界ではこれが当たり前であることがわかった。

彼女は小さな飛行機の上に乗って雲の上を飛んでいた。不思議なことに怖さというものを全く感じない。ただ楽しいだけであった。アセンション後の世界はこんな世界になるのだろうか、と胸がドキドキしてきた。

「シリウス・プレアデス・ムーの流れ、龍蛇族直系の日本人よ!浅川嘉富 著」 より

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このシリーズはこれにて終了となります。ありがとうございました。m(__)m

ここでお知らせです。私事ではありますが、膵臓がんを患っている義母が入院しました。主治医からは「退院は無理でしょう」と言われております。

よって、その日はそんなに遠くないと思われ、喪主の私共としては1週間以上は対応に追われることになります。2、3日記事更新がない場合はお察しください。コメント承認、返信は出来ないかもしれません。

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