映画-13


≪とも 男性 埼玉県在住 40歳≫

面白かったですよ。いくつかの場面でグッときましたしドキドキしました。久しぶりに映画を見たんですが、、少女アテナが可愛かったです。彼女がアンドロイドだと分かってから何故か僕のなかで萌系アテナに変わってましたが(笑)。何度かある格闘場面もよかったです。アテナの強さにしびれ、フランクの追手撃退装置の発想に微笑んでました。

以下記憶に残った場面や台詞を不正確ですが記します。

・地球滅亡の時がカウントダウンされている

・ケイシーが初めてバッジを手にした留置所でバッジの意味を知っているかのような素振りを見せた若い囚人男性の存在感(この男がトゥモローランドへの導き手になるのかと思ったが男の登場はこの場面のみだった)。人間は滅びることを欲っしているのではないか。タイタニックは氷山にぶつかると警告し続けたのに氷山に向かっていった。

・昔に戻るのではなく新しくどう世界を創っていくかだ

・ケイシーは決して諦めない。「先生!つまり世界は救えるのですか?」

・ケイシーは73点でフランクは41点(の時のフランクの顔)

・世界に送信されている否定的な想念が人々のなかで共鳴し増幅され未来に反映される

          (ニックス)

・ニックスは地球人に絶望しトゥモローランドの扉を閉じようとしたが、アテナは地球人に希望を託し最期までトゥモローランドの扉を開けようとした。ニックスも絶望するまでは地球の未来を模索していた。

・路上ミュージシャンや働く子供達や僻地の医師や教師や・・・が強く未来を信じて夢を見続けることで未来の扉が開きトゥモローランドが現れる。

以上ですが、映画を見て宮沢賢治の「生徒諸君に寄せる」の詩の断片を思い出しましたよ。

紺色の地平線が膨らみ高まるときに
諸君はその中に没することを欲するか

むしろ諸君よ
更にあらたな正しい時代をつくれ

宇宙は絶えずわれらによって変化する

ああ諸君はいま
この颯爽たる諸君の未来圏から吹いて来る
透明な風を感じないのか



映画の台詞とも重なりますよね。どちらも本人の遺稿を後世の人達が編纂してできた作品ですし、ディズニーや賢治の霊的先見が今の私たちを未来に導いているのですかね。

(次回へつづく)