××××ドットコム社長、賃金支払って下さい -2ページ目

■2000/12/06 (水) 遠吠え

再社長が昼食に出かけている時に再社長あての宅急便が届いた。
バイトの娘が再社長の机の上の積み重なった雑誌類の更に上に、その怪しい包みを置いた。

どこが怪しいのかというとですね。

段ボールの箱の上に「歴代首相手形申し込み用紙在中」と書いてあること。
その隣に「日本皇室大鑑」なんて書いてあること。

しかし送り状には「12月4日に社長様に送付の承諾を得ました」などと書いてあるので、まあ大丈夫だと思っていたのだが。

昼食から戻ってきた再社長、怪しい段ボールの包みを怪訝そうに見ている。

「何だよコレ。こんなの送って来いなんて頼んでないぞ。」


ああ、これがいわゆる「ネガティブオプション」ってヤツなのね、などと思って静観していたら、なんと再社長、送り状にある送り主の元へわざわざ電話をかけたではないか!

(注:ネガティブオプション、いわゆる送り付け商法というヤツですが、これは15日間くらいそのまま保管しておいても送り主から何も言って来なければ、送りつけられたものは自由に処分してもいいのです。)

放っときゃいいのにわざわざ電話するなんて、まあ、再社長はいつもヒマそうにしているのだから、予測できたことではあるのだが。

「あのね、こっちは日本皇室ダイカンを送ってこいなんて頼んでないんだよ!」

ダイカンって何?と一瞬思ってしまったが、どうやら「大鑑」(たいかん)のことらしい…

その後も「ウチは自民党じゃないの!民主党!」とか(その割に自民党の某女流議員の政治資金パーティーに行ってたけど…)「右翼だか何だか知らないけど、来るなら来いよ。相手になってやる。」とか、たかがネガティブオプションごときに大奮闘。

電話を切ってからはどうやら少し恐くなったらしく、また警察か何かに電話して「大丈夫なんでしょうか?」などと尋ねていた。

弱い犬ほどよく吠える、って多分こういうことなんでしょうね。ふふふ。

その皇室大鑑は結局「送り返しといて!」と言い付けられたので、佐川急便で送り返してあげました。
もちろん送り状の送り主の欄には、丁寧に再社長のフルネームを書いて差し上げました。
いい仕事をすると気分がいいなあ。

■2000/12/05 (火) 究極のグルメ

オフィスコーヒーの会社の人が試飲をしてくれといって来社した。

オフィスの隅でコーヒーを淹れて社員に配り、感想を聞いてまわることに。
他の社員は「まあ美味しいんじゃないでしょうか?でもちょっと苦いかな~」などと、差し障りのない感想にとどまっていたのだが、やはり再社長は違った。

「味は大したことないね。学生時代に喫茶店を経営してたんですよ、友達が。(←結局他人…)美味しいか美味しくないかって言ったら美味しくないね。水は美味しいけど。
その後も担当の女性に何度も何度も「水は美味しいけど。」を連発していた再社長。

私は、器具を片付けていた担当の女性にこっそり確認しに行った。
「水って、何か特別なものを使っていただいたんですか?」と。
すると彼女、「いえ、水道水です…あそこまで言われると、もう私、何も言えなくって…」
事務所にミネラルウォーターを設置してはいるのだが、再社長の舌には水道水の方が合っているようだ。

彼はよく行くフィリピンパブで出されているミネラルウォーターのビンに入った水道水の味を、本物のミネラルウォーターの味だと思っているに違いない。
そう、間違いない。

■2000/12/04 (月) ♪交際費が一番大事

今までやってきた会社から心機一転、新会社を設立してヤル気満々の再社長、月曜の朝もやっぱりヤル気満々で、
「来年中にはさ、資本金5億に増資するからさ、もう大企業の仲間入りだよ」

まあ頼もしいっつっちゃあ頼もしいが、社員4名で「大企業」はちょっとなあ。

社員4名では経理担当も置けないということで、経理・総務は外部に依頼することになった。

依頼先の会計事務所の人が来社し、具体的な手続き等の話になった時のこと。
「交際費の扱いなんかはどうなってんの?」と横柄に尋ねる再社長。
「交際費は資本金によって変わってくるんですが、5000万円を超えると全額課税になります」
(詳しくはhttp://www.otasuke.ne.jp/ 等で。)

やっぱりそんなことは全く知らなかったらしい再社長、「そうですか…そうなんだ…」とちょっと落ち込んでいる様子。
今まで散々使っちゃったからねえ。

しかし夕方。
「来年には4000万まで増資するから!」

おお、交際費が全額課税にはならない資本に抑えるっていうことですね???
社長の飲み代の扱いごときが、資本額に影響しちゃっていいものなのかしら…

しかも「これで会社の予算立ててみて。」と言って渡された紙には
「交際費:300万円」(※資本金5000万円未満の企業なら、その80%が損金として認められる金額)
わかりやすすぎ。

そしてその予算用のワークシート(再社長が昔いた会社で使っていたらしい物)は「フロッピーディスクある?」と言ってわざわざ新しいFDに入れて渡してくれた物。

隣席の同僚から「もしやメールのファイル添付を知らないのでは?」とのメールがすぐさま来たのだが、この状況ではそれもあり得るなあ。

恐るべしIT関連ベンチャー企業の社長。

■2000/11/29 (水) 暴走沖縄列島

月曜4時の会議のために、日曜の朝8時の便で沖縄に発ったカモ社長一行。

現地に友人のいる同僚Kさんがホテルへ向う車の中で「できれば今日は自由行動をさせて頂きたいんですけど…」とこわごわお伺いを立てたところ、間髪入れずに再社長、
「デートか?!」

…社長じゃないんだから、店外デートなんてする訳ないのに。

しかも再社長、店外デートの相手の目星まで付けていたらしく、2人ほどに絞られていたらしく、しかも彼女らの電話番号を聞き出してあったらしく、彼女らそれぞれの携帯電話に「Kくんは?」と電話があったそうだ。

(翌日、彼女らの働いている店に行ったときに発覚したらしい。)

それ、もしホントにデートしてたとしても、隠すと思うけど。
なんかイヤらしいなあ。

まあ無事に日曜日は自由に過ごせることになったKさん。
別れ際に今回の旅の費用として仮払いして持ってきた現金12万円を再社長一行に全額渡して行きました。

そして翌朝。
Kさん「幾らくらい余ってます?」
再社長「ああ、あと600円くらいになっちゃった」
なにぃ?一晩で10万円以上使ったのか?何に?(って決まってるけど…)

その後も突然「ホテルに帰って休む」と言って消え、しかし部屋に電話しても出ず、携帯に電話をしても出ず、「何かあったのか?」と心配していたら「国際通りにいるから待ち合わせよう」という電話があって現地に行くと妙に髪の毛がぐちゃぐちゃの再社長が、夜の闇に浮かんでいた、とか…

あ~何があったのか考えたくないわ。

それと、交際費には収入として税金がかかるということを再社長が知らない方に全部賭けます。さらに倍。

■2000/11/24 (金) 遠い

ビットバレーの仲間に入りたくてたまらない再社長。

二丁目も好きだけど渋谷方面に事務所を移したくて、ここのところずっと画策中であった。

不動産屋から図面も取り寄せて、渋谷と恵比寿の間あたりにあるビルが最有力候補となっていた、ハズだった。

「これから物件見てくるから。」と、再社長がSさんと一緒に出かけてから、残った我々社員は最有力候補であったビルの名を検索エンジンで調べてみた。

「T原T彦のファンクラブと同じビルみたいですよ!」
「あっ、@ロロもここですね、同じ事務所なのかも!」

と盛り上がる中、再社長から電話が入った。

「物件、どうでした?」と聞くと、「物件ねえ、決まったから。」

…私達には何も意見聞かないで決めちゃうの?
まあ分かっていたことではあったが…

場所を聞いてマピオンで地図を見ると、その範囲内には駅がない!ない!ない!
再社長曰く「祐天寺の駅から10分くらいのとこだから。」だって。

彼には都合のいい場所らしいけど、お客さんには不便すぎるのではないだろうか。
彼にはあまり深く考えずに即決するきらいがある。

バイトもそうだ。
ファーストフード並みの選考基準だったもん。
あとで困るのは分かり切ったことなのに。

■2000/11/22 (水) デイトレ野郎

同僚の昼食の「緑のたぬき」の出汁の利いた香りが事務所内に漂った。
「いい匂いしますね!」と声をかけたのだが、当人にはパーティション越しに真向かいに座っている再社長の香水の残り香の方がたまらなく辛かったらしく、怪訝そうな顔をされてしまった。

やはり目の前にいると、他の人にはわからない、色々なことがわかるらしい。

バイトの娘の所行について話し合っていると、「(再)社長も仕事中に自分の株の売買してるもんねえ、電話で。」

どうも時々電話で私事のようなことをボソボソしゃべってると思ったら、再社長はデイトレーダーだったのだ。

しかし、仮にもIT関連企業の社長、せめてネットトレーディングとか、i-modeトレーディングとかでやってると思ったんだが、どうも違うらしく、「ネットとかi-modeでやればいいのにねえ」と同僚に言ったら、同僚はあっさり「いや、無理でしょう。」と断言していた。

しかし、ちまちまデイトレードなんかしてる人に、社長の器は勤まるのだろうか…

■2000/11/20 (月) ラスベガス便りパート3

どんなに辛い体験でも、過ぎ去ってしまえばそれなりによい思い出になるものです。

しかし今回のラスベガス旅行(≠COMDEX視察)は、そういった常識や良識を吹き飛ばされてしまうほどの凄惨なものだったようです。
帰国後の報告が届きました。
ほんとに他人事でよかった、と胸をなでおろさざるを得ませんでした。

先週はお留守番お疲れ様でした。

こちらといえばご存知の通り...最悪でした。

カジノやギャンブルに殆ど興味のない人間が、テレビのセットみたいなチープな町並みの続くヴェガスに五泊して、その間中小間使いの様に色々と社長の世話をして、肉好きな社長の好みで三日連続ステーキ攻撃とか受けて、食事中は常にクチャクチャ、ニチャニチャ貧乏ゆすりガタガタ犬食いガツガツする話題といえば仕事の上での自慢話か金儲けの話か女性の話ばかり、鼻が悪いのかこっちの嗅覚が麻痺するくらいに死ぬほど香水つけまくる人間を相手にしてたら溜まらないストレスも溜まるってもんです。

はぁマジでしんどかったです、というより後半は気持ち悪くて顔見るだけで吐きそうでした。

友人の一人がデブが嫌いと言ってた理由が分かってきたような気がする。

他にも吐き出したい愚痴は死ぬほどあるっす。

行きの飛行機から席は並びじゃなきゃ嫌だとか、アメリカの入国審査票を書いてくれとか、食事の時は係りが案内する前にずんずん空いた席に勝手に座るし、やる事なす事全て田舎者の典型!
その癖マイ@ロソフトやA*Tにいた事あるから国際的なセンスは備わってるなんて恥ずかしげもなく堂々と言っちゃうしね。

昼のCOMDEXの視察は二、三時間しかしないくせに、カジノやストリップには夜な夜な繰り出したり、アウトレットには半日かけて買い物に行ったりしてヤツにとっては完全な観光旅行だったみたい。

最悪だぁーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

…その後、そのストリップの代金も、N*Tの人への接待費として落とされるらしい、ということが判明。
税務調査とか入ったら大変だろうな~(笑)

■2000/11/16 (木) ラスベガス便りパート2

ラスベガス報告のパート2です。
涙なくしては読めませんでした。しくしく。

お疲れ様です、日本は平和ですか?

昨日は疲れがピークに達したせいかこのまま今日グランドキャニオンへドライブしたら絶対に居眠り運転で死ぬと確信した為、Sさんを説得してCOMDEX見学へと変更する事に成功しました。

しかし昨夜深夜までカジノに興じたカモさんはしきりにSさんに行きたい行きたいと迫っていたそうです。

会社の為に死にたくないですからね。

まぁ、Sさんもある程度はお疲れの様ですが、行動が買い物になると疲れは別腹のようです。

昨夜、二人はストリップを楽しんだようですし、アウトレットでは大量のビタミン剤を購入できてSさんは非常に幸せそうでした。

Kはどうなんだ?本当はそれなりに楽しんでいるんじゃないのか?とお思いかもしれませんが、今までそこそこ海外旅行は経験していますが、こんなに心身ともに疲れきっている海外旅行は初めてです。

多分に自分のペースで行動する事が殆ど皆無だからなのでしょう。

そうそう!買い物といえば今日は一時間ほどCOMDEXを見学した後、二人は再び(今度は郊外の大規模な)アウトレットに行っちゃいました。

僕は夕方ホテルに帰って速攻で昼寝したので結構、疲れが取れました。

ボスにとってはCOMDEXの見学自体も観光気分だから今回の旅行は非常に楽しいものかもしれませんが我々は帰国後、配信用に資料をまとめねばならないので気が重いです。

明日は早朝五時起きで帰国の途に着きます。

行き同様に帰りも席がバラバラである事を祈ります。

(まさか行きの飛行機で二人の入国審査票の記入の面倒まで見るとは思いませんでしたよ)

食事の時までも仕事、金儲け、女性の事しか話題にできない人と一緒にいるのは辛いですね。

> 相変わらず肉食べてますか?

今夜の食事は一人でできそうです。
SUBWAYでツナサンドでも食べるかな?

なんか出張中は僕からの愚痴ばかりで御迷惑かけました。

しかし食事中も仕事、金儲け、女性の事しか話題に上らない人々と一緒にいるのは本当に辛いです。

■2000/11/14 (火) ラスベガス便り

本日は特別変、じゃなくて特別編、ラスベガスからの報告です。
再社長一行は、COMDEX/Fallを見に行くという口実で(実態は観光…?)でラスベガスにいるのです。

昨夜のビル・ゲイツ基調講演に続いてCOMDEX一日目が終了しました。

豆粒ほどのビル・ゲイツを見るのが今回のメイン・イヴェントだった人にとっては今日の見学はあまり大きな意味を持っていないらしく昼前まで寝た後にブランチを食べて会場入りした後は異常なまでの執着心でSUNの猫の額ほどのブースを探すように御触れを出したのに発見後はSUNの資料も貰わずスタッフと話もせずもう帰ろう的な発言を行い、こっちは目の玉が飛び出そうになりました。

明日は僕はセミナーに出ます、他の人々の予定は知りません。

昨夜に続き夕食がステーキだったので体中がもたれている気がします。

明後日はやっぱりグランド・キャニオンに行く事になりそうです。

こんなに冷え込んでいたら道路が凍っているから止めておけとL.A.の友人に忠告されました。

生きて祖国の地を踏みたいものです。

予想に違わぬ活躍ぶりを見せる再社長。
同行者の精神に影響がないことを祈ります。

■2000/11/10 (金) すきすきフィリピーナ

やれやれ、といった表情で、同僚が私に言った。

「生まれて初めて、2日連続でフィリピンパブに行っちゃいましたよ…」

終業時刻になると脱兎のごとく帰宅の途につく私の知らないところでくりひろげられているであろう、酒池肉林の宴であるが、そんなに毎日ヒマなら、たまには早く家に帰ればいいのに、と思うんですが。

付き合わされる人の身が案じられます。

そして今月末、またまた沖縄出張が決まったらしいのだが、決まったとたんに沖縄のキャバクラの女の子に電話するってのはちょっとなぁ。

そんなにいいのかなあ?沖縄の女の子。
月曜の夕方から会議らしいのだが、日曜日の便で行くらしい。
そして空港にキャバクラの女の子を迎えに来させるらしい。

…なんかプロの人ばっかりだね。