夏の思い出



お盆で親戚の集まる祖父の家の大広間。
テレビが大きかった事もありその頃ハマっていたRPGを大画面でプレイするのを前々から楽しみにしていた。
このRPGはメインキャラクターの名前を変えられる。
主人公の名前は自分にしていたのもあり、愛着もあった。


電源を入れる

気付いて集まるゲーム好きな弟や従兄弟達。
オープンニングに流れる映像を見せながらゲームの魅力を語った。
更に興味を持つ弟達を見て気を良くした自分は、それまでに育てたキャラの強さを見せ付ける事しか頭になかった。

この時気付くべきだった…



いつの間にか集まっていた親達。
戦闘シーンを見せるため早速敵に挑む。
出現するモンスター、立ち向かう自慢の戦士達。連続で繰り出す技に、ド派手な魔法。無駄に消費されるMPはこの際どうでも良かった。

ん?反応が薄い??気のせいだろうか

一気にテンションが下がった自分はみんなで遊べる格闘ゲームに切り替え始めた。

その時、妙に熱い視線とニヤニヤする親戚達の表情を不思議に感じたが、弟達の期待を裏切った事の方が気掛かりですぐにどうでも良くなっていた。


後日、自分の部屋で例のRPGを始める。
装備を整えるつもりで、まずステータス画面を開いた。

表示される彼らの名前とステータス。


主人公を自分の名前にしていた事に気付く。
戦闘中にもキャラの名前は表示されるので自慢気に親戚の前でプレイした事を思い出すと少し恥ずかしくなる。





ん?。イヤ、イヤイヤそうじゃない

忘れていた…


ヒロインの名前


大好きな片思いのあの子(みほと仮称)

明らかに日本人な名前で目立っていた『みほ』


親戚に同じ名前は…ない!!


この時やっと、親戚達の妙な反応を思い出す。途端に血の気が引き、そして赤面

想い人がバレたかもしれない事もあるが、それはまだイイ

RPGの性質上、キャラクター達が設定された名前で呼び合いストーリーを進めるのは当然。
主人公とヒロインであれば恋愛に話が向く事も……

歳が近く、ゲーム好きな弟達には
兄が『みほ』と名付けたヒロインと自分を重ねた主人公の恋愛を期待し、妄想していた事(コレに間違いは無い)は容易に想像出来ただろう






こんな兄でゴメン


その後…

RPGを家族の前でプレイした事は無い





※馴れのない表現と長文に付き合って頂きありがとうございました
わぁぁ!!夕立だぁ

てな感じで公園の木陰に走る人
いやぁ、降った降った汗すぐ止むものだと思ってたらカレコレ一時間。雨粒も大きくて木陰じゃびしょ濡れでしたダウン

不思議なんですが、ある程度濡れちゃうとテンション上がって自分から濡れに行っちゃってましたねにひひ
WPケイタイなのもありそのテンションで友人に電話音符
迷惑だったろうなぁ、あの電話汗

とりあえず風邪引きそうで心配です(笑)


ヤバいッス

マジ痛いこの親不知あせる
同時二本とか…

抜くの?
えっ、切る!?

とりあえず早く治して下さい!!
治療が先になればなるほど覚悟がぁ