この四人が呼ばれた理由は分からない。特に特徴があるわけでもないし、第一、大和さんと俺が一緒に呼ばれるなんてどういうことだ…。


「何故この四人なんだよ?」


雅弘は核心に触れた質問をした。


「能力を覚醒させる可能性が最も高い4人だからだ。現に大和は覚醒させている」


本当だろうか、というのが3人の考えだ。大和はともかく後の3人は力を覚醒させるどころかその兆しさえ見えていないのだから当然と言えば当然である。


「一体何の能力なんですか?」


翔太は驚いた様子で聞いた。


「それはこれから分かるんだ。そのために君らを呼んだんだから」


どういうことか大体わかった。これから調べるということなのだろう。

しばらく歩いているとある部屋に連れてこられた。

そこに入ると一人の医者っぽい人がいた。


「彼らがそうなのかウィリアム?」


「そうですよ。調べてみてください」


「言われなくてもそうする」


すると能力を解放した。階級はKingだった。それなりの立場にいるのは間違いない。


「君たちも能力を解放しなさい。すぐに調べてあげよう」


4人ともそれを聞いてすぐに能力を解放した。


「なるほど…」


白衣を着た者は体に触れ始めた。そして、なるほどなるほど、と言いながら離れて行った。


「分かったよ。だいたいは」


本当かよ!?

全員の心の中はそれで一致した。そしてついに自分の能力を知る時が来たのである。