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船を下りると、そこには懐かしい景色と匂いがあった。水平線まで続く海と、気持ちのいい塩の匂い。そして、そんな中に作られた、カナンの故郷。
片手に荷物の入った袋を持つカナンを見るやいなや、手を振りながら酒場の看板娘であるアイシャが近づいてきた。
「おおお! カナンちゃんおっひさ~、何年ぶりでしたっけ?」
アイシャの反応に、苦笑していた。つい数週前までは、この軽口を飽きるほど聞いていたはずなのに、数日間会っていないだけで少し恋しくなってしまっていた。
「アイシャお姉ちゃん、つい数日前も来たでしょ……」
「冗談ですよ、じょうだーん。前はアギさんと一緒に来てましたよね? あの時はすっごい落ち込みながら帰ってきましたよね~♪」
「ハハハ……」
実は、3週間ほど前に一度、アギと一緒にモガ村からの依頼を受けていた。内容は、『ケルビの角5本の納品』。アギがカナンの実力を見るために受けた依頼だったのだが、結局、ケルビ一頭もろくに倒すことができずに終わってしまった。
ケルビにすら翻弄され、自分の未熟さを思い知らされた狩りだった。ハンマーは当たらず、体力は減り続け、父の前で無様な姿をさらしてしまった。
「あれ? お父さんの形見のハンマーはどうしたんです?」
「ロックラック! 今はこの【アイアンハンマー】で修行中なの!」
「ちなみにお父さんはまだ死んでないけどね」カナンは笑いながらそういうと、アイシャに背を向けて自分が背負うハンマー、【アイアンハンマー】を親指で指す。
ケルビ狩りを失敗してから、自分の本当の実力はわかったつもりだ。ハンターとしての未熟さを改めて知り、ハンマーは自分の実力に合ったものに換えた。グレンナックルより威力が下がるが、まだ自分にはこちらの方がお似合いだと思い、市販のアイアンハンマーを購入し、以降の狩りではそちらを使用していった。
(続きはこちらから)
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【 ODD NUMBER HUNTERS 】(オッドナンバーハンターズ)の狩り仲間、野波コウさん(キャラクター名:マナ、カイル)のブログにてモンハンの小説がUPされましたので宣伝をw
ちなみに、今回のお話は、以前、こちらのブログで掲載させていただいた【■新米ハンター susu日記 Afterwards.03】の続きのお話だったりします。
その設定を踏襲していただき、ありがたい限りですw
ちょうど氷上先生の【閃光の狩人③】も発売になっていますしw 秋の夜長をモンハンの小説ですごしてみるのもたまにはいいのではないでしょうかw
では、またノシ
船を下りると、そこには懐かしい景色と匂いがあった。水平線まで続く海と、気持ちのいい塩の匂い。そして、そんな中に作られた、カナンの故郷。
片手に荷物の入った袋を持つカナンを見るやいなや、手を振りながら酒場の看板娘であるアイシャが近づいてきた。
「おおお! カナンちゃんおっひさ~、何年ぶりでしたっけ?」
アイシャの反応に、苦笑していた。つい数週前までは、この軽口を飽きるほど聞いていたはずなのに、数日間会っていないだけで少し恋しくなってしまっていた。
「アイシャお姉ちゃん、つい数日前も来たでしょ……」
「冗談ですよ、じょうだーん。前はアギさんと一緒に来てましたよね? あの時はすっごい落ち込みながら帰ってきましたよね~♪」
「ハハハ……」
実は、3週間ほど前に一度、アギと一緒にモガ村からの依頼を受けていた。内容は、『ケルビの角5本の納品』。アギがカナンの実力を見るために受けた依頼だったのだが、結局、ケルビ一頭もろくに倒すことができずに終わってしまった。
ケルビにすら翻弄され、自分の未熟さを思い知らされた狩りだった。ハンマーは当たらず、体力は減り続け、父の前で無様な姿をさらしてしまった。
「あれ? お父さんの形見のハンマーはどうしたんです?」
「ロックラック! 今はこの【アイアンハンマー】で修行中なの!」
「ちなみにお父さんはまだ死んでないけどね」カナンは笑いながらそういうと、アイシャに背を向けて自分が背負うハンマー、【アイアンハンマー】を親指で指す。
ケルビ狩りを失敗してから、自分の本当の実力はわかったつもりだ。ハンターとしての未熟さを改めて知り、ハンマーは自分の実力に合ったものに換えた。グレンナックルより威力が下がるが、まだ自分にはこちらの方がお似合いだと思い、市販のアイアンハンマーを購入し、以降の狩りではそちらを使用していった。
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では、またノシ