■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□『ハンターとして生きる上で最大の障害は何か?』
この問いにあなたはどう答えるか?
『リオレウス!』
そう答える狩人はまだまだ駆け出しだ。
彼は、もっと視る世界を広げる必要がある。
『慢心』
そう答える狩人はなかなかの達人ではなかろうか。
彼は己と日々戦っているのだ。
だが、少し違う。
この世にハンターとして生きる者が避けては通れない、
そして、打ち勝つことが非常に困難なモノがある。
『物欲センサー』
今日の話はあるハンターと物欲センサーとの戦いの記録だ。
◆ ◆ ◆
「受付嬢さん、玉は? 玉は出ましたか!?」
タンジアの港。その酒場にプーの声が響いた。
その声は焦りを含んでおり、いつもの彼女の快活さからは想像ができないほど、不安に満ちている。
プーは最近タンジアの港で出会った若い女性ハンターだ。
気さくな娘で、初めて出会った者にも物怖じなく明るく話しかけてくる。雰囲気としては古くからの狩り仲間のユナに似ているだろうか? 同じ時期から狩りを共にしているハンターのめそが、彼女をユナと見間違えた程だ。
「えーっと、【雷狼竜の碧玉】でしたね?・・・残念ですが、今回、回収された素材リストの中には有りませんでした」
「えーっ! そんなぁ・・・」
受付嬢の答えに、プーはがっくりと肩を落とした。
「なんだ、プー。『また』か?」
私がそう声をかけると、彼女は「はい、『また』です」とさらに肩を落とした。
プーが雷狼竜『ジンオウガ』から採れるレア素材、『雷狼竜の碧玉』を求めていると知ったのはつい先日。だが、プー自身は今回、私やめそ、タンジアで出会ったもう一人の女性ハンター、クレタと合流する前からその『玉』を求めてジンオウガを狩っていたようだ。
我々三人も加わり、『玉』を求めてジンオウガを狩ったのだが・・・
●一頭目討伐
クレタ
「あ、2個出ました」
アギ
「おお、こちらも碧玉が出たぞ!」
プー
「えーっ! こっちは出ませんよ!?」
●二頭目討伐
クレタ
「あ、また出た」
プー
「えーっ!! また私、出ませんでしたよ!」
アギ
「まあまあ、次は出るさ」
そして、三頭目。
今度は、雷狼竜の碧玉が出やすいという、闘技場でのイベントクエストを受注した。
このクエスト。参加条件が『防具・護石の着用不可』という厳しい条件の物。しかし、その分、依頼を達成した者への報酬もまた大きいという。
だが・・・
「・・・もう諦めた方がいいんですかねぇ」
さらに沈んだ声でプーが呟いた。我々と組んで狩った三頭だけではない。それ以前からの合算でよほど狩っているらしい。それはその落胆ぶりで察することができた。
「物欲センサーに引っかかっちまったんだろうな。うちの姪のアコって娘も
苦労したって言っていたが・・・」
久々に遠方でハンターをしている姪の顔が浮かんできた。そして、私はプーを励ますべく、さらに続けた。
「諦めてはダメだ! 人間諦めたらそこでおわりだぞ!」
「・・・そうですかねぇ。でも、皆様にこれ以上つきあっていただくわけにも・・・」
「大人のフリして諦めちゃ奇跡の謎など解けないよ」
沈んだ声で答えたプーに、クレタが少し強い口調で言った。
「私たちのことなど気にすることはない。もっとワイルドに生きてごらん」
日頃、あまり口数の多いわけではないクレタ。だが、その分、たまに発する言葉には不思議な力があった。
「!・・・わかりました。私、もう少し頑張ってみます!」
プーが元気よく・・・まあ、無理やり作った空元気っぽいものではあったが・・・声を張り上げてそう宣言した。
本人がやる気なら話は簡単だ。私とクレタ。めその三人はさっと目配せをして互いに頷き合った。
「オレは雷狼竜の碧玉なんて欲しくないぞー!」
「!?・・・アギさん、いきなり何を??」
突然、天に向かってそう叫んだ私に驚いた様子で、プーが訊いてきた。
「物欲センサー対策さ。プー。おまえさんもやってみろ」
「は、はい!」
私に促され、一瞬ためらいながらもプーは大きく息を吸って叫んだ。
「『玉』なんかいらないぞー!」
「そうだ! その意気だ!・・・ぜんぜん欲しくないぞー!」
「いらないぞー!」
「もっと大きい声で!」
「はいっ!・・・いらないぞーっ!! 碧玉なんて出ても嬉しくないぞー!」
私とプーはお互い息が切れるまで叫び続けた。
酒場に居たほかのグループのハンターが驚きながらも文句の一つも言わなかったのは、物欲センサーに苦しめられた者同士の連帯感からだろう。
「いらないぞー!・・・ハァハァ・・・アギさん、こんなもんでいいですかねぇ?」
「うむ! これだけ無欲をアピールすれば物欲センサーもきっと回避できよう!」
「はいっ!」
と、そこで我々を笑顔で眺めていためそが言った。
「でもプーさん、ホントは碧玉、欲しいんだよね?」
「はいっ! めっちゃ欲しいですー。゚(T^T)゚。ウウッ」
「・・・言っちゃダメでしょ」
思わず本音を口走ったプーに、クレタがやれやれと肩をすくめた。
「あっ!?・・・めそさーん!o(;△;)oヒドイジャナイデスカー」
「ごめんごめん。一生懸命なところを見てたら、つい・・・」
「あーこれはダメかもわからんね」
「・・・そうね」
「ちょっ・・・アギさん、クレタさーん!!」
酒場にプーの悲痛な叫びと我々の笑いが響いた。
なんだかんだで、今日もタンジアは平和である。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□今日(1月5日)はかなり長く狩りましたねw
お正月休みバンザーイ!ですw
最初は野良っていたのですが、そこにプーさん、クレタさんが合流してくださり、
リオレイア
リオレイア
リオレウス(クエスト失敗)
そのあと、めそさんと合流しての、
剛拳爆砕! ブラキディオス!(アギ緊急)
抗いがたい睡魔との戦い(ドスバギィ×2+リアル睡魔との戦い;;)
暗夜のナルガクルガ(プーさん片手剣→双剣へ初チェンジ)
4本の角(伝統と信頼のディアブロス2頭クエ)
縄張りに進入するべからず(ジンオウガ&物欲センサーとの戦い開始w)
縄張りに進入するべからず(第2ラウンド)
範馬刃牙・鬼の遺伝子(イベントクエスト。全裸(?)でジンオー)
≪食材探索≫大砂漠の宴!!(ジエン・モーラン)
・・・オンラインでさえこれだけ狩ってましたw その上、私個人は午前中もチリポリ村クエを進めていましたので、今日は本当にモンハンで終始した一日でしたw
いやあ、楽しかったw
そして、久々にショートショート書いてみましたが、やっぱりダメダメです;; 恥ずかしいですw
やはり年をとったということですね。アコ日記というリプレイショートショートを書いていたのがなんと2008年ですからね~・・・5年も前かよ;;
なんだか時代の流れを感じます・・・
●おまけ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□アギ
「はーっはっはっはっ!! どっちがアギか、わかるまい!!( ̄▽+ ̄*)フッフッフッ」
めそ
「ふっふっふっふっ!! さあ、右か左か! 必殺骨分身・・・見破ることができるかな!?(* ̄Oノ ̄*)オーッホッホッホッ」
プー
「ううっ・・・どっちがアギさんなのかわからないー!(°Д°;≡°Д°;)ドッチドッチ!?・・・これは・・・右!?」
クレタ
「いや、普通に左だろ┐( ̄ヘ ̄)┌ヤレヤレ」
アギ、めそ、ぷー
「「「クレタさーんヽ( )`ε´( )ノブーブー」」」
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