とりあえず、今、観ています。
観終わったら原作本を読み切りたいと思います。
さて、私は談合賛成派なわけですが・・・莫大な利益を出すための談合は嫌なんですが、元請け、下請け、現場で働いている人が食っていけるような、どこも潰れないで済むような、そんな調整はあってもいいんじゃないかなーと。
前に、チェーン店の小売店に勤めていたわけですが、その中で自社の店舗が出店したことにより地元のお店が廃業していくのを見ましたし、そのときは、
『競争の結果だから仕方が無いよな~』
『より良い物をより安く提供してるんだから、うちが勝つのはあたりまえだよな~』
てなことを考えていたのですが…
立場が変われば意見もころっと変わるものでw
まあ、資本力に勝る大手が地方に進出した結果、既存の商店街は廃れ…って、まあ、いろんな物が安く買えるようになったり、かつては東京でしか手に入らなかった物が地方でも買えるようになったり、いろんな利点も多いのですが。喪われるものもまた多かったというか~
どうなんでしょう。最近わからんとですよ。
古いものから新しいものに変わるとき。
それは流通だったり組織だったり制度だったり政権だったり人だったりなんだったりかんだったりうんぬんかんぬん…
古いものを壊し、新しいものが誕生する際は、痛みが伴うのは至極もっともなんでしょうけど、その『痛み』の範囲に入ってしまう人が、そうなってしまった人はどーすりゃいいんでしょうかね~
高橋しん先生の『いいひと。』での社長ジュニアのセリフ、
「この日本の『客』の大半は、どこかの社員とその家族なんです。
社員から職を奪い、賃金をカットして、どうしてモノが売れますか!」
妙子さんのセリフ、
「あのね、モノにはね、いい値段ってゆーのがあるんだ。」
(いい値段?)
「うん。
メーカーも、
問屋さんも、
流通さんも、
私たちお店も。
もちろん、お客さんも。
モノにかかわるすべての人が、
いい気持ちでいられる値段……
物を安く売るって、その分だけ
誰かにしわよせがいってるだけでしょ?
お客さんだけ喜ばすために、
ほかの誰かがつらい思いをしなきゃならないなんて、
なんか変でしょや?」
…この2つのセリフが、とても好きです。
なお、さっき観終わった『鉄の骨(5)』。ちょっとつまんなかったですw
1~4話がめっさ面白かっただけに残念。
最後に主人公が自由競争方向に完全に行ったので、かな。
個人的には、第2話で、主人公の会社が入札に破れ、下請けの舗装会社が廃業に追い込まれた回が神がかってましたw
(主人公が見つけた壁にかかった古い写真を指差して社長が)
「親和会の慰安旅行で別府行った時。そんときは一谷さんの重役も参加して…昔はみ~んな…家族同然だった…」
「下請けの坂本舗装の件でお話が…」
「西田から聞いた」
「ずっとうちから仕事が無く、トキワ土建から誘われたようです」
「…」
「そのとき、トキワが提示した発注額が、まったく採算を度外視した数字で…」
「トキワならやりかねない…」
「うちも坂本にそのときのトキワと同じ額を提示しています!」
「…何が言いたい?」
「坂本舗装の事務所に、一谷親和会で行った慰安旅行の写真が飾ってありました。変色した古い写真です」
「…」
「坂本さんは、『あの頃はみんな家族だった』と…」
「…」
「どんなちっぽけな会社だって下請けは、一谷の家族なわけでしょう?
昔から何度も仕事を頼んで引き受けてもらって…その付き合いって大事なんじゃないんですか?
我々が役所から工事を受注するとき、仲間と顔をつき合わせてよく話して決めてきた…
常務は!人がなんと言おうとそのやり方を通し大切にしてきた…そうですよね?
だったら、下請けに対しても…一方的に数字を投げつけるんじゃなくて、
下請けだから我慢ばかりさせるんじゃなくて!…家族なら家族らしく、顔つき合わせて話し合ったって…」
「担当者がやってるはずだ」
「常務は!…見て見ぬふりですか!」
「言いたいことはそれだけか? 仕事にもどれ」
「いえ! 金策に走ります! どれだけ作れるかはわかりませんが、坂本社長のところへ!」
「…おいっ!(*´Д`)=зマッタクッ」
(坂本舗装事務所に駆け込む飛島)
「落札したら、すぐ! 前渡し金をお支払いします! 発注価格もトキワより上乗せして!」
「たすかるよぉ…ありがとうっ!」
「常務の判断です。今回だけだって…何度も念を押されましたけど…」
「いやあ、アンタのおかげだよ飛島さん!
うし! 一谷さんと…アンタのために、かかくいじょーのっ!仕事、させてもらう!」
「いえ! 価格どおり。儲けが出るように仕事してくださいよ…アハッ…そんな張り切っちゃうから…会社、こんなになっちゃうんでしょ?」
「ん?…そ、そうだなっ! その通りだ! アハハハハハッ!!」
「社長! 乾杯しましょ!」
「よっしゃ! がってんだっ!!」
(湯飲み茶碗2つに2リットルペットボトルの焼酎をついで)
「えーっ…長沢地区の地下鉄工事の成功を祈って…あっ、まだ一谷さん、落札して…ないっか…」
「いえ。必ず落札しますよ! 坂本舗装のためにも!! かんぱいっ!」
「…かんぱいっ!!」
(でも、入札で敗れる一谷建設。相手の落札価格を聞いた常務が一言)
「安すぎるっ…!」
(舗装会社の事務所で荷物を片付ける坂本社長。そこの飛島がたずねてくる。…が、なかなか入れない)
「?…カギ、あいてるぞ~っ」
「…」
「!…よし、飲むか!」
「…」
「どうした?」
「…ORZ ずみませんでしたっ!…らくさつっ…出来ませんでした!」
「…しってるよ(^ー^)ノ」
(このセリフの時の、寺島 進さんの表情が凄すぎるw
すっごい優しげな…「よくがんばったな。わかってるよ。いいんだよ…」的なw)
「…!」
「あっ! そうだっ! メシ、食うか? すき焼き!」
「…すき焼き???」
「どんどん食えよ! 遠慮すんなよっ」
「…いえっ…僕がいただける筋合いでは……ご無理をお願いしながら…結局、仕事を持ってくることもできず…」
「…食ってくれぇ。お祝いだ!」
「…?」
「今日で~…会社をたたむ!」
「えっ?」
「もう決めたらせいせいした。もうトキワも一谷もない。オレの…新しい出発を祝ってくれ! なっ!」
「…わかりました。いただきます…」
「ん! どんどん食えよっ!」
「…」
「この肉な…おたくの常務がお詫びにって持ってきてくれたんだよ」
「!…緒方常務が!?」
「んっ…オレ、この肉で踏ん切りついた!…大手ゼネコンのお偉いさんが、うちみたいなところ訪ねてきてくれるなんて……オレ、おたくの常務さんに頭下げられて思った。
よその仕事しようとしたなんて、とんでもないことだった。あーっ…ずーっと、一谷の仕事させてもらって良かったなぁ~って…」
「…」
「……でもなぁ。結局オレぇ…うちの社員…守れなかったんだよなぁ………アアッ! 食えっ!!」
「…」
以上、第2話の終盤のダイジェストを勢いに任せて書きなぐりw
何度観ても泣ける;;
長文失礼w