☆中置五行棚の稽古
10月某日の稽古です。
今回も中置五行棚のお稽古です。
お菓子の柿の枝がプリッツでした(^^♪
五行棚は、通常水指が飾られる地板に風炉釜をすっぽり収めてしまう珍しい棚で、中置の時にしか使われません。
この棚は玄々斎好みで大工木村清兵衛の作。陰陽五行を表す棚とされ、上下の2枚板が、陰と陽。竹の三本柱は3本とも節の数が異なり、客付(客に近い方)は陰で二節、勝手付(客に遠い方)は陽で三節、むこう中央は陰で一節となっています。
風炉釜を入れることで、木(板)、火(炭)、土(風炉)、金(釜)、水(釜の中の湯)の五行が揃うことから、その名がつきました。従って風炉は必ず土風炉でなくてはなりません。(金属製は不可)
天板を乾=天、地板を坤=地に、五行(木火土金水)を棚の中に納めることは、自然森羅万象を象る台子と同じ扱いをすることを表しています。
五行棚では天板に様々な道具の飾り付けができ、侘びて寂しい季節にそれを楽しむのがご馳走だといわれています。
稽古は305回目!
薄茶平点前の稽古は、233回目。
濃茶平点前の稽古は、31回目。
割り稽古は、49回(兼9回)。