☆勝手に葛城遺産−忍海酪農会館
 
 
忍海酪農会館は、全国でも珍しい酪農組合が所有する建築物で、葛城市酪農発祥の地である西辻にあります。   
 
葛城市の酪農の歴史は、大正11年に当時の忍海村長辻本正兵衛さんを中心に忍海酪農組合が設立されたことに始まります。 
 
最盛期には、酪農家数が80戸、乳牛が1400頭を越えました。   
 
以前は搾乳だけではなく牛乳処理場を所有し販売も行っていましたが、昭和20年代に牛乳処理場と小売販売権を森永乳業株式会社に譲渡した際に、同会館を建てられました。