2019年、夏のギリシャ旅行  👉 一覧はこちら

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2019年9月5日 木曜日

クレタ島西部にある
クレタ島第二の都市、ハニア。

1週間、ひとりで語学学校に通うの巻。

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クレタ島のお料理教室編
その5 ワインセラーとキッチン




ガーデンツアーの最後に
立ち寄ったのは…

宝石赤家庭内ワインセラー

小さな小屋の中に
ワイン樽が並んでいましたびっくり

商業用のワインセラーは
たくさん拝見しましたが、
家庭内に樽が置いてあるのは
初めて見ました!

まるで
日本の親戚の家にあった
蕎麦打ち小屋のよう…

かなりの年代ものの建物の感じ。

樽に入れて9ヶ月くらい寝かせます。
飲み頃は約1年後。


先生が
ボトルにささっとワインを注ぎ入れます。

次に注いでいるのはラキ。
アニスの香りのしない蒸留酒です。


ワインの色が琥珀色に見えます。

これは、赤と白を区別せずに
その年できた葡萄全てを使って
一種類のワインを作っているから。

足りなかったら
お友達から買ったり、
みんなで助け合うそうです。

当然、毎年味が違います。
家庭的なお味🍷

ワインは自家製できますが、
蒸留酒は製造許可が必要なので、
まとめて作ってもらっているそうです。

原料はワイン用に絞った後のブドウの皮。



↑家庭用ワインセラー

この辺は
数百年くらいタイムスリップしたみたい。

そんな時代に電気は通ってないか。

↓ワインセラー外の物置スペース



さーて、そろそろお食事の時間。

宝石赤みんなでテーブルセッティング
(写真撮ってないで働け、あたしチュー)

準備できたかー?🐱
(ごはんの時に出てくるちゃっかりな監視係)


ちゃっかりと言えば私もおねがい

宝石赤キッチンにお邪魔しまーす

先生やお母さんは
キッチンに出入りして
食材を持ってきたり、
煮込みのお鍋を持って行ったり。

ふむふむ、そこがキッチンねウインク

お料理の合間に潜入❣️


お母さんとおばさんがいました❣️

どうぞ、どうぞと
写真を撮らせてくれましたおねがい


今日のお料理に
薪オーブンは使っていません。

この土鍋は
こういうところでじっくり煮たら
美味しくできるんだろうなぁラブ


お野菜のオーブン焼き、
ブレキがいい感じに焼けています。

途中で開けて見せてくれました。
なんて優しいの❣️


出来上がり❣️

水分をかなり飛ばして
しっかり焼いています。

これは味が凝縮して美味しいはず。



キッチン横の壁。

先生の後ろ姿が見える口笛

葡萄棚も
緑と赤いブドウが下がっていて、
豊かな自然がここにはあるおねがい


お母さんが何かしています。



豚肉のシチュー、スティファドに入れた
スパイスを見せてくれました。

お母さん、黙って部屋の隅にいて、
先生が紹介してくれたら
恥ずかしそうに見せてくれるのおねがい


クローブ
ベイリーフ
シナモン
オレンジの皮
ナツメグ
黒こしょう(粉)


オレンジの皮は陳皮かーい!
と思わずツッコミそうになったわ。

ギリシャ料理は
シナモンやオレンジを使うことが多く、
レシピにもオレンジの皮、
と書いてある事があります。

オレンジの旬は冬。

そうか、
こうやって乾燥させておけばいいのか。

日本では特に
無農薬のオレンジがなかなかないので
これはいい方法_φ(・_・


これが煮込み中の
豚肉のシチュー、スティファド。

最後にスパイスを入れて
軽く煮込みました。

スパイスは最初から入れることが多いので
これまた発見。




レッスンでは
ここでデザート作り。

でもそろそろ
お料理の紹介をしましょう。

つづく。