最近よく耳にする言葉の中に「風の時代」というのがあります。いろいろな考え方があっていいし、新しい時代をわかりやすく説明する上で風や土などのその時代の象徴になる様なものを名前にするとわかりやすい気がします。でも風の時代ってなんだろう?
風の時代とは精神的にも肉体的にも、束縛される様なものから解き放たれ、自由になる時代なのだそう。なんだか良さそうな気もするけど、よく考えてみるとなんだかよくわからない。奴隷契約でもしていなければ、自分で制限をしたりしなければそもそも自由なのでは?などと思ってしまう。肉体や精神が解き放たれて自由になる、というのは一般にはわからないのではないだろうか?ここでよく例に挙げられるのが昨今ビジネスシーンなどでも見受けられる「シェア」です。「所有するもの」が多ければ多いほど自由に制限がかかり、「風」に乗ることができないと言われる。しかし、よく考えてみるとものは結局誰かに帰属して、それをその人が所有権というもので強制力を発揮せず、逆に誰にでも使う権利、「共有」と言う形で自由を与えている様になるのかなと思うのです。そうすると富の一極集中に対する言い訳にしかなっていないのじゃないかと思ったりもするのです。
でも、本当のところはそうではないのだと思うのです。ここでの風の時代の自由とは、物事に対しての執着を捨てて、流れに身を任せて、こころに波風を立てず、生きていくこと、そう言うことなのではないかと思うのです。つまり、心のあり方として自分の内面に目を向け、そこで感じることに従うこと、これこそが自由なのではないいと思うのです。この自由は誰彼に制限されるものでもなく、自身の外見や立場などにも左右されず、結果として、さまざまなカタチで共有、協調ができると言うことなんじゃないかと思うのです。
きっと心の翼を広げ自由に飛び回ることこそが、風の時代を生き抜くために必要なものの一つなんじゃないかな?


