2023年11月19日(日)雲一つない快晴。

忘れもしない青天の霹靂の出来事が起きた。





2日前、念願の産休入りをし、

午前中に妊婦健診に行った。

担当の先生ではない院長先生に診て

もらうことになり、まさかの家が

ご近所さんと言うことが分かり、

驚きを隠せない中、4Dエコーで

元気なお顔を見せてくれて経過も

順調で問題なしとのことで一安心。


診察が終わってさっそく旦那に

「ほっぺぷっくりしてるね💓」と

エコー写真を送った。

これから生まれてくる我が子が

楽しみでしょうがなかった。


その次の日は楽しみにしていた長女の

こども園の行事があった。

舞台で一生懸命踊る長女の姿を見て 

成長を感じて胸がいっぱいだった。

大好きな人と一緒に最愛の娘の頑張る姿を

見てお腹にはもうすぐ生まれてくる2人目の

我が子がいるあの時は本当に幸せそのもの

だったなぁ…


その後は昼食を済ませて帰宅して

娘と遊んで過ごしていたら行事で疲れたのか

夕食も食べす入浴せず17時頃寝てしまい、

22時頃に泣いて起きてお腹空いたぁと

軽くおにぎりとおかずを食べて入浴。


寝る前は背中をかいて欲しがる長女の

背中をかいていたけどなぜか初めて

「もう、いい」と言われて旦那の隣に寝た。

再び眠りについたのは24時過ぎてたかな?





早朝5時過ぎ頃。

少し腹痛がするなぁと感じたけれど

妊娠中、薬を服用するほど便秘に悩まさせて

いてまた便秘かな?と思う程度だった。

トイレに行ってスッキリした。?

(ここらへんの記憶が曖昧)

今になって思えば寝る前に横になった時

右の腰がぐぅーっと痛かった

(関係ないと思うけれど)


それからまた横になり少しお腹は痛いけれど

健診でも順調だったためそれほど気にも留めず旦那と長女の寝顔を呑気に写真撮ったりしてゴロゴロ過ごしていた。

(この時に異変だと気づけていたらと後に後悔することになる)


8時過ぎにみんな起床。10時に来客予定が

あったけど日曜日だったのでいつもより

ゆっくり朝食の準備をしてみんなでソファに

座ってテレビを見ていた時、ふと


〈あれ、そういえば胎動少ない、、、⁉︎〉


朝は比較的胎動は穏やかだったので

気づくのに時間がかかってしまった。。


お腹の痛みもあったので急に不安になり

〈え、お腹も張ってたりする?〉

〈これ陣痛?早産になるのかな?〉

〈でも胎動少ないし、、、〉と色々考えて


旦那と長女に

「ちょっと、ベッドで横になって胎動カウントしてくる!」と急いでベッドへ。


横になった時にボンっ!と蹴ってくれたので

〈あ!よかった!〉と思ってスマホを見ながら30分胎動をカウントしてみることに。

(この時も30分待たずに胎動が少ないことを異変だと思えていたらと思うことが今もある)


〈やっぱり少ない、、、感じない!〉と思った時、旦那と長女が私を心配して2階に上がってきてくれた。私は「ちょっと胎動少ないし、お腹も痛い。便秘かなー」と言っていた記憶。


旦那はその時私のお腹を触ったらカチカチに硬かったと後から聞いた。

(典型な症状の板状硬になっていた)


それから2人は先に下に降りて行った時

私もちょっとやっぱり病院へ行かなくちゃと

思って立ち上がった時




〈あれ?破水した?〉

水のようにサラッと流れるのを感じた。



長女の時、逆子で予定帝王切開だったため

普通の破水や陣痛、おしるしが分からなくて

想像でしかなかった。すぐに確認したら


下着が真っ赤だった。

〈おしるしってこんな量じゃないよね?

おかしい!!!〉と瞬時に思った。


パニックになった私は大声で

「パパー!血が出たー」と叫んだ。


それからはすぐかかりつけのクリニックに

電話し、車で向かうことに。

長女はパジャマのままで家を飛び出した。


車内で私は座席に座れないぐらい気分が

悪くなり、捕まることが精一杯。

異常事態が起こってることは何となく

感じていた。旦那が実母に連絡しておいた方が良いのではないか?とのことで

LINE通話で「出血してしまったから今病院に向かってる」とだけ伝えた。


病院に着くと車椅子に乗せられすぐに

診察台へ。


エコーで確認してもらった時、

微かに動いている我が子が遠目で見えたけれど意識が朦朧としていて記憶がほとんどない。

手を握ってくれている助産師さんの目を見て

必死で「赤ちゃん、大丈夫ですか?」と聞いても

「先生が後からお話しするね」と、、、、



《え?なんで?》


頭の中が真っ白になった。



そして周りがバタバタとする中、

大きな病院に搬送されることになった。




その時点で息子はお腹の中で亡くなっていた。





続く