38歳、新米国連職員になりました

38歳、新米国連職員になりました

NYを颯爽と歩くことも難民キャンプで子どもたちと触れ合うこともないけれど、国連職員として東南アジア某国で勤務中。

 

世界の平和や弱い立場に置かれた人々のために働く正義の味方!という印象が強い国連ですが、中身はそこら辺にいるおじさんたちと変わりません。若い学生インターンが来ればウキウキし、ブロンド美女が異動してくれば何となく機嫌がよくなる。そりゃ、一緒に仕事するなら若くて綺麗な人に越したことはないですよね☆私だって、一緒に働くなら若いイケメンがいいですからw

 

今のところ、職場のナンバーワンアイドルは韓国人Sさん。最初に会った時にたっぷり1分は見惚れたくらいの美人です。透き通るような肌、ぱっちりアーモンド形の左右対称の瞳、瞬きするだけで風が起こりそうなばっさり睫毛、ぽってりカワイイ薔薇色の唇。サラサラの色素が薄いロングヘア、守ってあげたい華奢なスタイル。え?何で国連職員なんかやってるの?どう考えても女優さんに転職したほうがいいのでは?とびっくりするほどの美貌なので、人種問わずおじさん職員たちにチヤホヤされています。

 

出張のお土産を彼女だけもらえたり、カフェテリアで彼女だけコーヒーをご馳走されていたり、仕事では全然関連なさそうなチームの人からもランチに誘われたり。コーヒー代もランチ代も節約できて羨ましいな…って、これってセクハラなんじゃ?でも、セクハラって受け手の感情の問題もあるので、当人が不快な想いをしていなければただの社交。

 

所詮は国連の職員たちもおじさん、女優ばりに綺麗な若手職員がいれば声をかけずにはいられないってことなんでしょうね。国連職員はバツ1やバツ2も多いですし、年配でも独身ということも珍しくないので。しかしSさん、既婚。何なら同じ職場だったご主人は先日契約の更新をしてもらえず、彼女だけが更新されました。女優のような美貌でご主人も養っている男前です。あの優雅な美貌でおじさんたちの間をひらりひらりと飛び回り、自身を売り込むところも女優ばりの演技力。結局はこういう女性が引き立てられ、こういう女性を選ぶおじさんたちが幹部に居座っている点では国連も只のおじさんサラリーマン集団。