先日、中々売れずに苦しんだ一戸建がついに売却でき、私の仲介の仕事が完了しました。
その一戸建ての売主さんは、80過ぎの白い鬚をはやした、仙人のようなお爺さんです。
お爺さんは少し失礼かもしれませんが、その体全体から出てくる温か味が、そう呼びたくなるのです。
不動産が売れるまで、1年近くの間、何度もお家に伺い色んな話を一生懸命聞きました。
亡き奥さん、娘さんの事、おれおれ詐欺にだまされた話、写真の話、戦争の話などなどたくさん。
今は一人でアパートに暮らしています。
最後に自宅に送って、車を降りた時に
「今度この近くで一緒にご飯でも食べましょう」と誘われました。
そして、「握手をしよう」と言われ、心温かい握手をしました。
なぜだか、「私のお父さんに会ってみたい」と言われました。
私は何も気の利いた言葉が思い浮かばず、ただそのお爺さんの温かさに包まれていたのでした。
こんなお爺さん最高だなと思います。

