【読書感想】蛯名正義調教師の考え方に触れる──元名騎手から見えた競馬界の姿
僕にとって、蛯名正義元騎手といえば──
まず思い浮かぶのは、アパパネとの牝馬三冠達成。
リアルタイムではないけれど、エルコンドルパサーとの名コンビも強く印象に残っています。
競馬学校3期生、そして武豊騎手と同期というのも、よく知られていますね。
この本を購入したきっかけは、
自分の出資馬の管理を蛯名正義調教師が担当していたからです。
残念ながら、その馬は未勝利で引退し、
今は地方競馬で頑張っています。
それでも──
「どんな考えで調教師という仕事に向き合っているのか」
それを知りたくて、手に取りました。
本の構成は、
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第1章・第2章:騎手とは? 蛯名正義の騎手時代の回顧
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第3章:調教師へ転身してから
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第4章:調教師としての仕事と考え方
という流れ。
僕が特に読みたかったのは、第4章。
実際に読んでみて、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
当時はまだ、調教師の仕事の細かい部分をよく知らなかったので、
新鮮な驚きと発見に満ちた読書体験でした。
また、第2章だったと思うのですが、
騎手時代を振り返る中に、思わず驚かされる一文もありました。
(ここはぜひ、実際に読んで確かめてみてください)
福永祐一調教師の本を紹介した時にも書きましたが、
この本も、蛯名正義調教師(元騎手)のファンなら間違いなく楽しめる内容です。
彼の考え方、競馬界に対する姿勢が、よく伝わってきます。
また、福永祐一調教師の本よりボリュームは控えめなので、
読みやすさも抜群。
それでいて、この一冊だけで競馬界の裏側がぐっと身近に感じられる──
そんな本でした。
調教師になったトップ・ジョッキー 2500勝騎手がたどりついた「競馬の真実」 (小学館新書) [ 蛯名 正義 ]
