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アトリエ・フロール(株)写眞研究課

写真家・花井雄也がお送りする、写真ブログ。商品写真から赤外線写真・ピンホールカメラなどマニアックな写真まで、多様な作品を掲載しています。
※当ブログ内の写真は無断転用・無断使用禁止です。

デジタルになってからというもの、色合いなどは後からデジタル処理で変えられるようになり、撮影時はあまりフィルターを使わなくなってしまいました。

しかし、唯一といって良い常用フィルターをご紹介します。

PLフィルターというフィルターをご存知でしょうか?

以前にもこのブログで紹介したことがありました。
http://ameblo.jp/agent00/entry-10463090582.html

PLフィルターは光の向きを一方方向にする役割を持つ「偏光フィルター」と呼ばれるもので、水面やガラスの反射を除きたいときなどに利用します。
風景撮影での利用は、青空の色をより深くする際に使用します。
晴れの日でないと使えませんが、青空でも空気中には水蒸気がちらばっていて、これが日の光を反射し青が薄くなります。
これらの反射を取り除くということですね。

比較するとこんな感じになります。


■PLフィルター無し


■PLフィルターあり



左:PLフィルターあり 右:PLフィルター無し





■PLフィルター無し



■PLフィルターあり



左:PLフィルターあり 右:PLフィルター無し



いかがでしょうか。
桜の花の明るさは変わらず、空だけが濃くなったのが解ると思います。
こうすることで、桜の花と空とのコントラストが付きメリハリのある写真にすることができます。

画像処理でも似た様なことはできますが、全体にコントラストを上げれば花の部分までコントラストが付きすぎてしまいべったりした写真になってしまいます。
撮影時にフィルターをつけるのが一番というわけです。

使用時の注意としては、「晴天の順光」でしか効果を得られないということ。
曇りの日や、逆光では使えませんのでご注意を。


以前の記事でサーキュラーPLと普通のPLとの違いを書きましたが、AFやカメラ内蔵露出計を使う場合はサーキュラーPLを使います。
一眼レフの場合、ミラーを透過して露出や距離を計る仕組みがあり、普通のPLでは誤作動を起こします。
これから買う人は注意してくださいね。


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