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アトリエ・フロール(株)写眞研究課

写真家・花井雄也がお送りする、写真ブログ。商品写真から赤外線写真・ピンホールカメラなどマニアックな写真まで、多様な作品を掲載しています。
※当ブログ内の写真は無断転用・無断使用禁止です。

2011年4月3日(日)に開催された、「第16回 らくらく写真部」の様子をお送りします。

桜はまだ少し時期が早かったようで、3分咲き程度。
それでも、種類によってはちょうど満開の木もあり、今週の満開に備えた良い練習になりました。


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背景の桜の木はソメイヨシノではないので、ちょうど満開。
色も綺麗なピンク色で、綺麗でした。



ちょうど去年の写真部もここ、新宿御苑で開催したのですが、昨年は風景としての桜の撮り方を講習しました。
今回の講習のテーマは、少し趣向を変えて「桜と人物の上手な撮り方」です。

この時期、花見などで友人や家族の写真を桜の前で撮る事が多くなるので、普通に撮るのではなく、見栄えがする写真を撮ろう!という企画です。


メインの講習は、弊社の田鎖君。
私は、実際にカメラをセッティングして、みんなに見てもらうサポート役です。


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■混雑した場所での花見写真「中望遠レンズ+絞らない」でワンランク上の写真を撮ろう

この方法は被写体が一人でも、集合でも使えます。
特に集合写真を何気なく撮影しようとすると、ついつい被写体に近い場所からデジカメの広角側で撮影してしまいます。
(この方法でも、ローアングルで上向きに撮影すれば、桜がたくさん写って良い場合もありますが・・・)

広角で撮影すると、画角が広いため、背景に他の花見客が写りやすくなってしまいます。
また、広角レンズは被写界深度(ピントがあっている様に見える範囲)が深いため、絞りを絞らずとも被写体から背景までばっちりピントが合ってしまいます。

そこで今回は被写体から少し離れて、「中望遠+浅めのピント」で撮影する、という方法を試してみました。

○広角レンズ○
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広角レンズ(28mm、F5.6)で撮影。
背景がしっかり写り込んでしまいました。

○中望遠レンズ○
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中望遠(85mm、F5.6)で撮影するとこうなります。
レンズは望遠になればなるほど、画角が狭くなるため、背景の写り込みが少なくすみました。
また、後ろの桜も、圧縮効果で画面全体に配置されました。
望遠レンズは被写界深度が浅いため、広角と同じ絞り値で撮影した場合でも背景がぼけやすくなります。

望遠で撮影した方が被写体の3人が引き立って見えますね。

この方法の注意点は、背景をボカしすぎない事(F5.6~F8.0くらいが望ましい)。
あまりボカしすぎると、どこで撮影したか解らなくなってしまいますので、注意が必要です。



■「前ぼけ」を利用して雰囲気アップ

「前ボケ」とは、ピントが合っているメインの被写体の前に、ボカした被写体が入っている写真の事です。
被写体にばっちりピントが合っていて、背景がぼけている写真はよく見ますが、「前ぼけ」を入れる事で、サブ被写体(作例では桜のこと)の中にメインの被写体(人物)が入り込んでいて、カメラが覗き込んでいるような写真にする事が出来ます。

説明より見た方が早いので、まずは作例を見てみましょう。



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いかにも桜に囲まれている感じがしますね。

こちらのやり方は、まず中望遠~望遠レンズを使用する事。
そして絞りは開放側に設定する事。

前ボケとしてボカしていれる被写体は、カメラに近くなればなるほどボケやすくなります。

位置関係はファインダーを覗いて、調整する必要がありますが、だいたい下の図のような配置がベストです。

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簡単にちょっと良い写真が撮れますので、望遠レンズをもってる方はぜひお試しあれ。



講習後は、いつもの通り「関西酒場 らくだば」にて第2部。
写真談義をしながら、おつかれさま会です。
最後に、その日の写真をスライドショーにして上映して締めくくりました!


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この日、新入部員のきょうちゃんが誕生日だったので、皆でお祝いしました!おめでとう~!

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皆さんの写真はいつもの通り、YouTubeアップしましたので、見てみてくださいね!




次回は、6月下旬~7月上旬に開催予定です。
まだ被写体等決まってないので、決定後またご案内いたしますね!

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