残雪の中に梅が花を付けていました。
先週の赤外線カメラのテスト撮影時に撮影した写真ですが、もう春が近い気がして嬉しくなりますね!
さて、タイトルに出てきているPLフィルターについて。写真好きの方なら既知の方も多いと思います。
PLフィルターとは、偏光フィルターとも言われ、写真撮影時には欠かせないアイテムです。
このフィルターはフィルムの時代から多用されていたフィルターですが、デジタル写真の今でも、とても使えるフィルターです。主な効果は光の反射をカットしてクリアにしてくれます。
例えばこんな感じになります。
■効果① ~空の色(明るさ)を操作~
↑そのまま撮影
背景の空が明るいので、画面にメリハリが無く全体にぼやっとしています。
↑PLフィルターを使用
背景の空を暗くして、手前の枝が引き立つようにしました。深い色合いになり、良い雰囲気ですね。
イメージががらっと変わりましたが、手前の枝の明るさはほとんど変わって居ません。
↑そのまま撮影
手前が影に入って暗くなってしまいました。
↑PLフィルターを使用
空を暗く落とした分、1段ほど露出を多くして、ウメの白を引き出しました。
この方法は、空の明るさを基準に、露出操作する、逆転の方法です。
使い方のポイント①
空の色をくっきり写す場合
順光において効果が高くなります。
逆光の時はほとんど効果が出ませんのでご注意を。
ちなみに、逆光でも、順光でもない、真横からの光で撮影すると、こんな風になります。
↑左からの太陽光。
画面左は逆光ぎみなので、効果が薄く、画面右は順光気味なので、空の色が濃くなりました。不自然なグラデーションになるので、違和感がありますね・・・
■効果2 ~水面やガラスの反射を除去~
↑そのまま撮影
折角綺麗な海なのに、空の光が反射して白っぽく写ってしまいました。
↑PLフィルターを使用
水面の反射を除去されて、海の青が綺麗に写りました。
↑そのまま撮影
ツル植物に浸食されつつある家の写真です。
後ろがばっちり反射してしまってます。コレはコレで画になりますが、写したい対象がボヤけてしまいました。
↑PLフィルターを使用
反射が除去されて、カーテンに付いた苔みたいなモノが目立ってきました。
家の中に突然こんな葉っぱが生えてきたら、恐怖ですね・・・笑
使い方のポイント②
偏光効果があるのは1方向のみ
水面やガラスの反射除去の場合は、除去面は1方向に限定されます。
また、鏡や金属などには偏光が効きません。
使い方のポイント③
露出の落ちに注意
フィルターは光の一部分の成分をカットして、偏光しています。いわばブラインドのような構造です。
そのため、光の量が減り、約1~2段分の露出落ちが起こります。
元々暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりますので、ブレに注意しましょう。
補足
PLフィルターには「PLフィルター」と「サーキュラーPL」という2種類の製品があります。
「PLフィルター」は単純に偏光するだけなのですが、オートフォーカスが効きにくくなります。
「サーキュラーPL」はオートフォーカスが効くように補正したフィルターです。
最近のカメラには、「サーキュラーPL」が適していますので、購入時には気をつけましょう。
PLフィルター講座、いかがでしたでしょうか。
ちょっとした道具ですが、「普通の写真」を「印象に残る写真」に変化させることが出来ますので、ぜひ一度試してみて下さい!
- サーキュラーPLフィルターオートフォーカス対応-偏光フィルター径(49mm、52mm、55mm...
- ¥1,980
- 楽天
※モバイル非対応
- サーキュラーPLフィルターオートフォーカス対応-偏光フィルター径(62mm、67mm)
- ¥2,280
- 楽天
※モバイル非対応
- サーキュラーPLフィルターオートフォーカス対応-偏光フィルター径(72mm)
- ¥2,480
- 楽天
※モバイル非対応
- サーキュラーPLフィルターオートフォーカス対応-偏光フィルター径(77mm)
- ¥2,980
- 楽天
※モバイル非対応