小田原の温浴施設にある「Dining World」へ、湯あがり後ほっと一息つきたくて訪れました。
浴場帰りのちょうどいい気怠さと、どこか柔らかい外気を感じながら、店内のタブレットで注文したのは、
陶板ホルモン焼肉膳(1,400円)。
出来上がった料理はセルフで取りに行きます。
陶板の上でじゅうじゅうと音を立てるホルモンと野菜――湯気が立ち上がり、湯あがりの肌に残る温かさと重なって、思わず「帰ってきた」ような安心感が胸に広がります。
箸を伸ばすと、香ばしく焼かれたホルモンの脂と旨味がふわりと広がり、ご飯がごく自然に進む。
野菜は程よく火が通りつつもシャキッとした歯応えを残し、噛むたびに湯あがりの火照りを内側から静かに冷ましてくれるような、ちょうどいいバランス。
陶板の熱がゆっくり伝わって、最後まで熱々。
ホルモンの濃いめの味わいは、湯のあとの喉と身体にしっくり染み、塩気と脂の余韻が、湯上がりのほてりをやさしく包み込んでくれるようでした。
「スーパー銭湯めし」と侮っていたけれど、これは割と本気。
味だけじゃなく、タイミングと気分がばっちり重なった“整い飯”です。
他のお客さんも定食や丼を頼んでいて、温浴とご飯のセットが“日常のご褒美”になっているのが伝わってきました。
身体が湯と蒸気でととのったあと、熱々の陶板焼肉でまた“ととのう”。
その心地よさに、自然と頬がゆるみ、湯冷めもしづらそうな満足感でいっぱい。
ごちそうさまでした。また、身体を整えに来たときの“締めごはん”に、ぜひ選びたい一膳です。
Dining World (食堂 / 鴨宮駅、国府津駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5


