ラグビー日本代表、南アフリカに勝利しました!!!
いやぁ~めちゃ面白い試合だった
興奮しました!

勝利の瞬間、山田選手、コンタクトが外れる(写真)

なんかこのままの勢いで優勝しちゃうかもしれないけど
それはまた別の話♪



okinusan


テレビで宮崎駿のアニメ映画『風立ちぬ』見ました。
めちゃ面白かったです!!
宮崎アニメの中では文句なくNo,1の作品ですね
みんなも見たよね~♪
今回もネタバレありです

『風立ちぬ』では三つのことが描かれています

一つ目は堀越二郎の(零戦の)設計者としての半生です
この話は僕も飛行機は嫌いでないし
友人にも飛行機野郎がいたりするので
とても面白いと感じさせる内容でした

二つ目は菜穂子との悲しい恋物語です
この点に関しては色々言いたいので後で詳しく書きます

三つ目は宮崎駿の告白です(初の正直)
この部分が僕が宮崎駿のアニメNo,1認定の理由となるところです

宮崎駿は映画史に残る天才監督の一人だと思います
まぁしかし僕的にはちょっと気に食わないところがある
それは「全然本音で語っていない」ところが気に食わないんですね
いや、基本大好きなんだけど
何と言うか『すげーお高くとまってる』とい言うか
肝心なところを白黒はっきりせずにぼやかしてると言うか

でも『風立ちぬ』は今までと違う感じがしました
なんか正直な感じがします
主役の声に素人の庵野の朴訥とした声を抜擢したのも
今回は俺、正直に語っちゃうよ~、っていう宮崎の意思が感じられます

「君はピラミッドのある世界と、ピラミッドのない世界のどちらが好きかね?」
夢の中で、カプローニが二郎に問いかけます
唐突に「ピラミッドのある世界とない世界」とか出てくるんで
なんかココ、宮崎が大事なこと言ってるとちがう?と緊張します
で、二郎は「僕は美しい飛行機を作りたいと思っています」と
はぁ?どっちやねん?!と一瞬思うし
庵野の声がごにょごにょ話して聞き取りづらいので
分かり難さに拍車がかかるのだけど
まぁ通して見れば
ピラミッドのある世界に決まってるでしょ
僕はピラミッド(美しい飛行機)を作りたい!!と答えてるわけです

映画の中には、夜遅くまで親の帰りを待つ子供達に
二郎が買ったお菓子(シベリア?)をあげようとして拒否られたり
銀行の取り付け騒ぎに慌て戸惑う民衆を
二郎が車の窓越しにぼーっとみるシーンなどが出てきます
同期の本庄との会話の中でも
飛行機の部品だけのお金で、日本中の子供たちに食べ物を与えられる
といった件も出てきます

つまり民衆からの搾取や強制労働によって作られたピラミッドであっても
美しいければこれを肯定するという事を
二郎の言葉にのせて宮崎は「正直」に語っている
同時にこれは芸術家としての宮崎の覚悟も示している

ここがとっても好感が持てました

は~い、では前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入ろう(笑)

菜穂子の事だ
今回はこれを書きたいのだ

美しくなくなる自分を二郎に見られる前に
一人、山の病院へ姿を消した菜穂子
まず、この映画を見ての最初の感想としては
美しくも悲しい話やなぁと思ったわけです

でも見終わって気づきました!

なんか二郎ってメチャ酷過ぎない(怒)!!

年がら年中きれいだきれいだ好き好きチュッチュッってやってる割には
奥さんの最期を看取ってないんだぜ(鬼)!

そればかりでない
山の病院に行った菜穂子にあてた手紙を見える範囲で見ると
『寒さも日に日に増してきましたがいかがお過ごしですか
僕は仕事が中』(以降見えない)なんて書いてるんだぜ
さすがの菜穂子さんも絶句して、山を降ります

再会した菜穂子は「一目あったら帰るつもりだったの」と二郎に告げますが
二郎は「帰らないでぇ、ここで一緒に暮らそう」とのたまうわけです(唖然)

挙句の果てに結核の菜穂子の病床の脇で煙草プカプカ(言葉が出ません)

そして菜穂子は二郎の「眼鏡をはずし」、山の病院へ戻り、一人最期を迎えます

この悲しい物語の唯一の救いは次郎の妹加代の存在です
大好きなシーンだから全文掲載

にーにー、菜穂子さんをどうする気なの
離れに一人ぼっちで寝かせておいて
にーにーが思っているより、菜穂子さんの病気はずっと重いのよ
私これでも医者の卵だから少しは少しはわかるわ
菜穂子さんにーにーを安心させたくて
毎朝お化粧して頬紅を刺したりしてるの、わかってるの
わたし菜穂子さん大好き、とてもいい人
このままじゃ可愛そう

このブログはシーンや台詞の確認のためビデオを早送りしながら書いています
先ほどの台詞を起こした後に
菜穂子が去った事を知った加代のシーンを見返しました


涙が止まらなかったよ!!


さて、
さてさて、
場が重くなってしまったのでいつもの調子に戻そう

ここまで長々と二郎の悪口を書いてきたんだけど
それには理由があります
色々文句言ったけど、僕はこの映画は好きなんですが
質問!

『女性の読者の皆さんにとってはこの映画の菜穂子の物語は
どのように感じられているのですか?』

ものすごく興味があります
ご意見、お待ちしておりますm(_ _)m
男の私が言うのも難なんですが
菜穂子さんは若干同性受けがよろしくなさそうなキャラかもしれないので
ちょっと分が悪いんではないかというのが心配ではありますが
皆さんヨロシク

余談ですが、本家・堀辰雄の「風立ちぬ」の方は
結核で富士見高原病院に入院した婚約者節子を
主人公は病室の側室に泊まり最期まで看病し続けますので
ご安心ください

本家の方の婚約者の名前は節子なのですが
堀辰雄は別に「菜穂子」という小説も別に書いています
村上春樹のノルウェーの森で療養所に入っている恋人の名前も直子です
この辺のことはもちろん「それはまた別の話♪」ですが


長文をお付き合いいただきありがとうございました


そして父になる


(ややネタバレありです)

テレビで映画『そして父になる』見ました。

めちゃ面白かったです!!

みんなも見たかな?


「6年間育てた息子は、他人の子でした」

二つの家族の6歳の息子が病院で取り違えられていたことが判明し

前半は週末だけ(遺伝的に)本当の両親のもとで過ごしながら

どちらの子供を育てるかべきか?をそれぞれの夫婦が悩みます

で、まぁいろいろあって後半は育ての親子関係とは完全に決別することにし

二人の子供は(遺伝的に)本当の両親のもとでの新しい生活が始まります

二つの家族は経済的にも教育方針もぜんぜん違ったので

まぁ当然うまくいかなくていろいろ起きて

最後は新しい道を選択することを「予感」させながら物語りは終わります


エリートサラリーマンの福山雅治とその妻、尾野真千子は

高級マンションに住み息子を私立小学校に入学させピアノも習わせる

いわば勝ち組人生を歩んでいます

かたや町の汚い電気店を営んでいるがさつで卑屈な夫リリー・フランキーと

タバコをすい乱暴な言葉づかいをする妻、真木よう子

しかし遊ぶ時間を作らずエリート教育を押し付ける福山雅治の夫婦とは対照的に

一緒に遊ぶ時間を大切にするリリー・フランキー夫婦は

子供たちにとっては案外いい親だったりもするのです


物語は「6年間育てた息子を交換できるか?」この一点で進行します

遺伝的に本当の両親のもとでの新しい生活をスタートするものの

最後は元の親子に戻るのか?と思わせる形で物語りは終了し

結末がどうなったかは見た人に委ねる感じな終わり方です


見ている間や見終わった後に

果たして本当に息子を交換するのか?

交換してどのようにうまくいくのか?いかないのか?

最終的に元の鞘に収まるのか?

と色々感じさせ続けられます


しかしこの映画のタイトルは「そして父になる」です

子供の取り違いという事件の物語を通して

父とは果たして「どのような存在であるべきなのか」という

誰にとっても深くそして大切な問題を

問いかけているところが

この映画が物凄く秀逸だなと感じさせるところです


最後にこの映画の好きな二つのシーン

子供を交換した犯人(元看護婦)に福山が慰謝料をつき返したとき

二人の間に割って入った元看護婦の息子が

「関係ある!僕のお母さんだ!」と叫ぶシーンと(涙腺緩む)

その直後に福山が父親の再婚相手の育ての母に電話をかけて

これまでの非礼をわびようとするシーンですが(涙腺大解放!)

それはまた別のおはなし♪