ビジネス経営起業者会Agencyのブログ

ビジネス経営起業者会Agencyのブログ

起業・開業のご支援から起業家同士のネットワークコミュニティを目指して

Amebaでブログを始めよう!
2014年10月1日 21時0分 ライフハッカー[日本版]
苦手な人は自分を映す鏡。じっくりと分析すれば、自分の性格が見えてくる



何とか好きになろうと努力はしてみたものの、会社やこれまでの人生には、どうしても好きになれない人がいるはずです。その人たちのどんなところが嫌いなのかをはっきりさせておくと、これからの人生で同じような人に出会った時に、うまく対応できるようになります。

なぜその人のことが好きじゃないのかを、じっくりと観察し考えてみると、他の人とは違うところが浮かび上がってきます。自己中心的だったり、失礼だったり、自慢話ばかりなのかもしれません。米ニュースサイト「Quartz」では Laren Baconさんが、自分が嫌いな他人の性格を見つける、個人的な洞察力のエクササイズを紹介していました。

以下を自問自答してみましょう。


その人のことを全体的にどんな風に感じていますか?

その人のどんなところが具体的にとても嫌な感じがしますか?(時間がかかってもいいので、全部出してみましょう)

その人の何を変えたら、うまくやっていけそうですか?

自分の価値観に関わる話題になると、どのように反応しますか?



人のことを見下していると、その人の良いところが隠れてしまいます。一度そのような状態になると、そのことが思い出せなくなり、性格全体が悪いのだと思うようになります。自慢話を聞くのが耐えられない場合は「どうすればもっと感謝の気持ちが持てるようになるか?」と自分に問いかけましょう。


不思議に思えるかもしれませんが、自分が望んでいたり、もっとこうだったらいいのにと思っている性格をその人が持っているから、その人が嫌いという場合もあります。苦手な性格の人は、避けるだけでなく、自分を映す鏡だと思って、足りない自分の部分を見つけることにも使えます。苦手な人を人生から排除してしまうのではなく、そこから何かポジティブなものを見つけてみましょう。
2014年9月30日 21時0分 ライフハッカー[日本版]
その不安は、夢をあきらめる理由にはならない。仕事をしながら情熱を追い続けるためのアドバイス



ひと口に情熱と言っても人それぞれ。その意味するところは異なるものの、誰しも、それを追い求めることができない理由があるようです。そこで、夢を追い続けたいと思いながらもなかなか前に進めないあなたに、よくある不安とその対策アドバイスをお贈りします。

自分の情熱がわからない


自分でもよくわからないものを追い求めることは非常に困難です。でも、ご安心ください。自分の好きなことがわからないのは、あなただけではありません。多くの人が、自分にとっての「夢の仕事」がわからずにもがいているのです。まるで漂流しているような人生だと感じるなら、パドルを手にして、未知の水路を進んでみるのもいいかもしれません。コンフォートゾーンを飛び出して、新しい経験を積むのです。自分を閉じ込めている泡から出るのは怖いかもしれませんが、いつかきっと、ワクワクする何かを見つけられるはず。

どこから手を付けていいかわからないあなたでも、多少であれば自分が何に興味を持っているかは知っているでしょう。「Forbes」のErika Andersonさんは、ある程度カテゴリーを絞ったら、とにかく踏み出してみることを勧めています。



私はいつも、シンプルなアドバイスを伝えています。それは、好奇心を持って探求すること。そうすれば、自分の反応を知ることができます。好奇心とは、「もっと知りたい」と思う、素晴らしい気持ちです。心の中のかゆみのようなものとでもいいましょうか。自分の情熱に対して好奇心を持つことが許されるなら、それを満たすための主な手段は、「情報」「人」「状況」の3つが考えられます。


つまり、リサーチして情報を集め、誰かに夢を語り、「これは自分にとって好きなことか?」と自問せざるをえないような状況を作るのです。「ふと気がついたら自分がしていること」を知るのもいいでしょう。誰でも趣味はあると思いますが、もっと深く、あなたの人生にとって刺激になるものについて考えてみてください。「Dropbox」の創設者、Drew Houston氏は、この種の質問として素晴らしい事例を示しています。



「成功を収めるのは、自分にとって重要な課題の解決に夢中になっている人たちです。その姿は、テニスボールを追いかける犬のようなもの。あなたも、テニスボールを見つけてください。あなたを前へと引っ張る何かを」


得意分野を知るのも重要な要素のひとつ。誰でも、何かしらの得意分野を持っているはずです。数字が得意な人もいれば、デザインを見る目に長けている人もいるでしょう。自分でも気づいていない、未開拓の能力を持っている人も多いと思います。「Zenhabits」のLeo Babauta氏は、自分に何ができるのかを知るには、十分に時間をかけて考える必要があると言います。



少なくとも30分、自分に問いかけてください。私たちは、自分がうまくできたことを忘れてしまう傾向があるので、じっくり考える必要があるのです。これまでにしてきた仕事、プロジェクト、趣味を、できるだけ遠い過去まで振り返ってください。そこで思い浮かんだ何かが、あなたの情熱なのかもしれません。複数のことが思い浮かんだなら、情熱の候補としてリストにしておきましょう。


さあ、あなたのテニスボールは何ですか? 1つに絞ることはできなくても、きっとあなたの前には、いくつかのボールが弾んでいるはず。それでも十分な進歩です。次は、剪定の作業に入りましょう。まずはひとつひとつの情熱候補について考えてみます。立派な果実を育てるには、それら候補の中から、最適な枝を選ぶ必要があります。じっくり考えて、ドキドキが高まる枝が残るように、その他の枝をはらっていくのです。情熱は、あなたを心の底からワクワクさせるものでなければなりません。つまり情熱とは、そのために生きたいと思えるものなのです。



情熱だけでは食っていけない


もっとも一般的な言い訳です。「やりたいことははっきりしているのに、やることが多すぎて...」と言いたい気持ちはわかります。でも、忙しいのはあなただけではありません。誰もが忙しいのです。だからといって、「忙しい忙しい」と言ってばかりでは、やりたいことのために数分の時間を作ることさえできなくなってしまいます。仕事によって個人差はあると思いますが、まったく時間がないフリをするのはもうやめましょう。

情熱を追いながら、別の仕事を持つことは素晴らしいことです。いえ、むしろ理想と言えるのではないでしょうか。でも、仕事を情熱を追求しない言い訳にしてはいけません。食べていくための仕事をしながら情熱を追求し、成功を収めた人は数知れず。彼らだって、与えられた時間は24時間しかなかったはず。だから、疲れたと言っている場合ではないのです。

もしも許されるなら、仕事中に好きなことをできる時間を見つけましょう。チリも積もれば山となります。もちろん通常業務に支障があってはいけませんが、仕事中に周囲にばれることなく、ちょっとした時間を作る方法はたくさんあります。1週間で小説を書いたり、1時間の昼休み中に完璧なスープのレシピを考える必要はないでしょう。ブログ「Levo League」のMichela Araminiさんは、自分の情熱を常に進行させておくための秘訣を、こう記しています。



情熱を込めたプロジェクトを素晴らしいものとして受け入れることができたら、あとはもう、日々そのプロジェクトを進められることが心から楽しくなり、「十分にできていない」という悪い気持ちは消え去ります。毎月、毎週、毎日の目標を定めて、達成できたら自分にご褒美をあげるといいでしょう。


目標に向かって、一歩一歩進みましょう。長期的な進捗を知るのも嬉しいものですが、それよりも日々の作業にワクワクするはずです。午後に10分間の書き物タイムを確保したり、お昼休みの半分をプログラミングの勉強に充てるだけで、心が弾むようになるのです。

「情熱の追求」と「夢の仕事」が同じである必要はありません。「好きなことを仕事にする」のはきれいごとだという主張する人もたくさんいますが、実際あなたの情熱の種類によっては、それを仕事にするのはやめた方がいいこともあります。情熱を仕事にしてしまったがために、お金に困窮したり、情熱が消え失せて、逆に嫌悪に変わってしまうこともあるのです。

幸いにも、人生は仕事だけではありません(少なくとも、そうであるべきではありません)。スペシャルなことを追いかける方法は、仕事以外にもたくさんあります。仕事は「それなり」でも十分。その仕事をしながら、並行して夢を進めましょう。両方を同時にやっちゃいけないというルールはありませんし、それは意外と普通のことだったりします。

用務員のMikeさんが週3でお笑いの舞台に立っていたり、経理のMargeさんが実は路上チョークアーティストだったり、ITガイのBillyさんがジャズバンドでベースを弾いていたりすることは、よくあることなのです。やらなければならない仕事があるなら、自分の二重性を認め、残りの時間を好きなことに充てるのが正解です。



自由時間を犠牲にしたくない


あなたが追求したいものは、自由時間にやりたいものだったはずではないでしょうか? そうでないなら、これはすべて、あなた自身の責任。自分の好きなことのはずなのに、自由時間を費やしたくないと思うようであれば、もはやあなたの情熱は消え失せてしまったのかもしれません。バーンアウトを避けることは必要ですが、自由時間こそ、あなたの好きなことに取り組むための最適な時間なのです。

これは、あなたの情熱を試すテストになります。週末を副業に費やすことは、あなたの望みですか? 長い仕事が終わったあと、夜のクラスを取ってまで何かを学びたいと思いますか? 時間をどう使うかは、完全にあなた次第。ベビーシッターを見つけたり、自宅からオンライン講座を受講したり、方法はいくらでもあるはずです。いずれにしても、自分のやりたいことのためなら、時間を作るだけのパワーが出てくるでしょう。あなたは、最適なバランスを見つければいいのです。



失敗が怖い




失敗を恐れている場合ではありません。あなたは、かならず失敗します。最初からうまくいく人なんて、どこにもいません。私たちは、失敗から学び、自分を変え、強くなっていくのです。それを繰り返すことで、いつかは成功できるレベルにまで到達します。だから、失敗を乗り越え、いつでも前を目指してください。この世界には、失敗があふれています。でも、幸いにもそれは、私たちを前進させる力になるのです。

Larry Smith教授は、上のTEDトークにおいて、ただ「いいキャリア」を手に入れることは不可能だと述べています。現代においては、いいキャリアを手に入れたくて好きでもない仕事を続けることが多いものですが、それでは永遠に満足することができません。そうなってしまうのは、失敗を恐れているから。失敗は、恐れる対象ではありません。私たちの身の回りに、かならず存在するものなのです。

「もしも~だったら」と自問して、自分なりに結果を想像してみてください。絵を始めたり、バンド活動を始めることで、あなたの生活にはどんな害がありますか? 初めての舞台でヘマをやらかしたら? どの失敗も、あなたを成長させるとともに、情熱を強めてくれるのではないでしょうか。



どこから手を付けていいかわからない


やりたいことはわかっているんだけど、何もかもが少し威圧的に見えることがあります。でも、ローマは1日にしてならず。あなたの壮大かつ情熱的な目標を、1日で達成できるはずがありません。その大きくて恐ろしい目標を、たくさんの小さな目標に分割しましょう。そうすれば、小さな目標を達成するたびに、少しずつ大きな目標に近付いて行きます。Jule Connor博士は、Linkedinブログにおいて、「SMARTゴール」の設定を提案しています。



Specific(具体的):自分は何を達成したいのか? なぜそれを成し遂げたいのか? メリットは? 何が必要? どこにある?
Measurable(測定可能):必要な量は? 進捗を図るためにどんなツールが必要? 目標に向かう途中で、どんなターゲットを達成する? 達成を判断する方法は?

Attainable(達成可能):目標の達成方法は? 目標は行動指向的か? 立ち上げやサポートにかかるお金は? 目標達成にはどんな知識やスキルが必要?

Realistic(現実的):その目標が重要な理由は? その目標が必要な理由は? その目標をいま追求すべき理由は? 自分の価値観と合致しているか?

Time-bound(期限を定めている):目標達成に向けた時間的枠組みはあるか? いつ計画を実行するのか? 今後半年間で、目標達成のために何をするのか? 今後6週間で、目標達成のために何をするのか? 今週中、目標達成のために何をするのか?


1つ1つのステップは、定量化できるものでなければなりません。自分の達成度合いを把握できると、モチベーションが高まります。習慣が大事な人は、スケジュールを決めて、情熱プロジェクトに取り組む時間を作りましょう。毎日90分間取り組むとか、毎晩1枚の絵を描くといったような約束を、自分に課すのです。そうすることで、興味を失いにくくなるでしょう。

千里の道も一歩から。何よりも大事なのは、とにかく始めることです。何を書いていいかわからなければ、何でもいいのでキーボードを叩いてみる。何を描いていいかわからなければ、とにかく筆を動かしてみる。どんな料理を作ればいいかわからなければ、冷蔵庫にあるものを取り出してみる。動くことを自分に強制すれば、モチベーションを一気に高められるでしょう。



ひとりじゃできない


人生にはたくさんの壁が待ち受けています。子どもが生まれたり、2つの仕事を掛け持ちしたりと、楽なことばかりではないのです。あまりにも負荷が高ければ、助けを求めることは何ら問題ありません。キャリアカウンセラーのMarkerll R. Steeleさんは、サイト「Futures In Motion」において、サポートが必要なら、周囲の人たちに正直でいる必要性があると訴えています。



私たちは、物事がうまく行かないと真実を隠そうとします。でも、それでは周囲の人たちはすべてがうまく行っていると思い込み、それ以上のチャンスや提案を与えてくれません。一方で、周囲の人たちに現状を正直に話していれば、驚くほどたくさんの人が同情し、手を差し伸べてくれるでしょう。泣きごとや不平を並べ立てろと言っているのではありません。ただ、物事が思うように進んでいないけれど、それでも改善に向けて取り組んでいるのだという、現状を受け入れてほしいのです。私の経験上、情熱を追い求めることは、どちらかを選ぶというよりは、バランスを取ることだと思います。


サポートがなければ、新しいプロジェクトに取り組む困難は倍増します。情熱のためには、とことん自分を没頭させる必要がありますが、それにも限度があるのです。それに、助けが必要になるのは作業だけとは限りません。「Fast Company」のMark McNeilly氏は、そのことを大っぴらにしても構わないと説明します。



感情面では、近くに勇気づけてくれる人さえいれば、恐怖や不安を克服するのはかんたんです。でも、金銭面でもきっと、助けが必要なはず。


家族や友人、恋人、同僚などに相談しましょう。あなたのしていることと、それによる影響を、しっかりと伝えます。きっと彼らは、あなたを激励してくれるでしょう。助けを求めることは、弱いこととは違います。むしろ、その必要性に気付いて助けを求めるためには、強さと勇気が必要なのです。



明日やる


あなたの「明日」は絶対に訪れません。きっと、手遅れになるまで「明日」と言い続けるのでしょう。そうならないためには、今すぐやるしかないのです。時間がないのであれば、作るしか方法はありません。おかしなことに時間とは、使わなければどんどんなくなってしまうのです。時間を見つけるのは難しく、達成には時間がかかるかもしれませんが、時間がかかるという理由だけで夢をあきらめるべきではないのです。
ライフハッカー[日本版] 2014年09月26日20時00分
がんばるだけが美徳じゃない。「やめること」「あきらめること」の3つのメリット



これは、今年のWebstockでデザイナーのLiz Danzicoさんが言っていたことです。トークの中でDanzicoさんは、「終わっていない仕事はクローゼットから出す」と言っています。恥じることなく、堂々と夢の仕事をやめてもいいと認めましょうということです。今の風潮として、粘り強く耐えて終わらせるのが良しとされることが多いですが、この強迫観念によって、やめることの利点が認識されにくくなっています。では、やめることの利点とは何でしょう?

1. サンクコストの間違った考え方を打ち消すことができる

なかなか進まないプロジェクトや、あまり良くない仕事、問題のある人間関係などに、長い間囚われているのであれば、おそらく両親の責任も一部にはあるでしょう。私たちは、子どもの頃に無駄使いをしないようにと教わるので、少ない資源を使う時には明らかに神経質になります。しかし、時間という観点から見ると、サンクコスト(すでに投下して回収できない費用)の間違った認識として知られている考え方です。

人間は、無駄なことをしているように感じるので、エネルギーを注いだものを諦めるのが嫌いです。子どもの頃に野菜を残したら、お母さんに食べ物を粗末にしてはダメだと言われたので、無駄が嫌いなのです。しかし、その仕事がもはや何のメリットも無いのであれば、これまでかけてきた時間を"失わないように"するために続けるというのは、合理的ではありません。その仕事は、いくら時間をかけたとしてもいずれ失敗に終わるでしょう。

継続するのは、最後の1本の牛乳を使うというより、自分の時間もエネルギーも無尽蔵に捨てるようなものです。失敗が早まっても、損失を少しでも減らした方がいいですよね?



2. イノベーションを後押しする

喜んで失敗を受け入れることは、単に時間とエネルギーを適切に使うためだけではありません。Danzicoさんは、これはイノベーションでもあると言っています。ほとんどの人が、失敗を歓迎するのは、イノベーティブになる大事なポイントだと聞いたことがあるでしょう。

イノベーティブになるための別の方法として考えられるのは、創造性を最大限にすることで、そのためにはすぐにあきらめることも厭わないようにならなければなりません。間違ったアイデアに突き進んで失敗する必要はありません。失敗しそうな予感がしたら、すぐにあきらめましょう。何度も試行錯誤を繰り返しましょう。一般的に、試行錯誤を繰り返すことでイノベーションが生まれると言われています。



3. 臨機応変になる

どんなに障害があっても、何が何でも目標を達成するような不屈の精神を持っているような人が、起業家タイプだと思っている人が多いです。しかし、Danzicoさんによると、調査の結果、起業家はそんなステレオタイプではありませんでした。実際に成功している起業家を見てみると、目標を達成するために、あらゆる苦難を乗り越えている人たちではないことがわかるでしょう。それよりも、状況に合わせて目標を変えている人の方が多いのです。良い起業家というのは、大事な目標を達成するためであれば、何度も軌道修正することを厭わない人です。最初に掲げたのと、必ずしもまったく同じ目標である必要はないということです。

Danzicoさんは、このようなアプローチの仕方を「標的を減らし、何度も撃つ」と表現しています。プロのシェフではなく家庭の主婦のように、台所と冷蔵庫にあるもので何か美味しいものを作ろうと料理をするようなものです。やめることで幸せになるには、臨機応変になることが不可欠です。
ライフハッカー[日本版] 2014年09月24日21時00分
「やる気」のルールを思い出そう。モチベーションを維持するために必要な3つの要素




「仕事が常に負担になっている」とまでは言わないまでも、やる気を維持するのは絶え間ない戦いのようなものでしょう。「最近職場でやる気が出ない...」と思うことが多いなら、次の3つの要素について、改めてよく考えてみてください。

『モチベーション3.0 』の著者であるダニエル・ピンク氏は、すべての人間にやる気を起こさせる3つの主な要素に焦点をあてています。



1. 自主性(Autonomy):仕事に対するコントロール。何をやるか、いつやるかといったことをコントロール出来れば出来るほど、モチベーションは上がります。


2. 成長(Mastery):前に進んでいる感覚。上達を感じられればそれだけモチベーションは上がります。


3. 目的(Purpose):仕事の意義。自分にとって意味のあることだと思えればそれだけ、モチベーションは上がります。


自主性があると、自分に合ったやり方で進められるので、仕事の流れが楽になるでしょう。成長があると、上達を感じることができます。誰しも得意なことをやるのは楽しいので、前進へと繋がります。目的があれば、目の前の仕事が重要だと思うことができ、自分がその仕事をする必要性も感じられるでしょう。

これらの3つの要素が自分にとって何を意味するかを理解すれば、高いモチベーションを維持できるはずです。興味があれば、同じテーマについてのピンク氏の有名なTEDトークもご覧になってみてください。
ライフハッカー[日本版] 2014年09月25日19時00分
仕事中毒にならないために「休みを取るスキル」を高めよう




この夏、私は2年以上取っていなかった休暇を取りました。簡単ではありませんでした。猛烈に働く中小企業に勤める企業戦士にとって、休みを取るという発想が非常に理解しがたいものなのです。休みを取れるいいタイミングなんて全くありません。会社の危機的な状況というわけでも、半端なく忙しい状況というわけでなくても、休暇が取りにくいのです。

休みを取らないと思考が固定化する

働きすぎはビジネスマンの習性で、一種の中毒ともいえます。これに対しては瞑想、祈り、ヨガ、運動といったさまざまな方法で日々対処していかなければなりません。それらに加えて必要なのが、たまに長く休養を取ることです。

私の友人、Helanie Scottさんはテキサス州ダラスで人材教育の企業「Align4Profit」の最高経営責任者を務める傍ら、毎週、ビジネス・リーダーシップに関する素晴らしいニュースレターを執筆しています。彼女の記事によれば、最新の脳科学の研究で「習慣が脳の神経経路を作り出す」ことが証明されたそうです。Scottさんは次のように続けます。「悪い習慣に長く浸れば浸るほど、神経回路は固まっていきます」つまり、考えるまでもなく、思考が固定されてしまうということです。こうした悪循環を壊すために、休みを取ることが必要なのです。

休暇を取らないというのは悪しき習慣です。日常の仕事の後にリラックスすることは簡単にできます。Harvard Business Schoolのクレイトン・クリステンセン教授は彼のベストセラー「How Will You Measure Your Life(邦題:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ)」の中で仕事における投資効果は短時間で明らかになるため、一般的な賞賛、エゴの増大、契約、お金といった形ですぐに満足感やフィードバックを得ることが可能です。起業家になることでコカイン、ヘロイン、セックスでハイな状態となったときとほとんど変わらない習慣がもたらされる事になるでしょう、と述べています。



あなたがいなくても会社は回る

Denverで連絡先管理を扱う会社、FullContactのCEO、Bart Lorang氏は「思い込み英雄症候群」と彼が呼んでいる現象について警告を発しています。思い込み英雄症候群とは世界は自分の英雄的活躍がなければ止まってしまうという思い込みのことです。彼は仲間に7500米ドルをポンと渡し、休暇をとらせます。その交換条件として、彼は3つのことをお願いするだけです。

1. 本当に休暇をとること。
2. スマホなどの文明の利器の電源をすべて切ること。

3. 休暇中に仕事を一切しないこと。

私事ですが、私自身、今年になって最近の離婚は私の仕事中毒にも原因の一端があったことに気づき、仕事を一時休むことにしました。私は実は本当の意味での休暇をとることは望んでいませんでしたが、妻の前ではそれは隠していました。娘との関係も危機的状況にありました。娘は常に「仕事の顔を取り払って」一緒にいてとせがんできていました(ちなみに超起業家として知られているElon Muskは二度の離婚経験のある5人の子供の父親で、4年間で休暇をとったのはたったの一度だけとか)。

私は8日間の夏の休日を娘とともに西海岸で過ごしました。その期間中は2日に1回だけメールをチェックしただけです。その間はTwitterもFacebookも、LinkedInなどもなしです。まさに、薬物中毒者が依存症を急に断ち切るにも似た状況でしたが、家に帰ったときはすべてが無事でした。

会社が自分たち抜きではつぶれてしまうと思い込むのは単に自分のエゴを満たしているだけです。休暇を取ることを恐れるのは、自分は思っているほど重要ではないと知ってしまうかもしれないと思うことも原因の1つでしょう。休暇を取れば自分を謙虚に見つめることができるのです。

小説「Bel Canto」で、小説の登場人物の1人がこう語ります。「私には休暇を取る才能が全くないの」

私もそうです。でも、これから練習していこうと思っています。