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前回のブログに、母の状況についてお話ししました。その4日後に、母が亡くなりました。
亡くなる前日、姉や母の妹、甥っ子が来てたのですが、私が一人病室にのこり、母は、昏睡状態なので話す事は出来ませんが、看護師さんから「声は聞こえてますよ」と言われてたので、話かけたり、母の手を握ったり、足をさすったりして、「また来るね!」と母に話しかけ、夜になったので自宅に帰りました。翌日は、1日おきに病院に行ってたので、翌日は自宅で休む日でした。が翌日の夕方、病院から電話があり「かなり容態が悪いです。明日までもつかわかりません」と言う連絡があり、姉と姪っ子と病院へ行きました。病室に入った時、明らかに昨日とは全く空気が違いました。母の呼吸もかすかに聞こえるぐらいで、顔つきも昨日の母とは違ってました。
今日は、泊まりにかな…と姉と話をしてたのを聞いてた看護師さんが「ソファを持ってきますね」…と病室を離れててすぐに看護師さんが駆けつけて、「呼吸数が20まで下がりました。「最後に沢山話しかけてあげて下さい」と言われ、泣きながら母に「ありがとう」と話かけたり…とにかく沢山話しかけました。病院に着いてから30分後、母は最後に一粒の大きな涙を流し安らかに息を引きとり亡くなりました。
母が亡くなるまでの3週間、母が私にちゃんとお別れが出来るように時間をくれたのかな…と今はそう思います。…コロナ禍で面会が出来ない病院が多い中、母の最後を看取ることが出来た事に、病院の方々に感謝してます。葬儀も無事に終え、四十九日に納骨をします。先に亡くなってる父に、闘病中に会いたいと母が言ってたので、今頃は二人で話を沢山してるのかな…。
母の介護が始まって15年間、大変な事、辛い事も沢山ありましたが、母との沢山楽しい思い出もあります。そんな母に、「私を産んでくれてありがとう。母さん、大好きだよ」と言う言葉しかありません。

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