○歳の○月、のような思い出し方をすると、
頭の中にある年齢軸とカレンダーを経由しながら甦る記憶があって、
数年先、何十年先になってもきっと変わらず、そこにその時の色を映し出しているんだと思う。
複雑なもの程、シンプルが似合う。
極端な選択肢があって、でもそれだけでもなくて、
その選択肢を選択した時にもう一つ、そこへの向かい方がある。
右の肌感だけを頼りに人生を歩むためには、
左で裏づけできるようなモノを手にし続けなければ、壊されてしまう。
それぐらい脆い。
私の人生にとって、キャリアがどれだけ大切なものかは分からないけれど、
少なくともそこに執着することで自分にアドされる幸せがあるならそれでいいと思う。
生き様なんてそう簡単には変えられないけれど、
澄んだ世界観で生きるために、変えられない生き様が邪魔する訳でもない。
ただ、同じ過ちは繰り返さないように、
自分だけを頼りに生きていく強さがあればなと思う。