堰堤に上るには、堰堤の少し手前から山中に分け入ります。
堰堤を正面に見て、この辺りから右側に、入口があります。
入口には、赤いペンキや赤いビニールテープの目印があります。見落とさないように!(`・ω・´)
道は、山の斜面に踏み跡をつけた程度で、水平でない上に荒れています( ;∀;)
滑り落ちないように注意!(`・ω・´)
時間にして5分程度かな、こんな山道を登りきると・・・
ついに・・・
じゃん!
緩やかなカーブが美しい(///∇//)
ダムの顔、取水塔。厳重に施錠されていて、中をうかがうことはできません。
取水塔には「水」の文字をあしらった記章。
デザイン的にも◎ですが、この記章からは、水道を提供する施設としての誇りを感じます(*^-^)b
桂ヶ谷貯水池と比べると、装飾的要素も少なく、機能性を重視した質実剛健なデザインです。
その分、破損はほとんど見られず、当時のままの姿を現代に残しています。
また、歩くには程よい幅の通路、高さの低いアーチ型デザインの柵と、雰囲気は申し分ありませんo(〃^▽^〃)o
現在、貯水池の水はほとんどなくなり、細い流れがあるだけです。
深い山奥に眠る、今は役目を終えた古いダム遺跡・・・。
人工物でありながら、長い年月とともに自然に溶け込んでいく、そんな様子を現在進行形で見ることのできる、羽根越貯水池でした(*^-^)b