さて、ある英語の授業の時だった。
この日は英語で童話「ピノキオ」を読む授業だったのだが
第一回目だったので登場キャラクターの説明を中心に行なわれていた。
もちろん主人公は樫の木で作られた人形ピノキオだ。
そしてピノキオを作ったゼペックじいさんと
ふたりでやりとりをする所から話は始まる。
ところがAGAに。
このゼペックじいさんの名前が出たあたりから
一部の男子からクスクスと笑いが漏れ始めた。
ちょうどこの授業の前にゼッペキ騒動があったので
似た言葉に反応したのだろう。悪ガキ共である。
そして無事授業が終わったあとに待望の第二次世界対戦が勃発した。
「よう、ゼペッキじいさん！」
ボコられるためによくぞ言い放ったな、お前。
もう周囲は爆笑。
言った本人も爆笑。
言われて追いかけて来るやつも爆笑。
楽しい仕返しのボコりも指差して笑ってしまった。
こういうのをお子様リンチというのだろうか(笑)
こういうその場で責任を取るタイプのからかい行為は
現在には存在しないのだろうな。
いい時代だったなあ。ひたすらバカだけど。