今日は本の話。
曽野綾子さんの「いい人をやめると楽になる・敬友録」と言う
本を読むのが好きです。
彼女が書いた小説の中の言葉をいろいろ抜き出した、
言葉集みたいなものなのだけど、
つい「いい人」になりたいと思ってしまう私には、
ストッパーになってくれていい内容だと思ってます。
「いい人」と言うと聞こえは良いかもしれないけれど、
どうでも「いい人」とか、相手にとって一方的に都合の「いい人」
だったりして。褒め言葉でも何でもないよな~とか、
冷静に思ったりするわけなのです。
amazonのレビューを見てみると賛否両論あるけれど、
私にとっては、得るものがあってとても良かったです。
自分の基盤を崩してまで、人に尽くしてしまう人。
無理してると感じても「いい人」でありたいと頑張ってしまう人。
そういう人が読んで、こういう見方や考え方もあるのだと、
思えれば救いになると思います。
人に優しくできるのは、やはり自分の基盤が揺らがない事が
前提だと思うのです。そうでないと自分の身近な大切な人を
物凄く心配させたり、迷惑をかけると思います。
自分に大甘になるのとは、また違うのだけど、
自分の理想の誰からでも愛されるとか。
困った時は頼りになるとか。
無理しすぎない自然体でも、自分を受け入れてくれる人はいる。
そういう事に気づくのが、自分の心が楽になる近道だと思うのです。
以下、本文紹介から、
「縛られない、失望しない、傷つかない、重荷にならない、
疲れない「つきあい方」。
いい人をやめたのはかなり前からだ。
理由は単純で、いい人をやっていると疲れる
ことを知っていたからである。
それに対して、悪い人だという批判は、
容易にくつがえらないから安定がいい。
いい人はちょっとそうでない面を見せるだけですぐ批判され、
評価が変わり、棄てられるからかわいそうだ。
(中略)
かなり昔から発生していたそういう私の姿勢をしめす片々が、
ここに集められている。
本書「まえがき」より
これを読むと、人と会うのが楽しみになる!
① 人はみな、あるがままでいい
② 性悪説のすすめ
③ 失礼、非礼の領域とは
④ 「与える」ということ、「与えられる」ということ
⑤ 「いい人」をやめるつきあいかた
⑥ 品性(ひと)が現われるとき
⑦ 代価を払ってこそ手に入る関係
⑧ どうすれば他人の生き方が気にならないか
⑨ 憎しみによって救われることもある
⑩ 人は誰の本心も本当はわからない
⑪ 愛から離れた親にならないために」
- 「いい人」をやめると楽になる―敬友録 (祥伝社黄金文庫)/曽野 綾子
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