26日の朝はプリンタ-と対峙
リボンを交換しても印字できないのです。
 こういう時は大体九介に問題があるのね
そうです、リボンのシ-ルはがし忘れでした。 
 さあ--プリントも完了、いざ遠野に出発!

 
 久し振りの遠野、千葉家です。
長い改修工事期間でしたが先が見えてきました。
 平日で駐車場から眺めるだけなのに結構な人が
集まっていました。
 道の駅風の丘からも近く一帯が大きな観光スポット
になると思います。

 
 建物の概略の説明分です、
でも建物は普通に住宅と比較しますとけた外れの
規模を誇っています。
 また工事の機関の常識はずれです。
その訳は調べてみて下さい。
 そうすれば遠野市がそして県と国が多大なる費用と
時間を費やす理由が理解できると思います。

 
 遠野あえりあに着きました。
ホント久し振りのホテルです。
 311震災当時は住宅メーカ-勤務でした。
此処に泊まり沿岸部のお客様のサポートした
想いで深いホテルです。

 
 大体にしてホテルの脇に南部神社の鳥居があるんだもの
こんなホテル日本中探してもそんなに無いと思います。

 
 この軽ワゴン車に落語の高座から音響まで
一式を搭載してます。
 会場の環境を確認して必要な物を降ろします。
流石にホテルですので音響関係は心配ありません。
 ですから主催者様より余裕を持って早く着くことが
多いです。
 皆さん普通の講演会程度の認識はやむ得ません
九介は手間がかかってもプロ仕様の高座を皆さんに
見せる事に拘りを持っております。
 私が愛する落語を見た事が無い岩手の人々に
興味を持って頂き、落語がすきになるきっかけになればの想いです。

 
 関係者の方が見えてませんので2階の会場に高座セット
も代車をホテルからお借りして九介はせっせと汗を流します。
 エレベ-タ-につっかえて入らない高座板、一旦降ろして
また積んで--会場の設営そして着換え-打ち合わせの講演会の
講師だったら10分前に到着すれば間に合いますものね。
 ですから主催者様が紹介のおり「先生!」と呼ばれまして
すかさず私は「お願いですからその、先生だけは勘弁」と
言いましたら会場全体が大爆笑です。
 しめしめこれで会場の空気は出来上がったぞ---
ですから他の全国のアマチュア落語仲間はせいぜい毛氈と座布団
持って行けばくらいです。
 準備から打ち合わせ、そして本番、これも芸上達への最短距離
だと思っています。
 それは少々のことに動じないゆったりした心持とどんな環境とアクシデントに
見舞われても喜んで頂くとと言う九介なりの
ポリシーを持ってますもの、でも12年でゼロからまもなく200回
の高座をこなし10年過ぎて周りの先輩や芸仲間から「最近の九ちゃんいいね!」
言はれて初めて、その域に到達できるなんて夢のまた夢と思いながら
続けてきて本当に良かったと思うのとともにさらにひた向きと更にに思います。 

 
  大御所と言はれます皆さん、桂文枝やさんまさんとか皆さん芸とお客様に
笑って頂くことにとても真摯で徹底している方多いです。
 アマチュアが少し笑って頂けるようになったその瞬間が九介は勝負と思って
己に言い聞かせてます、決して慢心するな、新たなスタ-トなんだと--------
 俺の芸はどうだい--笑ってくれるのは当たり前と思ったときからお客様の心に
何かいやらしいな見たいな、笑っていても思う物、そして技術はありますから
拍手は頂けますが減り始め、依頼も微減傾向になり更には気が付けば見向きも
去れなくなる--そんな世界です。
 同じところから2度目の依頼が来るようになったら本物かな-そうなりたい
 簡単なのね--プロもアマもギャラも関係ないんですよ。
面白いか、面白くないか、しかないんだなと思うこの頃です。
 毎回ビデオにとり芸もですが慢心しないようにしてます。
今日も派遣先の県庁職員に頼んで最前列にカメラあります。
 今日は謙虚である為にするルーティンです。

 
 一番依頼の多いタイプの落語の依頼です。
俗に言います市町村が企画します老人大学です。
 どこの会場も男性の参加者は少ないんです。
今日は高座からお越しの数少ない男性陣にエール
送らせていただきました。
 途中で携帯の着信音それも長い、こんな時も慌てず
本人がパニックになってますので温かく見守ります。
 流石に隣の方と周囲に聞こえる会話をなさったかたには
「恐れりいりますが-会話は御遠慮願います。」と高座から
お願いしました。
 失礼なんです--誰にって--私にじゃないです。
他の参加者の皆さんに失礼な事なのです。
 今日は特殊詐欺撃退落語、そして初めて九介が
拵えました新作落語、最後は古典の阿武松緑之介
という能登出身のお相撲さんの噺で締めました。
 同じく震災に見舞われた皆さんにエール込めて
参加者皆さんにも思いを共有したくてこの作品を
選びました。
 皆さんしっかり受け取って下さいました。
こんな時に落語初めて良かったな--俺いつポックリ
死んでもいいや---幸せです。

 
 道の駅、風の丘にてトイレ休憩
この風車、回ってるとこ見た事ないな--

 
 宮守あたりのひまわり畑--このところ雨の日が多くて
日曜日の神子田の朝市の天気がきがかりです。