いいもの
バンドの新しい音源がでます。製作、録音は全部自宅の押入れでやるのですが、今日はその音源の最終確認をしてきました。人混みの中を歩いたり、電車に乗ってみたり、コンビニの中をウロウロしてみたり、街中で体操をしてみたり、、最終確認は外を歩きながらやる。同じ曲なのにいつも違うく響くから、出来るだけ、どんな場面でも、違和感のないようにいてほしい。そうやって、まずは笑っちゃうくらい、最大限の自己満足を、目指すわけです、笑
16日の、今回の発表で本当に見てもらいたかったのは映像や、artworkでした。自分がいいと思うもの。それらを作っている達人に力を貸してもらいました。まるで格さん助さんと一緒に歩いているような、ちょっとした無敵感です。ものすごくいいものを渡してもらいました。
僕には作れな、いいいものがある。
ドラムも、ベースも、ピアノも、
絵も、映像も、そう。
でもこの世界なはそれが出来る仲間がいる。
出来なくて落ち込んで、それでも進んで、探して、やっと辿り着く、一区切り地点で、気付くのは、僕にしか出来ないものが確かにあるってこと。
それを目一杯やろう。
プラスアルファ
いつか、simple storyというバンドが終わりを迎えた日。そこから無気力の日々を長いこと過ごした。ギターも弾かない、歌も歌わない。そんな日々を知らなくて、何をしてたのかな。モヤモヤで、あんまり覚えていない。ただあの頃の自分の心にはごっそり抜けた大きな空洞があった。やりたかったこととか 描いていた未来を無くしてしまった、抜け殻だ。
”アルファ”はその空間に想いを注ぐように、抜け殻野郎がやっとこさで書いた曲でした。
きっかけはSNSで君の動向を知ったこと
「田舎から出て、都会で服を売る仕事をしたい」
「実家を出て一人暮らしをしたい」
「歌を歌いたい」
「仕事を辞めて世界を旅をしたい」…。
いろんな想いとか言葉を観て、ベットに仰向けのまま砂川は思ったのでした。もう応援する歌を作ろうと、勝手に思ったのでした。机に向かって、すわったのでした。そこは、無限で自由なのでした。一行一行書くほどに浮かぶ顔があって、どの言葉が響くのかな?って。自分勝手に思い浮かべて、それはそれは長い時間がかかって、ひとり書いたのでした。
あの日々からすごく時間が経った。
君は都会で洋服を売って、君は東へ旅に出て、君は田舎を出て一人暮らしを始めて、君は店長になっていて、君は歌を歌い始めて、自分を探しに出かける、、君は変わっていた。
あの頃、深く悩んだ事も忘れてしまうくらい今を生きる。また新しい悩み事があると言う。大丈夫。それも乗り越えていける。君は自分と似てる。自分はまたバンドを始めたんだよ。
アルバム”藍の周波数”がみんなに届くまでもう少しです。毎日がレコーディングで、まだ製作は続いていますが、自分の想い、音、メロディ、言葉、今の最大最大限を詰め込みました。
いつも一方通行なんだよな。
でも、ほんの少しでいい。
君のプラスになればいいな。