<卒園2日前の話>
昨日のお迎えの時、
卒園までラスト2日というところで
私の失敗で、息子に悲しい思いをさせてしまった。
内容だけ聞くと、
そんなたいしたことないように聞こえるけど
私と息子の中では、
数日前から約束していたことで、
息子はそれをとても楽しみにしていました。
何かって言うと、
保育園のお迎えの時に
犬のコンパス(とできればお姉ちゃんも)を連れて行くという約束。
最終日の前日に約束していたんだけど、
色々とタイミングがあって
大人の都合で勝手に卒園最終日に
変更してしまった。
軽い気持ちではなく、
私なりに、
息子がいつものお友達と帰れる曜日、
時間、他のメンバーもめっっちゃ考えて、
悩みに悩んで、
よし、変更しても問題はないはず！
と決めたけれど。。。
お迎えに行ってみて、
結果的に「あー、やっぱり今日にしたら良かった…」という絶好のタイミングを外してしまい。
息子にとっては、
とんでもなく残念で悲しかったと思う。
すでに数日前、息子の希望でお父さんとコンパスとでお迎えに行っていたけど、
卒園前や進級の関係で他のクラスと遊び時間が調整され、タイミングよくお友達とは会えず、コンパスも見せてあげられなかった。
息子は何も言わなかったけど、
おそらく園庭遊びの時間のお迎えに
お友達と一緒にわーわー騒ぎたかったんだろうなぁ、という気持ちを察し。
もう一度コンパス連れて行こうね、
みんなと会わせてあげようね、
今度はお姉ちゃんも一緒にね。
と話していたところ。
そして、
それは最終日の前日(2日前)と約束していたのに。
・・・
当日、息子はとってもとっても楽しみにしていました。
あまり口に出さなかったから、
その時まで分からなかったけど、
まだかまだかと待っていたんだと思う。
お迎えに行って、今日はお母さんしかいないと分かった時の顔を、私はきっと忘れないと思う。
ちゃんと予定通りの日に行ってあげたら良かった。
息子は保育園で、初めて拗ねて、
初めて泣きました。。。
保育園を出る2日前に。
最後の最後に。
今まで保育園で一度もそんな姿見せなかったのに。
泣いて拗ねる息子は、
優しい男の先生に抱っこされ、なだめてもらって
なんとか園の外に出たものの、
結局、気持ちが切り替えられず。
同じ時間にお迎えだった
いつものお友達二人とは、もぅ帰らないと言って
一緒には帰れなかった。
その姿を見て、ほんとに悲しくて悲しくて。
申し訳なくて。
どうしてこんなことになったのかと
時間が戻ればいいのにと、
反省して後悔して。。
どうしようもない気持ちになっていたとき。
息子の気持ちが落ち着くのをちょっと待ってくれてたお友達二人が、
大きな声で、
とっても明るい声で、
「あるよ〜そんなことって、ある！ある！」
「そうそう、ぜんぜん大丈夫！」
「良くあることだよね〜
僕もしょっちゅうあるんだよ〜」
「お母さんが悪いときね！
お母さんがカレーにするって言ってしなかったときとかね！」
「ぼくなんていっつもそーゆうとき泣いてる！」
と言ってくれた。
息子を励ましてくれてるんだけど、
まるで私に言ってくれてるような言葉。
その言葉に心を打たれ、
涙が出ました。
2年半息子が一緒に過ごし、
いつも一緒にかえってきたお友達の
息子への優しい気持ちと、
その子たちが、
友達(息子)のためにこんな言葉をかけられるようになったんだという成長にも感動し、
涙涙。。
今になれば
こんなお友達ができて、息子は幸せだったなぁ、
転園してよかったなぁと思う。
けど、その時は
息子にごめんな気持ちが強すぎて、
どうにもできず。
つづく。